こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、合氣道大家で、

山蔭神道宮司でいらっしゃった

佐々木将人先生*の著書、

「人生山河ここにあり」から、

標記テーマをとりあげたいと思います。

佐々木氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

佐々木先生は学生たちをつれて

富士山に登りました。

「頂上で一休みした後、やおら下山し始めた時、

気が緩んだのか、九合目で二人の学生が転倒した。

人生も登り詰めた時が危い。

往々にして傲慢となり、つまずくものである。

前もって下りは楽だといっても、

決して走るなと注意していたのだが、

後の祭りである。」

 

佐々木先生は、この時に、

この「まさかの坂」ともいえる、

緊急事態を乗り越えたのですが、

その際、リーダーがどのような心構えで、

どのような対応をとるのか、

これについて佐々木先生は

次のように語っています。

 

1 精神状態を冷静に保つ

2 最悪を想定し、考えられる対策を取る

3 教訓を最大に生かす

 

 

ひとつづつ説明します。

 

1 精神状態を冷静に保つ

佐々木先生のお言葉

「一人は膝を打ち、

骨が見えるほどの大怪我をした。

心の内では『しまった!』と叫んだが、

顔には出せない。

驚いても間に合わないと、

自分自身に言い聞かせながら、

あえて態度も悠々と、

顔面蒼白になっている学生に向かって、

『この白く見えているのは脂肪であって、

骨ではないよ。まぁ、軽症でよかった。

ちょっと歩いてみろ』

と実際に立たせて、二、三歩、歩かせてみた。

これで本人も安心したようだ。」

 

(当方のコメント)

→ まずはここが大切、と言いたいところですが、

この精神状態を保つことが、

実は一番難しいのです。

「まさかに備える」、

余裕を持って行動する

というのはわかりますが、これは、

この非常時を経験したものでないと、

わからないことだと思います。

 

佐々木先生の師、中村天風さんの師匠で、

昭和の豪傑といわれている頭山満氏は、

暴漢に拳銃を突きつけられたとき、

ゆうゆうとタバコをふかし、

「驚いても間に合わない」と言ったそうです。

これは、常に死を意識した生き方を、

それまでの間にやってきている、

ということだと思います。

常に最悪を想定し、そこに向かって、

その時の自分ができる最善をしてきたのか、

ということです。

自分自身が今やることを、

毎日毎日、その瞬間・瞬間、

きっちりやってきたのかということ、

これに尽きるのだと思います。

 

2 最悪を想定し、

  考えられる対策を取る

佐々木先生のお言葉

「それから、

傷口を消毒するために、梅干しを貼り、

包帯に、私のふんどしと手ぬぐいを使った。

ふんどしの様々な使い方を教えつつ、

さらに二、三メートル歩かせてみた。

もちろん、こんな重症では歩いてはいけないのだ。

そこで、他の学生に向かって、

『そうだ、ちょうどいい機会だから、

担架の作り方を教える』

と何人かの上着を集めた。

その袖に杖を通せば、臨時の担架が出来上がる。

その上に学生を乗せて下山した。」

 

(当方のコメント)

→ ここで考えなければいけないのは、

第二、第三の事故が起こるということです。

富士山の山頂に近いところですから、

一団が遭難したら、まさに最悪の事態でしょう。

これを引き起こす大元(おおもと)が動揺する、

という心の状態です。

佐々木先生は、みんなの心の状態を

平常心に保つために全力を注いだ、

これが将たるものが、

真っ先にやることなのでしょう。

 

3 教訓を最大に生かす

佐々木先生のお言葉

「結局、3ヶ月の重症だったが、

本人も学生たちも病院に行くまで

軽症だと信じ込み、動揺することなく、

第二の事故も防ぐことができたのである。

が、本人の親御さんの気持ちを思うと、

私の心はちぢに乱れたことに変わりはなかった。

『将の将たるもの』は

常に神と共に憶う(おもう)べきだ。

浅間神社にお参りもせず、

また心に白装束もなく登った故の神の怒りか、

指導者としては、誠に恥ずべき失敗であった。」

 

(当方のコメント)

→ 著書の中では、

佐々木先生が監督をしている合気道のお稽古で、

生徒が事故で亡くなったという話がありました。

このような思いもあって、

佐々木先生は神道の神官になられたのだと思います。

心が張り裂けそうになる、

人の死に直面し、生きることに迷う、

人生に起こる四苦八苦が耐えがたい、

ここから学んだ教訓は、

将来の自分のためだけではなく、

同じように悩み、

苦しむ他の人にも役立つでしょう。

命ある限り、このような教訓を活かし続ける、

この姿勢が大切だと思います。

 

今回は、

まさかの坂に備える

というテーマでした。

常日頃、

人は本当の最悪の事態を考えることをしません。

それでも、あえて考えて、不安を具体化すること、

そして、対策をとり、

そこから教訓を得て、その教訓を生かすこと、

そしてまさかの坂が起こったら、

最悪を考えて、その時の最善の行動すること。

なかなか体験する事は難しいですが、

体験を通して活かすことが大事だと思いました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 *佐々木将人先生 
 
 昭和4年山形県長井市に生まれる。
 苦学の末、中央大学経済学部・同法学部専攻科卒業。
 防衛庁事務官を退職後、
 合気道開祖・植芝盛平翁と出会う。
 武道と人間の修行に打ち込み、合気道師範となる。
 その間、人生の道を求めて滝行、
 坐禅、「一九会」、「稜威会」と修行に励み、
 ついに人生の師・中村天風先生と巡り会い、
 師事する。
 縁あって、山蔭基央先生と結ばれ、
 山蔭神道の神官となり、上福岡西宮宮司を勤める。
 昭和52年フランス政府文化庁に招かれ、
 パリの「人間性回復道場」の神道教授として渡仏。
 同60年再渡仏。合気道指導の傍ら、
 武道、茶道、華道など日本民族の
 誇りうる伝統文化と人の道を説く
 「佐々木説法」で全国を奔走。

 

 

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