こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

沖縄では、台風がきましたが、大きな被害もなく、

停電などもなく、ほっとしています。

今回の台風接近のおかげで、ベランダに出ていた

植木をすべて家の中に入れました。

そのおかげで、夫がベランダの掃除をしてくれたので、

身の回りが思いがけずきれいになりました。

あとは、植木の植え替えをしたり、株分けをしたり

しなければいけないのですが、やることが多くて、

ちょっとアノイング( 憂鬱 )になっています。

 

 

さて、11月の米大統領選挙も近づいてきたので、

メディアの様々な報道が流れています。

いろいろな意見が飛び交うので、

私も、トランプ氏とカマラ・ハリス氏の

大統領ディベート( 公開討論 )を

字幕なしで見てみました。

今日はこのディベートから思うことを

皆さんにお伝えします。

 

まず、前置きとして「フェア ― 公平 ― 」

ということを伝えたいと思います。

 

私は度々、裁判所のお仕事をさせていただくことがあります。

このお仕事をさせてもらってよかったことは、

フェア( 公正・公平 )という視点を

学ばせてもらっている、ということです。

ここから考えると、今回のディベートには

フェアでない点が多くみられました。

 

それは次のような点です。

 

1. 暴動に対する質問

2. 政策の有無に関する質問

3. 数字とタイムマネジメント

4. 放送局の色

 

 

ひとつずつコメントします。

 

1. 暴動に対する質問

まず最大のアンフェアな点は次の質問です。

(以下、実際の英語表現と多少異なっているかもしれません)

司会者からトランプ氏への質問です。

「(元)大統領、2021年1月の連邦議事堂

襲撃事件について、あなたは後悔しますか?

(何か後悔することはありますか?) 

トランプ氏は当然ながら、自分は関係ない、

自分はこの暴動を起こしていないと答えました。

司会者は二度、同じ質問をトランプ氏にしました。

私はこれを聞いて、これはとても不公平だと思うのです。

もし、この質問をトランプにするのなら、

同時にカマラ・ハリスに、次の質問をしなければいけません。

「あなたは、2024年の7月と9月の2度にわたる

トランプ氏の暗殺未遂について後悔していますか?

何か後悔することはありますか?」

当然ながら、カマラ・ハリスは、自分は全く関係ない、

と答えるでしょう。

それはテロリストの仕業だ、あるいは、

トランプが自分に注目を集めるための狂言だ、

と答えるでしょう。

同じ理由、理屈はトランプ氏にも成り立つのです。

実際に多くの負傷者をだしている、

社会を混乱させている、という点では二つの事件

( 連邦議事堂襲撃 と トランプ暗殺未遂 )

は同じでしょう。

公平の観点から同じ質問を

両候補者にしなければいけないのです。

 

2. 政策の有無に関する質問

司会者は一番最初の質問として、カマラ・ハリスに

「4年前と比べて今の経済が

よくなっていると思いますか?」

という質問をしました。

カマラ・ハリスはこれに答えていません。

オポチュニティー経済( 機会を均等に与える )

ということを述べるだけで、自分の任期中の

政策の結果・成果・対策を答えていないわけです。

 

一方、トランプに対しては、

「オバマケアに対して何か政策はありますか?」

と質問しました。

トランプ氏は、オバマケアがどういうもので、

それを引き継がなければいけなかった箇所を

説明したのですが、司会者は、

トランプ氏の回答の後に、

「では、あなたは何も政策はないのですね?」

とダメ押しをし、トランプ氏の無策を

強調しているように見えました。

トランプ氏は、

「政策はある」と言っているのですが、

それを遮って、司会者が「次の質問に」

と言っているように見えました。

政策を問うのであれば、現在のインフレ打破、そして、

カマラ・ハリス氏が強調している多額の住宅補助を行う、

そして財政難がおきる、同時にインフレも深刻化する、

それをどう対処するのか、どういう政策があるのか?

これも問うのがフェアだと思います。

 

3. 数字とタイムマネジメント

司会者の質問について、ハリス氏が答える時、

トランプはこんなことをした、こんな恐ろしい

( 非常識な政策をする )というコメントがきます。

トランプとしては、司会者の質問に対して、

まずハリスのコメントを否定します。

この否定で自分の時間(1分 )を使ってしまい、

自分の政策を十分に述べられないのです。

その結果、極端な結論だけを言う、

というディベートのスタイルになります。

それ以前に、トランプ氏は

自分の支持基盤(労働者・中産階級)に訴えるために、

単刀直入、ずばずば結論だけをいう、という

弁論スタイルをずっととっているように思えます。

しかし、今回は、このトランプ氏の弁論スタイルが、

見事に逆手にとられているように見えました。

 

4. 放送局の色

このディベートが行われたのは

アメリカのABCという放送局です。

親会社はウォルトディズニー社です。

当社は民主党支持で、カマラ・ハリス氏に

多額の政治献金をしています。

このようなところから考えても、

このディベート自体がもともとアンフェアなのです。

ABCとハリス氏の間で、事前に質問と答えの

すり合わせや、もしかしたらQAのリハーサルの

ようなものも行っていたのかもしれません。

 

私は、フェアという意味では、

上記のような違和感を持ちました。

民主党側( カマラ・ハリス側 )はトランプ氏のことを、

民主主義の敵、独裁制で民主主義を破壊する、

ということを非難していますが、

今回のディベートの内容、進め方はあきらかに

民主党側のアンフェアな面がいくつかみられました。

 

これをみると、本当の民主主義とは何か

と思うのです。

 

前々回の選挙( トランプ氏勝利 )の際には、

日本のメディアも同じような論調で、

「トランプ=民主主義の敵」という報道をしていました。

そして今回も、日本に限らず、

他国の主要メディアも同じような論調の

「主要メディア」が多くあると思います。

 

今回は、このようなディベート( 公開討論 )から、

本当の民主主義とは何か?

フェアとは何か?

を考える良い機会ではないかと思います。

 

日本のメディアもこのディベートの内容を取り上げて

ハリス勝利といっているのでしょうが、

事実を見る目を養う、

という意味で重要な点ですので、

お伝えさせていただきました。

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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