こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

集中力についてお話していました。

集中力を高める -リーダーの必須要素- その1

伊藤謙介元京セラ会長が、稲盛氏のリーダーシップについて書かれています。その中で、集中力を高めるため、何をしたらいいのか、のヒントを拝見しました。

リーダーが集中力を高める、究極の集中力を発揮する、そのヒントは下記ではないかと思います。

1 スペースを作る = 整理、整頓、清掃

2 胃脾を養う= 仕事を好きになる

3 神ごとと考える = 心の浄化

4 身近な人に氣を向ける= 心理学者になる

5 職人技・真善美にふれる= 氣に身を浸す

 

今回は4-5を説明します。

4 身近な人に氣を向ける= 心理学者になる

伊藤氏はこのようにおっしゃっています。

「人間は、なんと言っても感情を持った生き物ですから、厳しく接した後には必ず励ましが必要です。そこはメンタリティーの問題ですから、リーダーは部下の心の動きを敏感かつ正確に把握することができる、心理学者のような存在でなければなりません。実はこれも名誉会長からの受け売りです。よく『心理学者でなければ経営者は務まらないぞ』と指導されました。つまり、社員の心がどのあたりにあるのかがわかる。例えば、部下が疲れ切って青白い顔している時など、名誉会長は『今日はみんな早く帰ってゆっくり休め。納期の件は俺からお客様にきちんと話をしておくから』といったフォローをしていただきました。」

 

→ 私は身近な家族に氣を配っていませんでした。

夫と話をする時にも、別のことを考えていることが良くあります。そうではなくて、夫の心・意識に自分の意識を重ねる、これをしてみようと思いました。

相手の意識に氣を配ると、

相手が「これを話すことで、私に何をつたえようとしているのか」、

相手の「心がどのようなところにあるのか」、

相手が「どんな感情をもっているのか」に思いがいきます。

この訓練をすることが、相手の話に集中することにつながるのではないか、と思います。

 

5 職人技・真善美にふれる= 氣に身を浸す

稲盛氏は中村天風さんの言葉を引用されています。

 

「人は生きている間、いろいろなことに遭遇するが、意識を注ぎ、集中する事は少ない。一瞬、一瞬をど真剣に過ごし、何事にも注意を払いなさい」

さらに、このようにおっしゃっています。

「サラリーマン経験がある人はわかると思いますが、相談を持ちかけても、『あー、わかった。それで良い』とあしらう人がいます。しかし、どんな簡単なことも軽く扱ってはなりません。『ちょっと待て』と立ち止まり、意を注いで、ど真剣に取り組まなければなりません。。。。ところが集中することが習慣になっていると、様々な問題が起こる中で、一方ではそれを処理しながら、もう一方の潜在意識で24時間、考え続けることができます。一週間でも一ヶ月でも考えられます。だから、解を見つけられるのです。これは、普段から意識が散漫ではできません。肉体的に一生懸命であるだけでなく、頭でも一生懸命に考え続ける。常に創意工夫をし、どんな些細なことも、有意注意で向き合う。そのように習慣付けていなければなりません。」

 

伊藤氏はこのようにおっしゃっています。

「真摯に仕事に向かい、技を磨き、心を磨いてきた生き様が、一切の妥協も許さず、完璧な作業工程のもと、手の切れるような製品を作り上げ、人々に感動さえ与えるものに仕上がる。人格に磨きをかけ続けることで、さらに素晴らしい製品を作ってきたいものです。」

 

→ 一芸を極める、物事を極めた方のお言葉・態度は同じところに行きつくと思います。人間というテーマに行きつくのだと思います。このような方・このような方の作品・アウトプットに触れることで、すさまじい集中力に触れたいと思いました。氣に触れることで自分の氣が変わっていくと思います。

 

伊藤氏は闘争心・燃える闘魂を自分の中に持ち続けるために、稲盛氏が、京セラの幹部社員数名をボクシングの世界タイトルマッチに連れて行った話を例にして、このようなことをおっしゃっています。

「全員がリングサイドの席で観戦したのですが、間近でボクシングを見るのは初めてというものも多く、テレビとは桁違いの迫力にみんな圧倒されました。リングサイドですから、ボクサーの汗や鼻血まで飛んできます。パンチを打ち合う凄まじい連続音に、観客の歓声や悲鳴が重なり、参加した全員が選手たちの凄まじい闘争心を肌で感じ、それから数日間は興奮冷めやらぬといった状態でした。おかげさまで、命をかけて戦うときの闘争心や、なんとしても相手を打ち砕こうとする熱い思いなど、凄まじいまでの闘争心を感じることのできた貴重な体験となりました。」

 

→ これは「氣」にわが身を浸すということです。氣や魂は自分を取り巻くオーラになります。稲盛氏はオーラに触れるほど近い位置に、従業員の身(魂)を浸したのだと思いました。自ら集中する方の魂に触れる、これも大切だと思いました。

 

集中力を高めるために、そのヒントとして、次のことを揚げたいと思います。

 

1 スペースを作る = 整理、整頓、清掃

2 胃脾を養う= 仕事を好きになる

3 神ごとと考える = 心の浄化

4 身近な人に氣を向ける= 心理学者になる

5 職人技・真善美にふれる= 氣に身を浸す

 

これらすべての根底にあるのは、素直な心、まずは自分が変わろう、という心だと覆います。決意をして、自分で決めて、行動を変えていく、自分のチャンネル(波長)に注意を向ける。このようなことだと思います。決意をありがとうございました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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