「やる気」にさせるプロセス － フィロソフィ「人間の無限の可能性を信じる１」

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「仕事において新しいことをしておられる人は

自分の可能性を信じることができる人です。

現在の能力を持って「できるできない」と

判断してしまっては、新しいことや

困難なことなどできるはずはありません。

人間の能力が、努力し続けることによって

無限に広がるのです。何かをしようとするとき、

まず人間の能力は無限であるということを信じる。

何としても成し遂げたいという強い願望で

努力を続けることです。

ゼロからスタートした京セラが

世界のトップメーカーになったのは、

まさにこのことの証明です。

常に自分自身の無限の可能性を信じる勇気をもって

挑戦する、という姿勢が大切です。」

 

ここで稲盛氏もおっしゃっているように、

私のような凡人にとって、

無限の可能性があるといきなり信じるのは、

難しいです。

けれども、無限の可能性があると信じるために、

またスタッフさんに信じてもらうために、

次のようなことが大切だと思います。

 

 

 

ひとつづつ説明します。

 

１　長所をほめる

「例えば、実社会では健康である事も能力の一つと言えます。

『私は大病したことはありませんし

風邪も滅多に引きません、いたって健康です』

と言えるような人は病気がちな人に比べれば、

能力が高いと言ってもいいわけです。

能力は無限であるというと疑わしく聞こえるようなら、

『能力が進歩する』と言い換えてもいいでしょう。

健康ということをとっても、毎日、

朝晩に運動すれば次第に体は丈夫になっていきます」

→ この健康ということも一つの長所です。

どんな人にも長所があります。

物事には表と裏がありますから、一見、

短所のように見えることも、裏を返せば長所になります。

弊社のスタッフさんは、無口で

人とのコミュニケーションが苦手な方です。

しゃべることは苦手でも、文章を書くとうまいです。

弊社では毎日、フィロソフィを学び、

そこからの学びを感想文として書いてもらっています。

彼女はとても文章がうまいので、

私は彼女のこうした表現力をほめるようにしています。

本人は、自分は単純な作業を繰りかえすことが向いている、

と思っていますが、そうではありません。

想像力をつかい、文章を書いてもらうことで、

彼女の能力がどんどん発揮され、

人生自体が素晴らしいものになっていくと思います。

 

２　地味に継続する

「それでもこれは難しいからうちにはできないだろうと、

安易に結論づけてしまうことだけはやめるべきです。

なんとかやれるのではないかと、

無理やりでも考えていただきたい。

そうすれば次は『やってみよう』と

地味な努力を始めるようになるものです。

しゃくとりむしが木の枝を這っていくようなものだと

思われるかもしれませんが、進歩というものは

そういうことから始まっていくものなのです。

それがこの人間の無限の可能性を追求する

という項目で私が言いたいことです。」

→ 弊社はスタッフさんが入ってから、

毎日、フィロソフィの勉強をつづけています。

京セラフィロソフィの本を読んだり、

稲盛氏のビデオやDVDを見たりしています。

私が移動などで時間がとれないときも、

５分でも時間を作って、必ずスタッフさんと

フィロソフィを学んでいます。

ほぼ２年間、この毎日の学びを繰り返しています。

彼女は最初は、内容が難しいといっていましたが、

今は、フィロソフィも読みやすくなってきているようです。

仕事にもとても前向きに取り組んでもらっています。

彼女と私の人生をよりよくするために、

このフィロソフィの学びを続けていてよかったと思います。

 

３　進歩の喜びをわかちあう

「それでもなお、

『私は無限の能力があると信じなさい』

と皆さんに言います。

自分ができる人間ではないと思っていたくせに、

私がそう言ったからといって急に自分が

無限の能力があると信じ込むような人間は、

言ってみればよほどのオッチョコチョイで

いい加減な人間です。しかしそのいい加減な人間になれ

とわたしは敢えて言っているわけです。。。。。

社員を大切にしてください。

中小零細企業は従業員が宝です。」

→ 京セラの発展期に、スタッフさんが

もうこれ以上は仕事が続けられない、

この仕事を最後にやめよう、と辞表を胸にいれて、

研究開発を続けていたといいます。

それを、後ろでサポートしていた稲盛氏が、

研究が成功し、お客様に無事納品ができたとき、

「君たちは最高だ！

本当によくやってくれた、素晴らしい！！」

と涙を流して喜んだそうです。

このときに、スタッフさんは辞表を破り、

また次の仕事に果敢に取り組んでいく、

このようなお話をききました。

私はスタッフさんの進歩を心の底から喜んでいたのか、

と思います。

心から嬉しく、楽しく見守って、

達成の喜びを涙を流してよろこんだのか？

と思います。

愛情をもってスタッフさんと接するということを

もっとやっていきたいと思います。

 

 

まとめますと、凡人には、

自分に無限の可能性があると信じるのは、

まず難しいことです。ですが、

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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