こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「『善行を積む』ことが大切です。

中国の言葉にも、「積善の家に余慶あり」とあります。

これは、なるべく多くの善行を積むということです。

善、良きことを積んでいく、

つまり、陰徳を積んでいく家には、

必ずラッキーが舞い込んでくるという意味ですが、

良きことを行い、良きことを思い、陰徳を積む。

我々はよく『徳のある人』、『人徳のある人』

と言うふうに、徳という言葉を使いますけれども、

徳とは何なのか。簡単に申しますと、

徳とは利他の心を持っているということです。

他を慈しみ、思いやり、助けてあげる。

そういう思いを持っている人、

そういうものを実行する人、

そういう人が徳を持っている人になります。

高潔な哲学、思想を持っているから

徳が高いと言うのではありません。

人のために世のために尽くすことを

生涯の規範にしてらっしゃる方、

そういう人が徳のある人なのだと思います。」

 

今回の稲盛氏のお言葉は

稲盛ライブラリーから転載させていただきました。

年のはじめにあたり

善行と陰徳ということを考えてみたいと思います。

稲盛氏がこれをとても大切に

考えていらっしゃる理由は次の3つです。

 

1. 悪い現実を作らないように(悪因悪果)

2. 他力を得るため

3. 自分の魂を磨くため

 

 

ひとつづつ説明します。

 

1. 悪い現実を作らないように(悪因悪果)

「私はいつも社内で

『よきことをすれば必ずよい結果が生まれます。

商売でもそうなのです。

がめつく商売をすればいいというもんじゃないんです』

と言っているものですから、20ドルだった

AVXの株を32ドルで買収してあげました。

私は弁護士の反対も押し切って、

他にも、会社を買うなら向こうの方々にも

喜んでもらわなければうまくいくわけがないと、

相当によくしてあげました。

その結果、日本の企業が全部大損をしている中、

京セラだけがたいへんな利益を得たわけです。

この事実を例にして、私は社内で

『思念は業をつくる』、

『思念は必ず実現する』という話をしました。」

→ 上記は、京セラがアメリカの企業を買収した時、

稲盛氏が説明した内容です。

私は、海外とのビジネスのやり取りは

とても難しいと思っています。ですが、

相手が何を望むのかを適切に判断し、

相手に花を持たせるやり方を考える。

どうすれば相手に気持ちよく

合意してもらえるか考える。

そしてさらに、

この行動が相手のために本当にいいのかどうか

( 大善となるのかどうか )を考える。

このようなことが大切だと思いました。

自分で、もう一度、何が良くなかったのかを

しっかり考えて、取り組みたいと思います。

 

2. 他力を得るため

「私は、帆を張って他力の風を待つときの、

その帆を張るという行為が、

自分の心を美しい心に磨いていく営み

そのものではないかと思います。

考えてみればこの世の中に自力でやれることは

そう多くありません。

他力を受けなければできないことがほとんどです。

けれども、他力を受けるためには

自力で帆を揚げなくてはいけない。

その帆を揚げる作業とは、

自分自身の心をきれいにして、

利己まみれの心ではなく、

『他に善かれかし』という

美しい心にすることです。

つまり利他の心を持つということです。」

→ 他力本願であっては、

人生もビジネスもうまくいかないと思います。

けれども、人事を尽くすことは大切だと思います。

知恵をしぼり、

自分達がもっているものを最大限に活用し、

誰にも負けない努力を綿々とつづける。

こうした行動が大切だと思います。

「神様がみていて思わず手を差し伸べたくなるほど」

地味な努力をひたむきに繰り返す、

このようなことが大切だと思います。

 

3. 自分の魂を磨くため

「自分の心を磨く、心を高めるためには、

お釈迦さんが説いておられる六波羅密の

教えを守ることが一番よいのですよ、

ということもいってきました。

『布施』、『自戒』、『精進』、

『忍辱』、『禅定』、『智慧』、

という六つの修行をすることによって

自分の心を磨くことができますし、

心を高めていくことができます。

素晴らしい『善き思い』を

常に心に抱き続けられるようになります。

『布施』とは、他人さまに施しをするということです。

他人さまに善きことをしてあげる、

人助けをする。これは利他と同じです」

→ 人間や動植物、この世に生をうけたものは、

心と魂を磨くために生をうけたのだと思います。

ですから他を喜ばせることができると、

自分の幸せを感じるように

自然にプログラムされているのだと思います。

アフガニスタンで現地の人々を助けた

医師の中村哲先生のお言葉です。

「なぜ、お医者さんが

井戸を掘って用水路を開くのですか?」

と聞かれて、

「道で倒れている人がいたら

手を差し伸べる ー それは普通のことです」

とおっしゃっています。

家族や仲間、友人・知人、

そしてお客様に喜んでもらう、

これができると私たちは幸せで満たされます。

こうした自分の幸せが、行動の原動力になります。

こうした利他のサイクルを

回していけるように頑張ろうと思います。

 

 

さて、まとめますと、

悪いことが起こらないようにするため、

思いがけず他力を得るため、

そして自分の心と魂の幸せのため、

利他業を積むことが大切だと思います。

私はまだまだ、できていませんが、

反省を繰り返し、自然と無意識のうちに

利他業ができるようになりたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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