こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「企業での技術開発やものづくりには経験則が不可欠です。

理論だけでは物はできません。

例えばセラミックの場合、原料である粉体を混ぜて整形し、

高温で焼けば出来上がるという事は、勉強さえすれば誰でも理解できます。

ところが、粉体を混ぜるということがどういうことなのかは、

実際に自分で手を染めて苦労してやってみないと決してわかりません。

液体や気体なら完全な混合ができますが、粉体はどこまで混ぜれば混ざったといえるのか、

これは経験則でしかわからない世界です。

この経験則と理論が噛み合って初めて、素晴らしい技術開発やものづくりができるのです。」

稲盛氏は、机上の空論ではなく、実際に手足を動かして体験すること、

実践することを大変重要視されています。

これはビジネスをやる上でも、生きていく上でも、とても大切な姿勢であり、

私達がいつも意識しなければいけない法則だと思います。

こうした経験を積む上で、大切な姿勢が次の3つです。

 

1 世の中は自分ではない
2 宇宙の法理法則を考える
3 素直な目で物事を見る

 

 

1 世の中は自分ではない

経験を積むことで、人は知識や胆識を積み重ねていきます。

その時に注意することは、自分が常に正しいと思ってしまうことです。

自分が常に正しいと思ったら、進歩も発達もありません、天の助けも得られません。

自分の経験した事は、ほんのごく一部であり、それが常に正しいとは限らない、

このような姿勢で経験を繰り返していくことが大切だと思います。

 

2 宇宙の法理法則を考える

稲盛氏は、宇宙には、愛と誠と調和が溢れているとおっしゃいます。

また、合気道の山口先生は、水が高いところから低いところに流れるように、

自然に従う、自然の法理法則を見る、このようなことをおっしゃいます。

自分の経験は大切です。ですがそれが独断と偏見にならないように、

宇宙の法理法則、自然の流れや規則などを考える、こうした学びが大切です。

 

3 素直な目で物事を見る

これは、謙虚さと同じ意味であると稲盛氏はおっしゃっています。

物事を、ひねくれた目で見ると、物事の本質がわからなくなります。

人が何か自分に親切なことをしてくれた時は、ありがとうと素直に喜べは良いのであり、

何か下心があるのでは、とひねくれたものの考え方をするのは、

不幸の始まりであると教えてくれます。

また実験や仕事の結果は、誰のせいでもなく、自分が招いています。

自分の至らなさを認めたとき、人は初めて、

こんな自分でも許してくれる周囲の環境の優しさに気づくのだと思います。

ひねくれた目でものを見ないで、素直に見る、素直に従ってみる、

このような姿勢が大切だと思います。

経験則から学ぶ、これはとても大切な姿勢ですが、

それを実際に実践していくためには、物事の道理を考えたり、

いつも素直な心でいるように心がけたり、このような意識付けがとても大切だと思います。

 

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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