こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「大企業の中には付き合い上手でおべんちゃらを言い、

建前のきれいごとを並べて平穏無事にしていれば

出世できるというところもあるようです。

しかし中小企業では毎日毎日が修羅場ですから、

建前論で済ませられる仕事なんてあるわけがない。

その中で会社を伸ばして行こうと思えば

本音をぶつけあわなければなりません。

とはいうものの、

これはなかなかやれるものではないと思います。

例えば、京セラフィロソフィーの根幹にあるものは

『人間として何が正しいのかということであり、

それを貫いていくことが大切だ』と私が言うと、

みんなも分かったと言ってくれます。

しかし、だからといって本音でぶつかるか

というとやっぱりみんな周囲に気を遣い、

こんなことを言ったら大変なことになるかもしれない、

と二の足を踏んでしまうのです。」

 

弊社もここでいう「中小企業」ですから、

毎日毎日が修羅場です。

企業の目的と意義、

全従業員の物心両面の幸福を

追求するためには、

以下のことを肝に銘じて、心を鬼にして、

本音でぶつかる覚悟と勇気がいると思います。

 

1. 本音に気づく

2. バッシングをうける勇気

3. 大善をなす(わが子を谷から突き落とす)覚悟

一つづつ説明します。

 

1. 本音に気づく

「『中途入社のなかには、

いわゆる一流大学を卒業した人、

また中央官庁や一流企業に勤めていた人もいました。

そういう人こそ、たくさんの不要な

固定観念をまとっているのですが

それをすべてむしりとっていくということなのです。

その様は、例えはたいへん下品ではありますが、

あたかも寒い冬に着こんでいる

外套 (がいとう)から上着、ついには下着まで

すべて脱がしていくようなものです。

相手は必死に抵抗し、自分の衣服、

つまり固定観念を離そうとしません。

それでも、まとった固定観念を

すべてむしりとってしまうのです。

そうして虚飾をむしりとって裸になってしまえば、

なんと貧相な自分であるかということに気づきます。

学歴や職歴など、人間はいろいろな虚飾をまとって、

なんとか格好をつけていますが、

そんなものをすべて引きはがしてしまうと、

本当にみすぼらしい自分がいることに気づくのです。』」

(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)

→ 私はUMIというメンタルブロック解消の

手法を取り入れています。この手法では、

自分の本心・本音に気づくことができます。

上のように稲盛氏がおっしゃる固定観念をもっている人は、

その奥に、

巨大な劣等感

(劣っている自分ではいけない、

ひとよりも優れていなければいけない)

大きな不安や恐怖

(自分の持っているものを失う恐怖)

(権力やお金)

 

という絶対的価値観への

執着( エゴイズム )があります。

これに気づくことで、

本当の自分、自分の本音と

向き合うことができます。

時間はかかりますが、少なくともスタッフさんに、

その方向を向いてもらうことが大切だと思います。

 

2. バッシングをうける勇気

「そのようなことでは、社内に不協和音が生じます。

また、『才子才に溺れる』と言われるように、

自らの力を過信し、

周囲と協調することなく暴走することで、

やがて大きな失敗を引き起こし、

自ら破滅するとともに、

会社に対しても甚大な被害を及ぼしかねません。

ですから、私の場合には、

どんなにその人物が必要不可欠で、

いなくなられたら困るような才覚の持ち主であっても、

人間性に問題があれば、情け容赦なく

その歪(いびつ)な部分を矯正していきました。」

(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)

→ 現在は、SNSや動画、ネット等で、

ちょっとでも過激なことを言えば、

たちまち「炎上」します。

それでも、リーダーが本音で語るには、

スタッフさんから多くのバッシングを受け、

総スカンを食う、干される、閑職においやられる、

ということは覚悟しなければいけないでしょう。

下手をするとクーデターがおきないとも限りません。

このような扱いをうけたとしても、

本音・真実を話す、語ること

大切なのだと思います。

 

3. 大善(谷から突き落とす)をなす覚悟

「『お前は敵が撃ってくる弾が怖いために、

こっちに逃げてこようとしている。逃げてきてみろ。

俺は機関銃を持ってきて、後ろからお前を撃ってやる。

どうせ後ろに逃げてきても死ぬんだから、

死ぬくらいの気迫で前へ進め』

そのように厳しい言葉を投げかけたわけですが、

それくらい自らを追い込んで仕事をしなければ

困難な局面を打開できませんし、

自分の殻を破り成長することはできません。

もう後がないという

「絶壁」に立たされたときにはじめて、

人は真価を発揮するものです。』」

 (稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)

→ 人間は、本当に痛い目をみないと、

目が覚めないものかもしれません。

スタッフさんに、本当に立派な人間になってほしい、

と思うなら、ここで稲盛氏がいう、

修羅場を経験させて、

谷から突き落とすようなことも

必要だと思います。

「自分は一生涯、

この人(スタッフさん)に恨まれてもいい」

という覚悟で、

トップが取り組まないといけないと思いました。

 

さて、まとめますと、

本音でぶつかるのは大変です。

自分の本音に気づき、

攻撃される覚悟をし、

非情なことをする決意が

なければいけません。

自分自身にいいきかせ、

大義をもって行動しようと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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