こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のタイトルで稲盛氏が次のようにお話されています。

「 組織を運営して行く上で最も重要なことは、それぞれの組織の長に本当に

能力のある人がついているかどうかということです。

本当に能力のある人とは、 職務遂行能力とともに、人間として尊敬され、

信頼され、みんなのために自分の力を発揮しようとする人です。

こうした人が組織の長として場や機会を与えられ、その力を充分に

発揮できるような 組織風土でなければなりません。こうした実力主義によって

組織の運営が行われれば、その組織が強化され、

ひいてはみんなのためになっています。京セラでは年功や経歴といったものではなく、

その人が持っている真の実力がすべてを測る基準となっているのです。」

実力主義にあたって、考えなければいけないことは、

1真の実力(人間力)、と 2縁故主義の排除だと思います。

1 真の実力(人間力)

稲盛氏はこのようにおっしゃっています。

「 大家族主義であっても、立派に仕事を遂行していける能力を持ち、

同時に人間としても尊敬でき、信頼できる人を組織の長におかなければなりません。

そういう実力を持った人がみんなを引っ張ってくれ、事業を成功に導いてくれる

ということが、すなわち全従業員の物心両面の幸福を追求する

ということになるのです。もし、能力のない人を、単に家族だから、

一番年長だからというだけで組織の長に置き、会社がダメになってしまったのでは、

その不幸を従業員全員で背負うことになってしまいます。」

仕事の能力が高い人は、一般的に、情がなく、周囲に自分の能力を

評価してくれることを望みます。頭がいい人は、いかに自分が損をしないか、

これを考えて行動します。いい大学をでていて、有名企業に勤めて、

というエリートの方は、自分のエゴにこだわり、利己的判断で行動をします。

これは、稲盛氏が「えせインテリ」と呼んで、もっとも評価しない人物像です。

有能であっても、このような人をリーダーにしてはいけないのです。

真の「能力」とな何か?これを考える必要があります。

わが身を挺して、仲間のベクトルを合わせ、全従業員の物心両面の幸福のために、

尽くす、このような人物を人間力が高い、と言うのだと思います。

2 縁故主義の排除

稲盛氏はこのようにもおっしゃっています。

「 大家族主義だからと言って、能力がないにもかかわらず、歳をとっているから、

あるいは社歴が古いからといって、そういう人を長に据えるような事は

慎まなければなりません。そのようなことを行うと組織運営がうまくいかなくなって、

会社がダメになってしまい、結局は、たとえれば家族全部を

不幸にしてしまうということを、ここでは言っているわけです。」

→ 日本に限らず、広く世の中には、このような年功序列での評価、

縁故主義がはびこっています。縁故主義があると、不正・汚職なども

行われやすくなります。

そのような環境では、真面目に働くことがばかばかしくなります。

けれども、周りがダメだから、自分もふてくされていい、

ということにはならないと思います。

縁故主義が蔓延しているところでも、次のことを心にいだいて頑張ることだと思います。

 

・誰にも負けない努力をする
・常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
・勇気をもってことにあたる
・原理原則から判断する
・人として正しいことをする
・宇宙の意思と調和する心をもつ

 

実力主義に徹することは大切です。しかし、人間力を真の実力とし、

どのような環境にあっても縁故主義に染まらず、真面目にひたむきに努力する、

このようなことが大切だと思います。

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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