こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「いまだ、かつて遭遇したことの
ないような環境に置かれても、
判断を誤ってはいけません。
経営者は、世間一般の道徳に反することなく、
『人間として何が正しいのか』という判断基準で
物事を判断していかなければならないのです。
つまり、どんな時代になろうとも、
『人間として正しいものは何なのか』
ということを基準として判断をしなければならない、
それを私は『原理原則に従って判断する』
といっているわけです。」
この言葉は、
どんな時代でも、
どんな非常事態でも、
経営者が見失ってはならない
「判断基準」の中心( コア )となるものです。
稲盛氏がここで語る「原理原則」とは何か。
それに従わないと、どんな結果が待っているのか。
今回は、この問いを私自身の体験も交えながら、
考えてみたいと思います。
「原理原則」とは次のようなことだと思います。
1. 人間として正しいこと
2. 筋が通って道理にあうこと
3. 世間一般の道徳に合うこと
具体例をあげながら、説明していきます。
1. 人間として正しいこと
「『能力があり、力があり、
そしてある種の権力と地位を得ると、
それを自分の都合のいいように使ってしまう。
その人には自分を規制する倫理観、
自分を規制する判断基準、
そういうものが欠落している。
それがなぜかというと、
企業のなかにそういう哲学がないものだから、
何をしていい、何はしてはならない
というルールがない。
だから、企業の中に何はしてもいい、
何はしてはならないという
判断基準となるべき哲学がいるのですよ、
と言い、その判断基準となるべき哲学というものは、
なるべく純粋性の高い、高邁なものを持つのです、
ということを幹部たちに話をしました。』」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ この項目は、世界的に見て、昔も今も、
一つのことを指している、と思います。
それは、「お金を判断基準にしない」ということです。
欧米を中心とした社会の、唯一共通の判断基準は、
「お金が全て」ということです。
お金を持っているものが一番偉い、
お金を持っているものが武力を有する、
そして武力で他を制圧する。
残念ながら、これがまかり通っているのが
世界の中心となる国々です。
お金を中心としているところには、
長期的な繁栄はありません。
これに気づき、物事の原理原則に従い、
人間として正しいことをやっていく、
これが、会社を経営する上でも、
自分の人生を素晴らしいものにするためにも、
とても大切だと思います。
2. 筋が通って道理にあうこと
「『人間として正しいこと』とは、
西郷がいう『天』のことであり、
西郷は『敬天』という言葉を通じて
『天』が指し示す正しい道を
実践していくことの大切さを説いていました。
そう理解した私は、
『自分が一生懸命考えたことは
幼稚なものだったかもしれないが、
決して間違っていなかった』
と強く感じました。」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ ここでいう「道理」とは、
宇宙の法理法則と言い換えることが
できるかもしれません。
水は高いところから低いところに流れます。
噴水のように何らかの圧力を加えなければ、
水が下から上に吹き上げることは無いのです。
宇宙に流れている氣や法理法則を理解する。
そのためにも合気道は役にいたします。
合気道を学ぶことで、
自然とは何なのかが分かります。
自然がわかると、
「無理なこと」、「道理に合わないこと」
がわかってきます。
世界に流れ、蔓延している、
「本当の無理」や「道理に合っていないこと」
が見えてくると思います。
3. 世間一般の道徳に合うこと
「正道を貫いていけば、困難に遭遇するのは常である。
しかし、いかなる艱難(かんなん)に遭おうとも、
正道を貫いていくことが必要なのだと、
西郷南洲は言っているのです。。。。
肩肘張って、常に堅苦しいことばかりを言っていると、
必ず周囲から謗(そし)られることになります。
しかし正道を行く者は、
そういうものに決して負けてはならないのです。
正しいことを貫いていこうとしても、
『それはいいことだ』とは
誰も言ってくれはしません。
必ず誹謗中傷し、妨害する人が出てきます。
しかし、それでも正道を
貫いていかなければならないと、
西郷南洲は言っているのです。
つまり、堅苦しい生き方をしたのでは
世間が狭くなるから、
要領よく周囲に迎合しながら、
うまく世渡りをするべきだと、
松風工業時代の先輩が教えてくれた
『世渡りの術』のような、
安易な生き方をしてはならないということです。」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ 国や文化が違い、宗教が違えば、
道徳の考え方も違ってきます。
けれども、この道徳は、
自然に照らし合わせて考えると、
文化や宗教的な背景を超えて、
普遍的な道徳が導き出されるように思います。
例えば、自然界では、女性という存在は子孫を産み、
育て、はぐくむ存在です。これが自然な姿です。
また、人間という生き物は、家族を作り、
家族が基本になって次世代を作り、
群を作っていきます。
ですから、この女性のあり方や、
家族を根本から破壊していこうという考え方は、
やはり原理原則に反していると言わざるを得ません。
さて、まとめますと、
稲盛氏が言っている、原理原則に従うとは、
宇宙の法理法則に従い、
一般的な道徳に合っている、
人間として正しい道
と言えると思います。
私は、20代から40代にかけて、
欧米の思想や考え方の影響を強く受けていたので、
このような原理原則が分かりませんでした。
けれども、今は、
この原理原則の意味が腑に落ちます。
この先も大切な原理原則を見失わないように、
フィロソフィを繰り返し
学ばなければいけないと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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