こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、「自ら燃える」というテーマで、稲盛氏が次のようにお話をされています。

「物には可燃性、不燃性、自燃性のものがあるように、

人間のタイプにも火を近づけると燃え上がる可燃性の人、火を近づけても燃えない不燃性の人、

自分でカッカと燃え上がる自燃性の人がいます。

何かを成し遂げようとする人は、自ら燃える情熱を持たなければなりません。

高校野球では、心から野球の好きな若者たちが甲子園という大きな目標を目指し、

一丸となって生き生きと練習に励んでいます。

その姿には、未来への可能性とエネルギッシュな躍動が感じられます。

彼らは自ら燃える自然性の集団なのです。

自ら燃えるためには自分のしていることを好きになると同時に、明確な目標を持つことが必要です。

燃える人を採用したい場合、やはり最初に見るべきはその人の性格です。

燃えるタイプとしてまず一番に来るのは「勝ち気」そして「常に何事にも積極的」な人です。

そういう性格の持ち主が自分に与えられた仕事を好きになると、完全に自分から燃えてくれます。

ですから、なるべくそういう性格の人を採用し、仕事を好きになってもらうように仕向けるのです。

もう一つ、自ら燃えるようにする方法があります。

それは、責任感と使命感を持たせることです。真面目でおとなしそうな人の場合は、

責任感を持たせて自らも行ってもらう。気が弱く、自分から進んでやろうとはしないタイプでも、

責任ある立場に付けて3人でも4人でも部下を持たせ、

『責任者としてあなたがこの部署を守ってください』と言って使命感を持ってもらえば、

自分から燃え上がって、『やろう』といい出すはずです。

 

ここで、稲盛氏は、スタッフを自ら燃えるように仕向けるには、次の2つが大切だとおっしゃいます。

 

1 仕事を好きになるようにすること、

2 責任感を持たせること

 

さらに、この2つを確実に行っていくために、どのようなことが必要なのか、考えてみました。

1 スタッフが仕事が好きになるために

・社長自らが仕事を好きになること

・仕事を好きになるすばらしさを教えること

・仕事が好き=かっこいい、という雰囲気を作ること

・創意工夫を奨励すること

・お客様からの喜びの声を伝えること

・その仕事の社会的意義を説くこと

・仲間からの感謝と賞賛が与えられること

・時代の最先端を行くこと

・自分の能力が、伸びていると実感できること

 

2 責任感を持たせること

次に、責任感ですが、スタッフに責任感を持ってもらうために、会社が準備できることを考えてみました。

・なぜリーダーにしたか、トップの期待を話す

・具体的な数値目標を明らかにする

・グループの他のメンバーのために働くという意義を説く

・売り上げ最大、経費最小を数字を持って教える。

・願望の抱き方を指導する(潜在意識について学ぶ)

・リーダーの不安要素を一つ一つ取り除く

・結果を誉める

 

このようなことを実行していくことで、「自ら燃える」スタッフを増やしていけるのではないかと思います。

私自身も常に、「自ら燃える」人間でありたいと思います。

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