こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「(日本のある商社で、
顧客と組んで架空の売り上げを作り、
次の決算期でその売り上げを消す、
という操作をしている、
このエピソードを稲盛氏が紹介しました。)
私は経営数字というものは
経営者が作るものだと思っています。
しかし、それは不正をして作るものではなくて、
経営者のこれだけの売り上げを立てたいという
意思で作るものです。
それが実際には伝票操作をしながら、
都合のいいように作られている。
中小零細から大会社に至るまで、
このような粉飾まがいのことを
行っている経営者はたくさんいます。
品物がないのに伝票だけが動くことなどありえない。
また、何よりも粉飾決算を許すというようなことは、
絶対にあってはならないのです。
そのために私は一対一の原則の必要性を
訴えているのです。
たとえ社長であろうとも不正できないように、
つまり、経営者自身を縛るためにも
一対一対応の原則を設けたわけです。
またそれは、周りから見た場合、
その企業ではフェアな決算が行われているという
企業の透明性を証明することにもなるはずです。
企業経営の透明性を高めるためにも、
この一対一対応の原則は非常に大切なのです。」
稲盛氏がここでおっしゃっている原則を
実際に実行して、
企業の透明性を高めるためには、
現在の社会環境では、
次の要素が必要ではないか、と思います。
1. 経理にダブルチェックの仕組みを入れる。
2. AI・ITをフル活用する。
3. 内部・外部の経理・会計担当の人物を見る。
一つずつ、さらに深く説明します。
1. 経理にダブルチェックの仕組みを入れる
稲盛氏の言葉
「会計において万全を期した
管理システムが構築されていれば、
人をして不正を起こさせないからである。
また万が一不正が発生しても
それを最小限のレベルに
とどめることが出来るからである。
しかし、そのための管理システムは、
決して複雑で最先端のものである必要はない。
人間として普遍的に正しいことを追求する
という経営哲学がベースにあれば、
それは「一対一の対応」、
「ガラス張りの経営」、
「ダブルチェック」
などの原則に基づく極めてシンプルで
プリミティブなシステムで充分なのである。」
(「稲盛和夫の実学」から引用しました。)
→ 当方のコメント
大企業やある程度の規模がある会社では、
内部監査の仕組みがあり、
ダブルチェック機能がはたらき、
不正を起こしにくくなっています。
ですが、中小企業、個人事業、
あるいは任意団体などは、
こうしたダブルチェックの仕組みを
入れることが難しいです。
皆さん、税金を減らすために
税理士、会計士を雇っています。
わざわざ自分から
「厳しくチェックしてくれる税理士を雇おう」
と思う社長は少ないでしょう。
そうすると、経理担当の裁量で、
数字の操作ができてしまいます。
ですので、どんな人が経理担当であっても、
必ずダブルチェックの仕組みを入れる、
このような姿勢が大切だと思います。
2. AI・ITをフル活用する
稲盛氏の言葉
「その営業担当者も
自分でお願いに行ったらしいのですが、
気が弱いものですから、
(納品伝票にお客様の印鑑をもらうことを)
お客様に強く言えず、
結局そのままにしておいたというのです。
このように気の弱い人が一人でもいると、
とんでもないことになってしまうわけです。」
→ 当方のコメント
私たちの不動産業界でも、
サービスが行き届かない、
対応がいい加減な業者、社員がいる、
という話を良く聴きます。
過去のバブルの時期でも同じですが、
お金だけがまわるようになると、
人が提供するサービスの質、
製品の質などは落ちていきます。
昨今は、さらに人手不足がありますから、
従業員の質が悪くても、変えられないでしょう。
そして、今は本当に、従業員を解雇するのが、
難しい仕組みになっています。
人間の働きが期待できない今の時代に
ITとAIが出てきている、
ということは、これらを活用していくことが、
より求められているのではないでしょうか?
そして、ITとAIをフル活用することが、
一対一の原則等の徹底にもつながります。
3. 内部外部の経理・会計担当の人物を見る
稲盛氏の言葉
「大の男が着服をした等の事件は
毎年のように起こっています。
そして必ずと言っていいくらい社長などが
『何十年も真面目に働いてくれ
信用していたのに驚いた』
などとコメントしておられます。」
→ 当方のコメント
実は、算命学やカードリーディング等を使うと、
このように人の性格、
もって生まれた気質などがわかります。
陰で様々なことをコントロールしようとする気質、
周囲を巻き込み、徒党を組み、
集団を意のままにしようとする性質
財、または名誉に固執する性質、
嘘をつきやすい性質
これは、
その方の生年月日等を細かく分析することで、
クリアにわかってきます。
中小企業の中の経理部門は、
このような要素をもっている人が
担当している場合が多いです。
特に中小企業の場合は、
代わりになってくれる人も少ないので、
人物を細かくみて、
経理を担当してもらう、
ということは難しいです。
ですが、事前にその人の素養、
持って生まれた性質がわかっていれば、
ダブルチェックを徹底する、
役割の分担を細かく行う等、
対応策ができます。
人が人を判断する、
人物を見る目がそなわっていればいいですが、
必ずしもそうとは限りません。
そのような時に、
人物を客観的にみる、性質を把握するためにも、
算命学等の学問を活用することは有用だと思います。
さて、まとめますと、
一対一の原則を貫くには、
ダブルチェックを徹底し、
経理等を担当する人の人物判断を
あらゆる面から慎重に行い、
IT・AIをフルに活用
していくことが大切だと思います。
特にAIの活用については、
(最先端の技術)トレンドに注意を向け、
その流れに真剣についていく、
という姿勢が大切だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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