「やりたいこと」の見つけ方 － フィロソフィ「京セラフィロソフィが今日の成功の源泉」

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「もし私が『有機化学の知識が生かせたなら

会社でも頭角を現すことができるかもしれないが、

あまり勉強もしていなかったセラミックスの

研究を任されたのでは、どんなに頑張っても

花は咲かないだろう』と考え、

努力することを怠っていたら、

おそらく今日の私はないでしょう。

たまたま不得手な分野ではあったけれども、

必死に勉強し、努力することで、

自分の能力を向上させよう、磨こうと、

私は心がけてきました。

過去に身につけた知識や実績にこだわらず、

『なんとかしよう』、『どうにかしなければ』

という思いをきっかけとして

ひたむきに努力を続けていくうちに、

やがて研究がうまくいくようになり、

会社の中でも頭角を現すようになったのです。」

 

ここで稲盛さんが言いたいのは、

次の3つのことだと思います。

 

 

 

ひとつづつ説明します。

 

1 心がすべての源泉であること

「このことから私がファインセラミックスブームを

作ったといってもいいと思うのですが、ある人は、

ファインセラミックスブームが先にあって、

そこに私がうまくのっかったから成功したのだ、

というわけです。これについて、

私は社内で次のように言ったことがありました。

『みんな何もわかっていない。

我々がブームを作ってきた。

しかも、ファインセラミックスについて

我々に最初から立派な技術があったわけではない。

あったのはフィロソフィーだけだった。

このフィロソフィーこそが全ての源泉なのだ。』

つまり心がすべての根源であり種子であって、

そこから木が育っていくように

あらゆることが生じていったのです。

会社を作った当時、拙いながらも

『京セラフィロソフィー』というものを作り上げ、

それを拠り所にしてやってきた、

そのことがファインセラミックスの技術を花開かせ

京セラに成功をもたらしたのだと私は信じています。」

→ 人間の行動を方向付けるのは心です。

欲に駆られれば欲深い行動をしますし、

情けが人を動かせば、情け深い態度を取ります。

人間の心がすべての現実を作ります。残念ですが、

この真理に考えが及ばない人がほとんどです。

人間の勉強して損をする事はないと思います。

そのくらい人間の心は複雑でなかなか理解するのも

一筋縄ではいかないと思います。これを理解して、

自分の心を美しく綺麗に、整えていく、

こうすることで成功への道が開けてくる、

稲盛氏はこのようにおっしゃっているのだと思います。

 

2 楽観的に考えて努力をすること

「第二電電を始めるときも、悲壮感を募らせるのではなく、

『自分には京セラフィロソフィがある。

その京セラフィロソフィに従って

努力を続ければ、必ず道は開ける』

と楽天的に考えるようにしていました。

悲壮感だけでは、やはりくじけてしまいますから、

明るく楽天的な部分がなくてはなりません。

これも『人間の無限の可能性を追求する』

ということの一面なのです。」

→ 世の中にはたくさん、自己啓発の本があります。

また、自分の天職や適職を探すための動画やアプリ、

映画や小説などが、巷に溢れています。

ですので、氾濫した情報に押しつぶされ、人々は、

やりたいことが見つけにくくなっていると思います。

また、自分は損をしたくない、失敗したくない、

という思いがあると人々は行動できなくなります。

こうした情報源から失敗例を多く探し、

「〇〇をしてはいけない」と自分に制限をかける。

その一方で、反対の情報「○○はやるべき、＊＊を避ける」

という正反対の情報をみつけます。

そうすると、身動きが取れなくなります。

そういう時に、自分を取り戻し、自分軸で

生きていけるように羅針盤を見つけることが大切です。

フィロソフィーとはこの、

自分が自分の人生を生きるための羅針盤だと思います。

 

3 常識を捨てること

「自分の無限の能力を信じていなければ、

私の挑戦はまさにドン・キホーテです。

あいつは馬鹿じゃないのか、自殺するようなものだ、

という人もありましたが、私にしてみれば

『努力をすれば必ず道が開けるはずだ』

と信じてやってきたことであり、

ただのやぶれかぶれで言い出したことでは

なかったのです。。。。

この第二電電の創業は私が50歳を少し過ぎたころのことでした。

決して若いとはいえない年齢ですが、

これは人間の無限の可能性を追求する、

あるいは人間の無限の能力を信じればできないことはない、

ということの証明になると私は信じています。」

→ 能力を押しつぶしてしまうものがあるとすれば、

それは常識かもしれません。

科学者の武田邦彦先生は、

「自分が今正しいと信じていたことは、

１００年後には、正しくないと証明される」

とおっしゃっています。

自分自身の人生を振り返ってみても、

２０年前に自分が考えていた将来は、

今となっては間違いです。そのときの常識で、

すべてを決めつけて、こうしなければいけない、

と自分と家族の行動を制限することは、

危険だったのだと思います。

常識を疑い、とらわれないようにすること、

能力の開花にはこの姿勢が必要です。

 

 

さて、まとめますと、

偉大な成功を成し遂げるには、

フィロソフィとは、まさに、このことを

わかりやすく文章にした手順書だと思います。

弊社はフィロソフィをよりどころにして、

荒海を進んでいこうと思います。

示唆をありがとうございました。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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