こんにちは、
最近、私は京セラフィロソフィを読み、自分の注意力、集中力が足りないと思っています。仕事中もその仕事とは別の内容や別の事項を考えてしまいます。
このような態度が、仕事の結果にもあらわれているのではないか、と思いました。
仕事でなかなか上手くいかない。理由はすべて自分にあり、と思いました。
今回は、伊藤謙介元京セラ会長が、稲盛氏のリーダーシップについて書かれています。その中で、集中力を高めるため、何をしたらいいのか、のヒントを拝見しました。
リーダーが集中力を高める、究極の集中力を発揮する、そのヒントは下記ではないかと思います。
1 スペースを作る = 整理、整頓、清掃
2 胃脾を養う= 仕事を好きになる
3 神ごとと考える = 心の浄化
4 身近な人に氣を向ける= 心理学者になる
5 職人技・真善美にふれる= 氣に身を浸す
1つずつ説明します。
1 スペースを作る = 整理、整頓、清掃
伊藤氏はこのようにおっしゃっています。
「稲盛名誉会長は、いつも職場の隅々まで見て廻られ、整理、整頓、清掃の状態を厳しく指導されました。自分たちの働いてる職場が、きれいなのか汚れているのか、それを瞬時に正しく感じ取れる感覚が身に付かなければ、素晴らしいものづくりなどできないからです。。。最も恐ろしいのは、そこで働く社員が、『多少、外観が汚れていたって機械はちゃんと覚えているのだから、問題はないでしょう』といった感覚になってしまうことです。スポーツなどでもそうですが、見て美しさを感じるものには、余分なもの、無駄なものがありません。。。。みんなの感覚を合わせていくためには、どうしてもより感覚の優れた人を見習う、という行為が必要になります。名誉会長は、自ら指導されることで、部下の感覚を自分のレベルまで引き上げるということを繰り返されていたのだと思います。」
→ 改めて、掃除・環境を綺麗に整えることの大切さを考えます。「快を感じる感覚」を磨くこと、自分の心地よさに目覚めること、を思います。自分に罰を与える、罪悪感があったり、自己否定があると、この「快」の感覚が鈍くなります。「こんな自分には、汚い環境がお似合い」と思ってしまうのです。雑然とした環境に身を置くと「落ち着く」ようになります。この考え方・心があると、仕事がうまく行きません。「美」にも疎くなります。
そうすると大切なのは「心の根本」を整えること、罪悪感・自己否定感を緩めることだと思いました。後述しますが、経営者は自分自身も含めて従業員の心のケアができる心理学者でなければならないと思いました。
2 胃脾を養う= 仕事を好きになる
稲盛氏のこのようなお言葉がありました。
「私は午前中会社で仕事をし、午後もお客さんと食事をする予定がなければ、夜8時9時まで夕食を食べずに仕事をしています。午後になると、2、3回ほど目が見えなくなることもあります。眼精疲労なのか、字が霞んで読めなくなります。打ち合わせ中に書類を見ていると、「自分は気を失ったのか」と思うほど目の前が見えなくなることがあるのです。毎日、分刻みのスケジュールで仕事をしています。それも新聞記者が来たり、お客さんが見えたり、会社の技術者との打ち合わせがあったり、営業の打ち合わせがあったりと、毎回テーマが異なります。いつか自分が倒れるのではないかと思う位、一生懸命に仕事をしています。
(経営十二か条に)『誰にも負けない努力をする』という一条があります。これは、『私も努力をしています』という程度の努力ではありません。本当の意味で、誰にも負けない努力をするという意味です。ですから、その努力に際限はありません。どれだけ努力したつもりでいても、その上をいく人は、必ずいるはずです。極端に言えば、寝る間もないほど努力をすることになります。経営に限らず、研究でも、学問の世界でもそうでしょうが、どれだけコンセントレート(集中)できるかが全てではないでしょうか。
私のことを、『60歳を過ぎているのに、うちの会長は凄まじい馬力です。仕事が大好きなんですね』と評していました。ですが、それは馬力ではなく、熱心さです。そして仕事が好きであるということです。ですから、毎日恐ろしいほど集中して仕事ができるのです。。。心が安らいでいると、想像を絶する厳しい環境でも、健康を保つことができます。」
→東洋医学では、集中力、思考力、決断力は胃脾の領域とされています。集中力が弱くなると、胃脾が弱くなり、胃脾が弱くなると集中力が途切れます。胃脾を養うには、食べ物を変えたり、食べすぎを減らしたりします。稲盛氏ともなると会食も多いでしょう。コンパ等で他の方と食べたり、飲んだりすることも多いでしょう。ですから、こうして、(無意識でも)昼夜を食べないで、胃脾を養っていたのだと思います。他の機関誌では、どんなに遅くなっても、ご自宅では奥様にその日の出来事をお話されていた、という件がでてきます。ご家庭でエネルギーがしっかりした食事をされ、胃脾を養っていたのだと思います。無意識でされていたのかもしれませんが、素晴らしい行動だと思います。
私も「集中力を高めよう」と決意し、より一層、胃脾を養おうと思います。
そして、仕事を好きになり、熱・エネルギーをかけていこうと思います。
3 神ごとと考える = 心の浄化
稲盛氏は「先が見えること」について、このようにおっしゃっています。
「また、その場では言いませんでしたが、エゴ、利己を離れることで、先がある程度、見えるのも事実です。利己を離れ、従業員、家族を幸せにしたいという一点から、純粋な気持ちで骨身を惜しまず努力する。そういう努力をする人の心が澄んでいきます。そして先が見えるようになるわけです。厳しい不況の中、何十人もの従業員と、その家族を養うという重責を負って、会社を維持し、給料を払っている経営者の皆さんが純粋な気持ちで努力を続ければ、あたかも解脱したかのように、遥か先が見えるようになります。
この盛和塾という場には、話をしている私の意識が充満しています。同時に、皆さんの意識も充満しています。それが相互に作用するのです。縁で集まったもの同士が、意識を触れさせ会う。そしてお互いに浄化されていくのです。切磋琢磨するからでなく、その場に浸ることによって人間ができていくからです。そういう意味で、相集うということが大変大事だと思っています。」
伊藤氏はこのようにおっしゃっています。
「私は、『ものづくりとは、無機物に魂を込める行為』だと思っています。無機物であるセラミックスに、自分の魂が入り込むくらい、いや魂が入らなければ良い製品はできません。そこに敬虔な祈りにも似た思いがなければ、決して人を感動させるような素晴らしい製品を作ることができないとも思っています。。。。また、そこ(京セラフィロソフィ)には『完璧な作業工程の下、1つの不良も出さないように全員が神経を集中して作業にあたり、一つ一つが完璧である製品作りを目指さなければなりません』とあります。私も名誉会長から『家で喧嘩をして会社に来たら、良い仕事はできないぞ』と言われたものです。奥さんに怒られたことを引きずったまま会社に来ても、絶対に良い仕事はできない。だから奥さんには毎日笑顔で送り出してもらえるよう、日ごろから夫婦円満で暮らしなさいよ、というアドバイスでした。」
→ 仕事には魂を込めるもの、その意識が大切だと思いました。自分は漫然と仕事をしており、魂をこめていませんでした。仕事はすべて神事、とても真正なものとして関わろうと思います。私の名前は祐子といいます。祐は神の使い、メッセンジャーのような意味があるそうです。その名前の意味を思い出し、神様に使える気持ちで、「仕事」に仕えようと思います。
4-5は次回、説明しmス。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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