こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

今、こちらのオードリー・タン氏の自伝を拝読しています。

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

中でも面白いのが、オードリーさんは、哲学が大変お好きだということです。

 

この話を聞いて、私はとてもオードリーさんに親近感を覚えました。

私も、哲学的なことを考えるのは大好きです。

お風呂で半身浴をしながら、ぼんやりと何か考えたりする、それが自分にとって、とても幸せな時間だと思い出すことがあります。

さて、「哲学」は今時代のトレンドになっているようです。

なぜ、今、哲学なのか?その理由を考えてみたいと思います。

主な理由は次のことではないでしょうか?

 

1 先がわからない
2 情報が溢れる
3 不信が高まる
4 人間がテーマ

 

ひとつづつ説明します。

1 先がわからない


これは、わざわざ言う必要はないでしょう。
先のことがわからない、わからないと人は不安になる。
不安になると情報を求めます。
判断のよりどころ、心のよりどころを求めます。
自分の心の平安を求めます。

そこから、宗教や哲学が人の心に浸透していくのだと思います。

2 情報が溢れる


昔も今も、おそらく人の周りには情報が溢れていたのだと思います。

けれどもその情報の源や質、量が今と昔では違っていたのかなと思います。

今は、インターネットやSNSなどで、世界中のあらゆる情報を取ることができます。

言葉の壁も以前に比べるとはるかに低くなりました。

このように情報が溢れると、何を選択して、何を捨てるか、よくわからなくなります。

 

その時に、そもそも幸せとは何か、人生とは何か、

宇宙とはそもそも何か?生きるとは何か?

 

このような大局的なところから、ヒントを得ることができます。

私達に判断材料があると、情報の取捨選択がしやすくなります。

自分のお悩みに応じて、というと何かのネット販売のようですが、実際は自分の悩みに応じて、情報を選ぶことができます。

3 不信が高まる

たくさんの情報が出回ると、嘘も多くなります。

情報の発信元の意図は分かりません。

彼らに、人を騙してやろう、おとしめてやろう、という思いがあるかどうかは疑問です。

けれども、結果として、正しくない情報を発信して、人を惑わせることがあるように思います。

2009年3月に東北大震災がありました。

その時、私は東京にいて、テレビやインターネットのニュースを見ていました。

そして、日本のメディアは、日本人のためになることを考えていないのだな、と思いました。それ以来、日本のメディアを見ないようになりました。

 

哲学には、宗教も含め、過去何十年も人々が研究し、信じていたものがあります。

人間の心理として、そのような歴史と伝統あるものを信じたくなる、こんな心の動きがあるのかもしれません。

 

4 人間がテーマ

合気道の山口先生はおっしゃいます。

 

「人間がテーマになっていないものは、危険である、取り組む価値が果たしてあるのか」とおっしゃっています。

合気道は動く「禅」、「動禅」と言われています。

「空」と「虚」と「無」が現れたものともいわれます。

 

スポーツや格闘技ではなく、人間として、どのような心を持つか、

相手にいかに沿っていくのか、これを修行できるのが合気道です。

自分という人間がわかってくると、相手との関わり合いも変わってきます。

よく、他人は自分を映す鏡と言われます。

みていて、腹が立ってしょうがない人は、

自分の嫌なところを自分に見せてくれているとも言えるわけです。

こう考えると、自分も含めて、人間がよくわかると世の中が生きやすくなる、

人生が生きやすくなるように思いませんか?

 

この視点を与えてくれるのが、哲学だと思うのです。

今たくさんの人が、潜在的に哲学の価値を求めている。

これが時代のトレンドだとすると、たくさんの人が、より良い人生を送りたいと考えている、と言えるかもしれません。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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