こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

最近、あるきっかけで、中島みゆきの「かもめはかもめ」を聞きました。

私は、20代、30代の頃中島みゆきさんの曲をずいぶん聞いたような気がします。

この「かもめはかもめ」は、研ナオコさんが歌った曲ですが、作詞も作曲も中島みゆきさんです。

Youtubeはこちらです。

今の自分が、これを聞いてみると、恋愛がうまくいかない女性の原因が集約されているような気がしました。

これは、人間関係がうまくいかない方の原因解明にもなるかと思います。

 

箇条書きにすると、次のようなことです。

1 何が問題なのか、考えてみたか?

2 孔雀や鳩になる必要があるのか?

3 素直になりたいのか?

4 拗ねて八つ当たりしていないか?

5 承認欲求を他人で満たそうとしていないか?

6 カモメを一番認めていないのは誰か?

7  クレクレ星人になっていないか?

 

これは、私が勝手に解釈する内容ですので、実際の歌詞に込められた思いや歌の背景とは異なっていると思います。

書いていて思いました。

なるほど、20代の自分、アラサーの自分はもてなかったわけだよな。

恋愛で苦労していたわけだよな、と思います。

時々カラオケでこの歌を歌って、歌の内容に共感していました。まさに自分は、このカモメのようにメンタルブロックの塊だったのです。

ひとつずつ説明していきますね。

 

1 悩みの本質を具体的にしたのか? 何が問題なのか、考えてみたか?

まず大前提ですが、自分が今、何に困って、どうなりたいと思っているのか、考えてみましょう。

この「かもめはかもめ」の場合は、カモメは、何に困っているのか、ということです。

恋人ができないことでしょうか?

自分が思う相手に、すでに彼女がいたということでしょうか?

それとも二股をかけられて、恋人が恋敵のほうに行ってしまったのでしょうか?

それとも、自分の容姿や性格を変えたいのに変えられないということでしょうか?

様々な方のお悩みをお伺いしますが、その8割位が、「悩みの内容を具体的にできない」というお悩みです。

このような方の潜在意識を掘ってみると、次のようなことがわかります。

悩んでいる自分が好きだったり、

悩みがないと人から注目されないと思っていたり、

悩んでいるから、人が話を聞いてくれる

と思っていたりします。

つまり、悩みの原因を自分で作り出して、自分が好きで悩んでいるのですね。

 

このような事実をお伝えすると、クライアントさんは愕然とされることが多いです。

けれども、悩みの根本は自分で作っている、という考えが、少しは頭の中にインプットされますので、ご自身の行動を変えていくきっかけになることがあるようです。

 

2 孔雀や鳩になる必要があるのか?

この歌詞でも歌っているように、私はカモメだから、孔雀や鳩にはなれない、ということをカモメは嘆いているのです。

そしてまたまた、そもそも論なんですが、カモメが、孔雀や鳩になる必要があるのでしょうか?

何のために、孔雀や鳩になるのでしょうか?

自分の理想の男性から愛されるためでしょうか?

ご自身が理想とする男性は、本当に孔雀や鳩を求めているのでしょうか?

このような方の心を掘ってみると、自己否定のキーワードが出てきます。

自分は愛されない、

自分がこの世に存在してはいけない、

という思いがあるので、無意識のうちに、孔雀マニアのような男性のところに行きます。

そして、自分は孔雀が好きだという事実をこの男性から突きつけられ、ほらね、やっぱり私はカモメだから愛されない、という現実を作っています。

この女性の大もとにある「自分は愛されない」というブロックを緩めると、自分の目の前で起こる現実が変わってきます。

さらに大切な事は、ここです。

「誰もかもめに、『孔雀や鳩になれ!』とは言っていない」

ここ、とても大切なところだと思います。

かもめの周りにいる誰も、カモメに、どうしてお前は孔雀じゃないんだ?

どうして鳩じゃないんだ?

