こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

さて、今日はこの ディール deal について

考えてみたいと思います。

 

アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏が

繰り返し使うことで、

すっかりビジネス英語の代名詞のようになった

「deal」ですね。

この単語について、

語源から、現代のビジネスで使うときの意味、

実際の用法まで整理してみましょう。

 

1. Dealの語源

「deal」は古い英語

dælan(分ける、配る)に由来します。

そこから派生して、

「分け前」「取り決め」「取引」

といった意味に広がりました。

まさに “利害を分け合う” という感覚です。

 

2. 名詞としての「deal」= 取引

最もよく使われるのが

「取引・契約」という意味の名詞です。

・ a big deal(重大な取引、大事なこと)

・ strike a deal(取引をまとめる)

 

strike という動詞には元々、

「打つ」「叩く」「一撃を与える」

という意味があります。

strike a deal

「取引をまとめる」「合意に達する」

という意味のイディオムです。

ビジネス交渉や外交、契約締結の場面で

よく使われます。

The two companies struck a deal after months of negotiation.

(数ヶ月にわたる交渉の末、両社は取引をまとめた)

 

 

deal を「取引」という名詞として使うと、

次のようになります。

Trump said, “We’re going to make the best trade deal ever.”

(トランプ氏曰く、「史上最高の貿易取引をするぞ」)

 

このように、「deal」は成功を象徴する

ポジティブワードとして用いられることが多いです。

 

3. 動詞としての「deal with」
  = 対処する

私も実際の会話でよく使います。

動詞の形では、「deal with ~」の形で

「(問題・状況に)対処する」「取り扱う」

という意味になります。

We need to deal with this issue immediately.

(この問題にはすぐ対処しなければならない)

 

ビジネスシーンでは、

トラブル処理やクライアント対応など、

実務的な文脈でよく使われます。

 

クライアント対応

Our customer service team is trained to deal with difficult clients professionally.

(私たちのカスタマーサービスチームは、

 対応が難しい顧客にもプロとして

 対処できるよう訓練されています)

 

 

トラブル処理

I had to deal with a last-minute system failure just before the launch.

(ローンチ直前に、突発的なシステム障害に

 対処しなければなりませんでした)

 

a last-minute 直前の、突発的な、

という意味です。

ビジネスの現場では、

こうした「予期せぬ問題」や「対人関係の緊張」に

どう “deal with” するかが、

信頼と結果を左右することもあります。

 

4. その他:覚えておきたい表現

・ a raw deal:不当な扱い

 

She got a raw deal at work.

(彼女は職場でひどい扱いを受けた)

 

 

「raw」の本来の意味は

つぎのようなニュアンスです。

・ 生の(raw meat = 生肉)

・ 未加工の(raw materials = 原材料)

・ 無防備な/むき出しの
  (raw emotions = むき出しの感情)

 

この中でも、

「未加工でむき出しで、

保護もなく傷つきやすい状態」

というニュアンスが

「a raw deal」には含まれています。

 

「raw deal」のイメージ:

加工もケアもされていない、

粗雑で配慮のない取り扱い

= ぞんざいな・ひどい仕打ち

ですので、

「raw」=「乱暴で痛みを伴うような」

感覚だと捉えると分かりやすいですね。

 

なぜ「raw」な「deal」が悪いの?

→ 通常、deal = 取引・取り決めは、

バランスや公正さがあるべきもので、

Fair(フェア・公平さ)が前提にあります。

でも「raw deal」ではそれがなく、

相手に何の準備も、配慮もないまま押し付けられる、

という意味で 理不尽・不公平 な印象を与えるのです。

 

本日のまとめ

「deal」は単なる「取引」ではなく、

“ 調整しながら利を取りに行く ” という、

まさに交渉の本質を含んだ言葉ですね。

トランプ氏の語録を聞くときも、

単語の奥にあるニュアンスを感じてみると、

ぐっと理解が深まります。

英語を学ぶ皆さんも、ぜひこの

「deal感覚」を使いこなしてみてください!

今日は、最近のビジネス英単語、

ディール deal について考えてみました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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