こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「おそらく、ここにおられる企業経営者のなかで、

そういう熾烈な競争環境に置かれている人は、

小売業界であれ何であれ、

たくさんおられると思います。

「こうも常識がない同業者といいますか、

あんなバカな同業者がいるものだから、

私どもの業界はたいへんな目に遭っている」

と困っている方は

たくさんおられるだろうと思うのです。

昨今の厳しい環境の、

本当に血で血を洗うような競争で、

みんな生きておられる。

そのなかで盛和塾に入って、フィロソフィを聞き、

また経営というものを自分で一生懸命に考え、

人生を一生懸命に考えていけば

いい加減なことはできないと思って、

その狭間でたいへん悩んでおられる

それが今のご質問だと思います。」

稲盛デジタルライブラリーから引用しました。

 

今回は、不法な行為をして、

ダンピングを行ってくる同業他社に対し、

その価格競争についていかなければ仕事がとれない、

ついていくと赤字であり、内部軋轢を生む、

このような状況について

稲盛氏はアドバイスをされています。

そのポイントは次のようなことではないか、

と思います。

 

1 誠心誠意お客様へ説明

2 公正・フェアを貫く

3 優しさを秘めた強さで対峙する

一つずつ、さらに深く説明します。

1 誠心誠意お客様へ説明

稲盛氏の言葉

「結局、お客さんにそれを

必死で説得していく以外にないと思います。

つまり、今までは注文を取ることが

営業だったけれども、そういう局面になってくれば、

お客さんをどう説得するか。

自分たちが正しいことを

正しく貫いていこうとするだけに、

そのことを理解してもらうという、

営業がある種の宣教師みたいになって

お客さんを説得していくということ以外には

ないのだろうと思います。

もう、それしか方法はないのだろうと思います。」

(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)

→ 当方のコメント

おっしゃる通り、お客様に信頼をいただくために

最善の努力を積み重ねるしかないのだと思います。

弊社は、独立開業をしてから、

ひたすらメルマガを配信し続けています。

それは、当方の人となりや考え方を、

読者の皆様にご理解いただければ・・・

という思いもあります。また、私が、

フィロソフィの考え方と違う行動をとったとき、

それは違う、

とご指摘いただきたいという意味もあります。

このようにして、

少しづつでも自分達を知ってもらう、

このような試みをしていくことが

大切なのではないか、と思います。

 

2 公正・フェアを貫く 

稲盛氏の言葉

「(不法行為等の)

そういう逸脱した行為をする人がいるから、

業界が乱れていくわけです。

お互いに正しいことを貫きながら、

正しい競争をしていくことが大事なのです。」

(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)

→ 当方のコメント

これは大きな問題です。

日本人に限らず、ある業界を独占しようとおもうと、

まず、強烈なダンピングをします。

ダンピングをするからには、

当然違法な行為を行って、

この業者は自分の利益をだしているわけです。

そうして、市場に同業他社がいなくなったとき、

値段をどんどん釣り上げて、莫大な利益を得る。

このように考え、実際に行動する人々もいる、

と聞きました。

これに対しては、

業界全体を良くしていく行動が必要だ

と稲盛氏はおっしゃっています。

そこには、次の3で述べる

本当の強さが必要なのだと思います。

 

3 優しさを秘めた強さで対峙する

稲盛氏の言葉

「しかし「やさしい思いやり」というものは、

ただ単にやさしいのではなく、

強さが要るのです。

女性の方もおられますが、われわれ男の場合、

勇気があって強いのが男の特徴でしょうけれども、

その男であってさえも、

根底に強さを包み込む大きなやさしさがなければ、

私は人生の価値はないと思っています。

あなたは

「素晴しくやさしい心で経営を

していかなければならないと盛和塾で学んだ」

とおっしゃいましたけれども、

そのやさしさを生かすためにも強さが要るのです。

厳しい状況かもしれませんが、

ぜひがんばっていただきたいと思います。」

(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)

→ 当方のコメント

ここは、私が最も苦手とするところです。

「やさしさ」「強さ」は表裏一体である、

ということを腹に落として、スタッフさんにも、

同業他社にも、そしてお客様とも

かかわっていかなければいけないと思います。

そのためには、「最終的に誰のためか」、

「この行為は究極的に誰を満たすのか?」

を考える必要があると思います。

そして、相手のためである、

と確信できる内容は「強さ」を持って

主張していかなければいけない、

と思いました。

 

 

まとめますと、

違法な手段でダンピングを行う同業他社には、

公正・フェアを貫きながら、

誠意をもってお客様に説明し、

優しさを秘めた強さで毅然として取り組む、

ということだと思います。

自分は、やさしさや、親しみを

勘違いしてしまいがちなので、

謙虚に反省して、努力したいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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