とは言ってないはずです。

けれども、カモメは自分自身で、

やっぱり私はあなたから愛されないのよね。綺麗な孔雀じゃないし、

人懐っこい鳩でもないから。。。

と思い込んでいるわけです。

これも、自分の中で、「誰も私に、『私のままでいてはいけない』とは言ってないんだな、ありのままでいていいんだな!」と気づくことで現実が変わってきます。

 

3 素直になりたいのか?

あなたの望む、素直な女には最初からなれないと歌っています。

そもそもこのかもめちゃんは、素直になりたいと思っているのでしょうか?

不器用で、意思表示が下手、あまのじゃく

そんな人、職場でも家庭でもいませんか?

そういう人でも世の中に存在しているわけです。

「そうか、素直でなくてもいいのか!」と思うと、心の中の執着が少し取れますので、結果として素直な行動ができることがあります。

あんな風に素直な女性になりたいな、と思ったら、その女性を真似していけばいいのです。

「そんなこと私にはできない」、と思うのであれば、なぜできないのか?

自分の心が引っかかってるところを探していけばいいのです。

そのこだわりを見つけてあげれば、こだわりの蓋は簡単に開けることができます。

素直になるかどうかは、自分の意思次第です。

素直になれないと思っていたら、一生なれません。

UMIのカウンセリングではブロック解消をします。

ブロック解消の作業でやる、「感情の解放・書き出し」はとても効果があります。

4 拗ねて八つ当たりしていないか?

ここまで、歌詞をおってきてわかったことがあります。

かもめは結局「すねているだけ」、ということです。

誰が劣っているか優れているか、

誰を愛するか愛さないか、

それは相手の男性の自由です。

その相手の男性の好みと、自分が人間として認められるか認められないかというのは全く別の話です。

相手の好みを尊重しないで、自分が拒否られた(と思い込んでいる)から、いろいろな理屈と理由を考えて、すねて愚痴を言っているのです。

どうせ私は孔雀みたいにきれいじゃないですよ。

鳩みたいに可愛くなりたくても、できませんよ。

すいませんね、かもめで。。。

悪かったね、私はカモメで。。。

誰もそんなことを言っていないのに、

勝手に決めつけて、

自分1人ですねているわけです。

 

5 承認欲求を他人で満たそうとしていないか?

「カモメはカモメだから、ひとりで海を行くのがお似合い」と歌が続きます。

ここについては、ちょっと考えると、

「かもめちゃんは、他人に認められてもらおうと思ってないか?」という疑問が湧いてきます。

私はどうせ、愛されない。

生まれつき孔雀でもないし、

生まれつき鳩でもないから

そんな私でも人から愛されたくてしょうがない

けれどもそんな事は言えない

この悲しみと辛さ、やるせなさを抱えて、このまま生きていこう

一人で海を渡っていくのさ、ヒュルルル。。。

感情を抱えてこのまま生きていこう

誰かが私のことを、少しでもわかってくれればそれでいいから

こんなニュアンスが感じ取れるのです。

これは自分を認めて欲しい、

自分をわかってほしい、

この欲求を他人で満たそうとしているように見えます。

人の悩みの多くは、この承認欲求です。

私自身も持っていたのでよくわかります。

こういう自分を認めて欲しい、わかって欲しいという欲求です。

けれどもこれは、いくら他の人が認めたところで、根本は解決しないんです。

なぜならば、自分自身が自分を認めていないからです。

 

6 カモメを一番認めていないのは誰か?

既にお話ししましたが、カモメを一番認めていないのはかもめ自身なのです。

かもめの潜在意識は、かもめ自身にこう語りかけます。

お前が振られるのは当たり前だ、

お前の容姿をよく見てみろ、

そしてあの孔雀と比べてみろ。

お前にあんな美しい羽はないだろう。

お前にあんなきれいな冠はないだろ。

いいか、お前は醜い、存在価値などないのだ!

