こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

今年の沖縄は、なんだかいつまでも寒いですね。

例年なら3月末にはもう海開き。

でも今年は肌寒い日が続き、

私もまだ衣替えができていません。

晴れた昼間は半袖で過ごせるほど

暖かくなる日もありますが、

朝晩や曇りの日は思った以上に冷え込みます。

それでも最低気温は15℃前後なので、

内地に比べればだいぶ過ごしやすいかもしれません。

わが家は海の真ん前なので、風が強く、

体感温度がかなり低く感じられます。

早く本格的な春の訪れとともに、

暖かな沖縄の4月が来てほしいなと思っています。

 

 

さて今日は、4月という

「人の動きが大きい時期」に合わせて、

「人を雇うときに、

これだけは肝に銘じておいた方がいい」

という話をお届けします。

 

最近、ある企業の社長さんからこんな相談がありました。

「ある職員(Aさん)を辞めさせる決意をしました。

でも実際にやめてもらうまでが、本当に大変でした。」

その理由は、Aさんのコミュニケーション能力に

大きな問題があったからです。

この社長さんが言いました。

「採用時に、Aさんの“コミュニケーションの弱さ”

に気づいていたら、こんなことにはならなかった。」

私も深くうなずきました。

このご相談から得られた学びをもとに、

採用時に最低限チェックしたい3つの視点

共有したいと思います。

 

採用時に必ずチェックしたい3つのこと

 1. この人の最大の欠点は何か?

 2. その欠点が治れば、戦力になるか?

 3. 本人に、その欠点を直す覚悟があるか?

 

 

一つずつ 説明します。

 

1. この人の最大の欠点は何か?

これは、履歴書や面接だけでは

なかなか見抜けない部分です。

だからこそ私は、

算命学カードリーディングといった

ツールを活用しています。

その人が持っている本質的な性格や潜在的な欠点が、

かなりの確度で浮かび上がってきます。

この社長さんから聞いた話では、

問題になった社員Aさんの最大の欠点は、

「わからないことを “わからない” と言えない。

自分勝手に仕事を進め、

ミスを隠す or スルーする」

というものでした。

もちろん、初対面の面接で

こうした欠点を見抜くのは難しいのですが、

面接の質問や内容を少し工夫すれば、

“ヒント” を掴むことができます。

たとえば「あなたの長所は何ですか?」という質問。

ここに、その人の“裏の顔”が見え隠れします。

社員Aさんは、こう答えました。

「地味な作業をコツコツやるのが得意です。

他の人が嫌がる単純作業も苦になりません。」

一見、美徳のように聞こえますが、

ここにAさんの欠点が隠れています。

おそらく、人と関わるのが苦手で、

単独作業を好むタイプ。

また、思考を伴う仕事や創造的な作業からは

逃げてきた可能性もあります。

このように、

“長所”の中にこそ“盲点”が潜んでいます。

 

2. 欠点が治ればその人は会社の戦力になるのか ?

これは意外と見落とされがちな視点です。

仮に、先ほどの欠点が改善されたとしても――

そもそも、その人が職場において

価値を発揮できる人材なのか?

ここを冷静に見極める必要があります。

 

社員Aさんのケースでいえば、

仮に人とのコミュニケーションが

少し改善されたとしても、

・自分から学ぼうとしない

・頭を使う仕事が苦手

・プライドが高く、

 人のアドバイスを素直に受け入れない

 

といった傾向が見られれば、結局のところ、

パフォーマンスは上がりにくいかもしれません。

このような場合、

面接でぜひ聞いてほしい質問がこちらです:

「これまで仕事の中で、

改善・改良に取り組んだ経験を、

できるだけ具体的に教えてください。」

 

ここで確認したいのは以下のポイント:

・どんな課題に取り組んだのか?

・チームの中でどのような役割を果たしたのか?

・自分の行動をどのように評価しているか?

 

こうした “過去の具体例” は、

将来の仕事ぶりを判断する重要な材料になります。

 

3. 本人に「欠点を直す覚悟」があるか?

ここが一番のカギです。

私の限られた経験の中ではありますが――

10人中 9人は、欠点を直すことができません。

これは「性格」「価値観」

深く根ざしたものだからです。

では、どう見極めるのか?

おすすめの面接質問があります:

「ご家族( 配偶者・子ども・親など )の

欠点は何だと思いますか?

そして、どうすればその欠点は治ると思いますか?」

なぜこの質問かというと――

「人は、自分を他人に投影する」

です。

 

Aさんの場合、娘さんについてこう答えました:

「娘の欠点は、頑固で人の意見を聞かないこと。

本人は “私は信念が強いのよ” と言って、

直すつもりもありません。

だから私は何も言わないようにしています。」

これを聞いたとき、私はこう感じました。

Aさんご本人も、さらに頑固で、

他人の意見を受け入れられないタイプなのだと。

つまり、本人が「欠点にすら気づいていない」場合、

いくら周囲が指摘しても、変わることはありません。

 

私が尊敬してやまない稲盛和夫氏は、

社員の欠点を採用前に見抜いたうえで、

それでも採用するときは、こう言ったそうです:

「あなたには〇〇という欠点がある。

それを直さなければ、うちではやっていけない。

私も自分の欠点を直す努力をしている。

だからあなたも、自分の欠点を徹底的に直してもらう。

そのために、あなたが持っている

プライドをすべて剥がしてでも、私は向き合う。」

――これこそが、本物の採用の覚悟だと感じます。

 

 

結論:採用は「最大の投資」

採用前に考えるべきは、この3点です:

 1. 相手の「最大の欠点」は何か?

 2. 欠点が治ったときに、戦力になるのか?

 3. 本人にその欠点を直す「覚悟」があるか?

 

この3つすべてが YES になったときだけ、

採用のゴーサインを出すことをおすすめします。

そして今、世の中は人手不足。

でも「とにかく誰でもいいから採る」のではなく、

AIや仕組みで置き換えられるところは

置き換える勇気も必要です。

「人を採る」ことは、経営における最大の投資。

だからこそ、その判断には哲学に基づいた

ふるい分け」求められるのだと思います。

 

今日は「採用の際のキモ」について、

ある社長さんの実体験を交えてお話しました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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