目標達成する秘訣　（フィロソフィ「有言実行でことに当たる」）

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、「有言実行でことに当たる」というタイトルで、稲盛氏が目標実現の具体的な手段をお話しされています。

「」内は稲盛氏のお言葉です。

「世の中ではよく、『不言実行』が美徳とされますが、京セラでは『有言実行』を大切にしています。

まず自らが手を挙げて『これは自分がやります』と名乗りを上げ、自分が中心となってやることを周囲に

宣言してしまうのです。そう宣言することで、周りと自分の両方からプレッシャーをかけ、

自分自身を奮い立たせるとともに、自らを追い込んでいくことによって、目標の達成がより確実となるのです。

朝礼やミーティングなど、あらゆる機会をとらえて進んで自分の考えをみんなの前で明らかにすることにより、

その言葉で自らを励ますとともに、実行のエネルギーとするのです。」

このように、自分の口から、自分の言葉で〇〇をやりますと言ったときには、

その目標が実現される可能性がとても高まると思います。その理由を稲盛氏は次の2つである、

とお話しされています。

 

具体的に説明します。

1  自分を追い込むこと

「『私はこうしたい』と公言する事は、自分自身に対する約束にもなるわけです。自分で売り上げをいくらにする、

利益をどれだけ出す、という約束は、『全うしなければならない』という責任を伴います。この責任感で自分を縛り、

物事を完遂させていく。あえて口に出すことによって、つまり言ってしまうことによって、

『約束したのだから、お前はもう逃げられない』と自分に足かせをはめるわけです。

これが成功の秘訣だと私は考えています。」

→ 自分自身を裏切らない、という事はとても大切です。同時に、自分は必ずできるはずだ、

と自分で自分を信じる、これもとても大切だと思います。その意味でも、

こうした目標をあえて口に出して人に言う、という事は意味があると思います。

2  潜在意識に浸透させること

「例えば、『今期の売り上げはこれだけにします。利益はこれだけあげます』と社員に公言する。

すると自分の言った言葉が『言霊』となって、自分に返ってきます。その言葉は自分の中にこだまして、

それを実行するためのエネルギーを生み出すのです。つまり、有言実行とは、

言葉を実行のエネルギーに変換するという作業だと私は考えています。

幹部が経営者から今月はこれだけやってくださいと言われて、しぶしぶ、『はいわかりました』と受けた場合と、

自分から進んで『こうしたい』と宣言した場合とでは、結果は全く違うはずです。

幹部も社員も自分から進んで目標公言する、そのような光景が見られる企業は、

雰囲気も明るく前向きであり、業績も素晴らしいものであるはずです。」

→ 言葉は、自分自身の潜在意識に浸透します。繰り返し、繰り返し言ってるうちに、

本当にそんなことが出来るような気持ちになります。そして周囲の人も同じように目標を口にし、

潜在意識に浸透させ、着々と実行していく、このような雰囲気が広まれば、自ら「言霊」を使って潜在意識を働かせ、

目標実現する人たちが多くなります。これは強い会社の秘訣だと思います。

まとめますと、目標達成するには、はっきりと口に出して、これをやると宣言すること です。

そうすることで、自分自身を追い込み、また潜在意識の素晴らしい力を引き出すことができます。

スタッフと話をする時も、自分自身の思いを語る時も、勇気を出して思い切って伝えてみることが大切だと思いました。

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ご縁をつないでいただき、ありがとうございます。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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