こういう内なる声が聞こえるので、カモメは比べる必要のない相手と自分を比べ、自分で自分を傷つけているわけです。

自分を一番認めていないのは、自分自身、これも大変ショックな内容かもしれません。

けれども、自分の中で感情を解放していくと、この事実が少しずつ受け入れられるようになります。

そして、内なる声の大もとを癒すことができます。大もとを癒すと、こうした内なる声が聞こえなくなります。

大もとを癒すには、少しずつ感情を解放していくことです。

 

7  クレクレ星人になっていないか?

これは、言い換えると、かもめが「奪う意識」をたくさん持っていないか?ということです。

既に自分に与えられているものに気づかないで、次から次へと、あれがない、これがない、あなたはこうだからダメ、私にこういうことしてくれない、と自分に与えることを周囲の人に要求し続ける人、これをクレクレ星人といいます。

「大空をなくしてでも欲しい愛」と歌われています。ここから、かもめは、愛されること、愛に対する欲求がとても強いのだなと思います。たとえ自分が飛べなくなったとしても、愛が欲しいと思っているわけです。

という事は、自分にこれまで既に与えられている愛には、かもめちゃんは全く目を向けていないのではないか?と推測できます。

例えば、

自分が餌を取りやすくするために、浜辺に寄せられる波

自分の羽に、気持ちよく降り注ぐ太陽

あるいは、自分の行き先を頼りにしてくれる漁師たち

これはすべて、カモメに向けられている愛情です。こうした愛情の中には、とても大きなものもあるでしょう。

けれどもカモメは、「私が欲しいのはこんなんじゃないのよ、これは愛じゃないのよ!!」と受け取り拒否をしているわけです。

そうすると、

「自分に与えられているもの」に気づかずに、

「自分に与えられていないもの」が気になってしょうがなくなります。

こうして、与えられていないものを常に探して求め続ける、「クレクレ星人」が完成するわけです。

男性からすると「勘弁してよ」と言いたくなるでしょう。

自分が出している愛情表現に気づかない、いつもダメ出しをされ、さらに愛情をくれといわれる、まぁこれだと、誰でも嫌になるなぁと思うのです。

カモメは自分が愛されないと思っている。

その理由は、

私は孔雀じゃないしい、

鳩でもないし、

ましてや素直な女じゃないからさぁ

と勘違いしてるわけです。

けれども、男性が愛想を尽かす理由は、容姿や性格の可愛さではありません、本当はこうした、クレクレ星人だからだ愛想をつかすのだと思います。クレクレ星人と付き合うと、男性のエネルギーがものすごく奪われるのです。

さて、まとめますと、恋愛がうまくいかない理由は次の7つです。

1 何が問題なのか、考えてみたか?

2 孔雀や鳩になる必要があるのか?

3 素直になりたいのか?

4 拗ねて八つ当たりしていないか?

5 承認欲求を他人で満たそうとしていないか?

6 カモメを一番認めていないのは誰か?

7  クレクレ星人になっていないか?

 

この曲を作ったときの中島みゆきさんは、

このような思いを持っていたのかもしれません。

あるいはこのような思いを持つ女性の心情を描こうとしていたのだと思います。

もし、30年以上前の中島みゆきさんが、

よし自分は素直な女になろう、

しっかり恋人を作って、幸せな人生を歩もう、

と決意したとします。

そうすると、このかもめのメンタルブロックになっている、感情の解放を進めるわけです。

感情の解放を進めていくと、悩みはすべて自分が作っていたと気づくわけです。

そして、おおもとの感情、

「どうせ私は愛されない、これほど強く愛されたいと思っているのに」という思いがなくなります。

そうすると、この「かもめはかもめ」という歌は、あるいは生まれなかったかもしれません。

けれども、愛に気づいた喜びの歌、女性のメンタルが解放されるメッセージ、等が次から次へと頭に沸いてきて、みゆきさんの曲の調子もどんどん変わっていくのではないかと思います。

以前のファンとは、ファンの層が違ってくるでしょう。

けれども、みゆきさんは、男性から愛されて、女性として幸せな人生を歩む、そして音楽で自分を表現する、こんな「全てを手に入れる人生」が送れるようになっていたかもしれません。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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