こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「なぜ私がこれほど一生懸命このような

(創造的な仕事をする)話をしているのかと言いますと、

経営者の工夫次第で会社はいくらでも変わっていくのだ

ということを理解していただきたいからなのです。

京セラは特別なのだと思う人もいるかもしれませんが、

そうではありません。誰にでもできることなのです。」

稲盛氏が、この創意工夫、創造的な仕事をするということを、

何度も強調しているのは、次のような理由です。

 

1「まさか」に備える

2 努力体質になる

3 人に喜ばれる

 

 

一つずつ説明します。

 

1 「まさか」に備える

「もし、京セラが『単品生産でも利益が出ているから』

といって、そのまま松下電子工業向けのブラウン管用部品の生産に

安住していたら、今頃はどうなっていたでしょうか。

その後しばらくして、真空管は全てトランジスタに変わり、

市場から姿を消していきました。。。

一つ間違えば今頃は、『あの時は良かったな』と

当時を振り返りながら、何か他の業種に転換を

しなければならない事態に追い込まれていたかもしれません。」

→ まさか「世界中の人が、自分の国から一歩も出れず、

旅行ができなくなる、飛行機も全く飛ばなくなる、

こんな事は起こらないでしょう」

世界中のほとんどの人がこのように思っていたと思います。

けれども、コロナが広がり、

この「まさか」という事態が起こりました。

一つの製品やサービスに頼っていたり、お客さんが

極端に偏っている状況はとても危険なのです。

まさかの事態を考えるとキリがありません。

けれども、考えて心配している時間を、

どうにかして今ある技術を、他にも役立てよう、

と新しいお客さんを探したり、この技術を使って

何か他のことができるはずだと、創造的な仕事をする、

このような行動の方が、ただ心配しているよりも、

ずっと意味があると思います。

 

2 努力体質になる 

「もともと専門の知識があったわけではありません。

また、トランジスタの時代が来て、真空管が姿を消すなど、

そのような技術変遷を予見していたわけでも何でもないのです。

ただ、現状に満足することなく、あらゆることに工夫を重ね、

新しい分野へ果敢に挑戦していったという姿勢が、

今日の京セラを作ってきたのです。」

→ パリオリンピックの柔道の団体戦の決勝は、

日本と開催国のフランスの対決でした。

阿部一二三選手は、自分よりも階級が上の選手と対戦し、

惜しくも負けてしまいました。

そして海外のオリンピックではよく見られるのですが、

柔道の判定には、疑問が残る点もあり、

また、開催国の不誠実さも見て取れるような

場面もありました。それでも、

「自分は世界中の人が、驚くほど強くなります、

『努力に勝る天才なし』を座右の銘にしています」

と阿部選手は言っていました。

これが日本人の姿勢だと思います。

負けた悔しさを噛み締めながら、

もっと良いものを作ろうと、

ひたむきに努力する、

この姿勢は、どんな時代になっても、

永遠に持ち続けていたいと思います。

 

3 人に喜ばれる

「当時、繊維業界では、ナイロンのような化繊が登場した頃です。

ナイロンは非常に強く、その製造工程では

ものすごいスピードで糸が走っていきますから、

糸が走る部分に使われている金属がたちまち摩耗してしまって、

使い物にならなくなるという問題がありました。

そこで私は金属の代わりにセラミックの部品を使うと、

この問題は解決できるだろうと考え、開発に着手しました。

こうして繊維機械にもセラミック部品が

多数使われるようになったのです。」

→ 人は、困難にぶち当たったり、単純な作業に辟易したり、

嫌なことがあると不平不満や愚痴を言います。

また、自分自身にはこのような不平不満や愚痴はなくても、

人からこのようなことを聞くと、気分が滅入って嫌になります。

ですが、実は、このような不満や愚痴には、

創意工夫や新製品、つまり創造的な仕事のヒントが

たくさん隠れています。あぁこの人は、

「このようなことに困って、嫌だと思っているのだな」

と考えると、それをどうやって改良・解決していけばいいか、

考える糸口になります。

この不都合や嫌悪感を取り除くために、

技術で解決できることがあるはずだ。

このように考えていくところから、

創意工夫、創造が始まります。

弊社の不動産の仕事も、真剣に世の中の人たちの

お困り事を助けていきたい、こう思う純粋な気持ちから、

始まらなければいけないと思いました。

 

 

さて、中小企業にとって、

創造的な仕事をすることは、とても大切です。

それは「まさか」の時に備え、

自分たちが努力体質になり、

そして世のため人のためになる

製品やサービスを作ることができる、

このような理由からです。

自分がやっている不動産鑑定、不動産コンサルティング

という仕事を別の角度で見る必要があると思いました。

気づきをありがとうございました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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