こんにちは、
ここ数日、沖縄でも結構、冷え込みました。
といっても12度くらいですが。。。。
ときどき、半袖の「かりゆしウェア」で過ごしている方を見かけます。
おそらく沖縄の方ではなく、私と同じ移住組なのだと思うのですが、
見てるだけで寒くなります。
おそらく、沖縄でも、今が1番寒い時ではないかと思います。
これからだんだんと、暖かくなって、早く春が来るといいなと思ってます。
さて、以前、「経営の神様とハンター・ハンター」の話をしました。
日本のビジネス界では経営の神様と言われている稲盛氏、
こちらと、日本の漫画・アニメの主人公、ハンター・ハンターのゴンが、
そっくりだという話をしました。
以来、こちらのアニメ「ハンター・ハンター」にはまって、
毎日少しずつ視聴しています。
自分が10代の時に見ていたアニメと大きな違いを感じます。
それは、設定する世界観や心理描写の精巧さ、細かさです。
もしかすると、昔のアニメや漫画にも、こうした精巧さや細かさは、
たくさんあったようにも思います。
けれども、10代の自分は気づかなかっただけなのかもしれません。
今日は、ハンター・ハンターの中にみる、人間心理の特徴について、
お伝えしたいと思います。
これは、現代の私たちにもそのまま当てはまるヒントです。
私たち大人が、人間関係や仕事などで遭遇する問題点や状況、
それをどう解消したらいいのか?
そのヒントは、こちらのアニメからもらえると思います。
今日は以下の2つをお話しします。
ちょっとネタバレもあるので、これからご覧になろうとする方ご注意ください。
1 制限( メンタル・ブロック)
2 恐怖( 執着と失うこと)
ひとつづつ説明します。
1 制限( ブロック)
主人公、ゴンの親友はキルアといいます。
キルアは、ひどく大人びた少年で、
小さい時からプロの殺し屋として育てられるわけです。
このキルアの兄はキルアに、
「敵と自分の力量を瞬時に判断し、勝ち目のない敵からは逃げろ」といいます。
小さい時からこのように教え込まれてきたので、これはキルアにとって、
自分の中の制限、メンタルブロックとなります。
画像はこちらからお借りしました。
ゴンと一緒に冒険を続けるキルアにとっては、
このブロックは、とても厄介なものです。
ゴンは向こう見ずで、どんな敵でも全力で戦います。
けれどもキルアが、このブロックを持っている限り、
本当に強い敵が現れたとき、キルアは無意識のうちに、
ゴンを見捨てて、逃走してしまう可能性があるわけです。
キルアはこれに悩みます。
そして、戦闘の実戦の中で、
自分の頭に埋め込まれているこの「クサビ」を取り除くのです。
これは私たちの現実の世界でも同じです。
人より劣っていてはいけない。
人より目立ってはいけない。
人に迷惑をかけてはいけない。
自分の望みをかなえてはいけない。
私たちは小さい時に、このようなメンタルブロックを自分の中に抱いて育ちます。
そして、このブロックを緩めることができないために、
日常生活でいろいろと苦しいことが起こるわけです。
キルアのように、自分の頭の中に手を突っ込まなくても、
ブロックはコツコツと解消してことができます。
ご参考までに、具体的な方法等は、私のブログや、カウンセリングのセッションで、
お伝えさせていただくことができます。
2 恐怖( 執着と失うこと)
優秀なトップハンターの1人、ノヴの話です。
ノヴさんのようなタイプは、日本人にありがちだなぁと思うので、
取り上げてみました。
ノヴさんは、他のハンターには使えないような特殊な能力があります。
そして、ハンター協会のプライドをかけるような、特殊な任務を任命されます。
いわば、エリート中のエリートです。
画像はこちらからお借りしました。
けれども、敵のうちの1人が恐ろしいほど強大な邪悪なエネルギーを持っています。
ノヴは、このエネルギーをそのまま浴びてしまい、恐怖で心が折れてしまうのです。
その恐怖とは、自分が死ぬことよりも、
ハンターの自分のプライド(自尊心)を粉々に打ち砕くようなものです。
自分が相手に捕まり、あらゆる情報が吸い取られてしまう、
そしてわれわれは負けてしまう、
最悪の結果を自分が作り出してしまう。
ノヴの空想がここまで広がっていった時に、
その恐怖で耐えられなくなってしまったのです。
敵陣から脱出したノヴは荒野でうずくまりながら、自分に問いただします。
「俺よりも10歳以上も年下の、ゴンやキルアは、なぜ心が折れないのか?」
そして、自分を責めます。
これはいわば、大人と子供の違いかもしれません。
突然ですが、
「子供はよく合気道ができるけれども、大人はできない」
と言われます。
なぜならば、大人は既に「答え」と「型(かたち)」を持っているからです。
そして、ノヴがやったように、自分が築き上げた地位や信頼、
自分の世界があります。
これを崩すことができないのです。
この世界を守ることに全身全霊をかけてしまいます。
ある意味の執着です。
これの自分が築いたものが壊れる事、
それは自分自身が壊れるよりも、もっと恐ろしいことなのです。
逆説的かもしれませんが、
大人は、このような恐怖・執着が原動力となって、行動してきます。
一方、子供には、すでに築き上げた地位等ありません。
ですからどこまでも素直に正直に、
敵に立ち向かっていくことができるのではないかと思います。
現代の日本だけではなく、世界情勢を考えてみても、
こうした心理は簡単に説明がつきます。
政治家や為政者たち、支配者たちは、
築き上げた地位、セオリー・マニュアル・価値観・常識を持っています。
ですから、敵に正面からぶつかることができなくなるのです。
もちろんこれは、どちらが良い悪いとかいう問題ではありません。
漫画やアニメの中で、優れた心理描写があるということです。
ノヴさんの状況は、トラウマとなって、本人を苦しめることがあります。
過去に感じた強い恐怖を、
もう二度と感じたくない、
このような思いから、自分にたくさん制限をかけます。
人を信じてはいけない
自分が優秀であってはいけない
人の上に立ってはいけない
自分が自分であってはいけない
これも1と同じように制限となって、
自分自身の心を縛り、行動を制限していきます。
アニメや漫画ですが、とても優れた内容です。
私たちの日常の中でよく見かける、
「自分が作り出した制限に、自分がとらわれて身動きが取れなくなってる状態」
これを、とてもうまく描写しています。
彼らが、どのようにしてピンチを乗り切っているのか、
仲間との信頼関係をどう築いているのか、
このようなことに着目して見てみると、
自分の現状を打破するヒントが得られるかもしれません。
ちなみに、ブロックについては、私のブログでたくさん書いています。
大規模修繕をやるべきか?‐ぼろホテルとメンタルブロック‐1http://abrils.opal.ne.jp/philosophy/renovation_justification_1_0107/
鬼滅の刃とメンタルブロックそして世界の日本
女性であってはいけない、メンタルブロック解消法
不動産の問題も、実はこうしたメンタルに着目すると、解決策が見えることがあります。
「アブリールス不動産ビギナーズ講座」 無料で好評配信中です。
私の公式LINEで配信していきますので、ご登録いただきましたら、ありがたいです。
https://lin.ee/MEbWbCG
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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