ファミリービジネスとサスティナビリティ

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は、ここ数年話題の「サスティナビリティ」についての話をします。

先日のファミリーキャピタルに掲載されていたお話です。

ファミリー・キャピタルは、主に欧米のオーナー企業を中心としたファミリービジネスの情報がとれるサイトです。

カナダの住宅開発業者が取り上げられています。

ここは二代目に代替わりをしています。

こちらの業者は、順調に成長して、売り上げが約1兆6000億円、カナダを代表する住宅開発業者になりました。

タイミングよくコロナの前に、自分たちの事業の一部をアメリカの大きな投資家(ブラックストーン)に売却したようです。

そこから彼らが目指しているのは、持続可能なコミュニティーづくりです。

まず地元のエネルギー会社と組んで、環境にやさしいエネルギーを活用したコミュニティーを作ろう、

と取り組んでいます。

さらに、低所得者向けの住宅を供給しよう、このような方たちのために、

安心で安全な地域社会(コミュニティー)を作っていこう、

このように働きかけています。

私はこれまで、いろいろな国の不動産を見る機会がありました。

そこから考えると、国や地方公共団体等行政が主体となる年計画よりも、

このような有力な民間の企業が中心になって、

手がけた都市計画のほうがうまくいく、

こうした例が多いようです。

例えば、フィリピンの首都マニラです。

このマニラを中心に、地元の巨大な財閥、アヤラが次々と都市計画を手がけています。

マニラには、ボニファシオグローバルシティ (BGC)という街があります。

こちらは、米軍の基地だったところを、この財閥相原が払い下げを受けました。

そして、アヤラが中心になって、超高層の事務所ビルや商業施設、

住宅が複合的に集積する巨大な都市を作ったのです。

ここには、Googleのコールセンターや、ドイツ銀行など

主要な欧米の金融機関のコールセンターなども揃っています。

とてもきれいに街が開発されていて、ぱっと目には、

ニューヨークのマンハッタンか！！と思うほどです。

ここを見て、誰もここがフィリピンのマニラだとは思わないでしょう。

このような都市計画ができるのもファミリー企業の力です。

さて、話がそれましたが、カナダのこのファミリー企業は、

地元のエネルギー会社と組んで、

持続可能なエネルギーを使ってまちづくりをしよう、と取り組んでいます。

このように、ファミリー企業がサスティナビリティ(持続可能性)に着目して、

事業展開を図る、これが時代の流れになっているようです。

日本では、トヨタなどが主導になってスマートシティー計画を推進していますね。

ファミリービジネスで財を積み上げると、

様々な事業に投資することができるようになります。

その中の中心となる事業の1つにサスティナビリティがあるということです。

ファミリービジネスによっては、

こうした持続可能性は

これまでの主要なビジネスとは全く違う分野かもしれません。

けれども、持続可能性を取り入れる取り組み

というのはとても大切だと思います。

SDGs、ESGs等は、既に皆様の会社で大々的に取り組んでいらっしゃるかと思います。

コロナの影響もあり、こうしたことがよりクローズアップされてきた、

それが今のトレンドのように思います。

今はネットやSNSからもたくさん情報が取れる時代です。

まだまだ、そこまでの事業展開は測れない…

とおっしゃる企業のトップの方は、

「サスティナビリティは世界の流れ」、これに着目して、

情報収集していただけると良いかと思います。

SDGsの活動でも、女性の登用が叫ばれているかと思います。

女性の人材活用のヒントになるかもしれません。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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