こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

昨日は、ファミリービジネス、同族会社のジレンマの解決法をお伝えいたしました。

お父さんが会長、息子さんが社長、よくあるパタンですね。

その中で会長さんであるお父さんはいつも不満を貯めているわけです。

あいつが自分でやっている事は全て失敗している
人のアドバイスを聞き入れればいいのに全くきかない、
自分が社長だったら、瞬時にテコ入れできるのに、もどかしい…

 

この状況を直していくには1つ表面的な方法があるとお伝えしました。

自分が感じている思いは、自分が相手にも感じさせている、これに気づくことです。

そして息子さんである社長さんが「これほど言っているのに、どうして親父はわかってくれないんだ!」

ということを1つでもいいので受け入れてあげる。これで表面的には解決することがあります。

今日は、問題解決の2つ目のパターン、根本的な解決法です。

根本的な解決はお父さんの心を見ていきます。感情の深いところを掘っていきます。

なぜお父様である、会長さんは、今の社長のやり方に、これほどいらつきを感じているのでしょうか?

深いところを掘っていくと、あるいは次のような思いがあるかもしれません。

1 自分の存在がこの世から無くなってしまいそうで不安
2 自分がやったことを認めてもらえなくて、悲しい、悔しい
3 自分が馬鹿にされている、下に見られてるような気がして、悲しい、悔しい、虚しい
4 自分がこれまでやったこと、存在を全て否定されているようで、ショック、失望、脱力感、無力感、深い悲しみがある

いかがでしょうか?

 

このような思いがあると、それが現実になるような出来事を無意識のうちに引き起こしていきます。

会長さん、社長さんの両方とも、上記の思いを実現するような行動をしていくことになります。

ですから、この根本の思いを解消していきます。

悲しみや悔しさ、不安や失望などの言葉にならない想いを解放することで、この思いを顕在意識に引き上げるということをします。

この根本の思いが解消されますので、お父さんの会長さんの言動が変わってきます。

会長さんは、今まで社長さんがやる一挙手一投足に反応していたと思います。

けれどもその反応する根本が満たされるので、社長さんの一挙手一投足を見ても、ダメ出ししたくなくなります。

むしろ、「そうか、がんばれ」と応援したくなるわけです。

そうなってくると、息子さんの社長さんのほうは肩透かしを食らった感じになります。

あれ、親父いつもと違う、おかしい…

最初は、疑心暗鬼で、
また親父のいつもの気まぐれだろう。。。

しばらくしたら、いつものようにまた口を挟んでくるに違いない…

こんな風に思われるかもしれません。

けれども、会長さんの心の中の思い、

どうせ俺はいつも馬鹿にされる、これがセラピーやカウンセリングなどで、小さくなったとします。

ないものは無いのです。ですからこの先、息子さんとのやり取りで、今まで以上に過剰反応する、ということがなくなるのです。

そうすると、息子さんの社長さんは、

やがては心を開いて、

素直にがんばり、

素直に負けを認め、

素直に親父を尊敬する、

そして自分の強みを活かして、会社を発展させようとします。

 

お父さんがやったことを、素直に見ることができますから、やればやるほど、親父は偉かったなぁ。。。これに気づいていくはずです。

えらいお父さんでありながら、お父さんが謙虚で、息子さんの働きを認めているわけですから、「親父には、かなわない」となります。

不思議と、昔はあれほど欲しくても、絶対にいられなかった、息子からの尊敬、これが手に入るようになります。

潜在意識を変えていくことで、会長と社長の関係、親子の関係をいかに機能させていくか、これをお話しました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

メルマガお申込みはこちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら