こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「指導を受けるのであれば、
その人にまず実績があるかどうかを見る。
実績のないコンサルタントでは意味がありません。
ここにおられる経営者の皆さんは、
実践しているだけに、
ただの理屈屋よりはるかに偉いのです。
理屈ばかりこね回すようなコンサルタントに
お金を払い、教えてもらうことぐらい
ばかばかしいことはありません。
話を聞くなら実績のある人を選びなさい。
綺麗事ばかり口にする人ではなく、
実際にやったことのある人、
自分の体でわかっている人の話を聞くのなら、
それはいいことだと思います。」
最近、私は本当に経験が大切だ
ということに気づきました。
わが身をもって体験しなければ、
人事・採用・企業経営などは学べない
と思いました。今も、トラブルの渦中にありますが、
わが身を反省しながら、
なぜ体験から学ばなければいけないのか、
を考えてみます。
1. 客観的に分析できないから
2. 潜在意識に落とし込めないから
3. 教訓ができないから
一つづつ説明します。
1. 客観的に分析できないから
「(謙虚であるとは)特に経営者であって、
自分の会社が中小企業から
段々よくなってくればくるほど必要なのです。
大会社になったから傲慢になるとは限りません。
中小企業のオッサンでも、少し儲かり出したら、
すぐに天狗になる人がゴロゴロいます。ですから、
常に謙虚であらねばならないということを、
ぜひ肝に銘じてください。謙虚さを失うから、
せっかく神さまが、収益が上がるように、
会社が立派になるようにしてくれたのに、
傲慢になるものだから、たちまちに
赤字転落するようにしてしまわれるのです。』」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ これも自分のこと、自社のことを
客観的に分析できなくなる例です。
弊社も、自分がやっていることが
正しいことだと思っていました。
けれども客観的な第三者からみてもらい、
改めてその状況が分析できました。
私が一生懸命育てていた人間は、実は
私の足かせにしかなっていなかったということです。
信頼できる部下ではなく、
私の貴重な時間や資源を奪う人だったわけです。
客観的にみることができたのは、
こうした人のアドバイスを聞き、
別の視点を取り入れたからです。
異なる視点を取り入れ、客観的に
分析することが大切だと改めて気づきました。
2. 潜在意識に落とし込めないから
「考えてみると、人間の意識というのは、
実は恐ろしいものです。
人間は非常に聡明なので、考え方を変えるのも、
フレキシブルにできるように思えます。
考え方を変えるのにコストはかからないわけですから、
もう素直に「はい、はい」と言って
考え方を変えれば、簡単にいけるのです。
設備、機械というのは、
一度据え付けるとなかなか変えられませんが、
人間の考え方を変えるのは
一番楽そうに思えるのですが、
これが最もスタボン(stubborn)で、
頑迷固陋(がんめいころう)なのです。
これが諸悪の根源なのです。
人間というのは考え方をコロコロ変えられると
みんな思っているのですが、
なかなかこれは変えられない。」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ ショックな出来事、体験があって、
初めて人は重要な事実を
潜在意識に落とし込むことができます。
自分が一度信じたら、それを変えるのは難しいのです。
実際に体験、経験していくしかないのです。
今回の問題のあるスタッフさんは、
彼女の根本的な問題を指摘したら、
すぐに「逃げ」に転じました。
あれほどフィロソフィを学んでも、
「人間として正しいこと」、
「素晴らしい人生とはなにか」
などは何も身についていなかった訳です。
こうしたことも、体験を通じて学ぶからこそ、
私にとっての「学び」になりました。
3. 教訓ができないから
「『公明正大な事業の目的や意義』があってこそ、
従業員の心からの共感を勝ち取ることができ、
全面的な協力を得ることができるのです。
また、経営者自身も堂々と胸を張り、
経営に全力投球ができるようになるのです。
この事件によって気付きと教訓を得た私は、
『全従業員の物心両面の幸福を追求する』
ということを京セラの経営理念の筆頭に掲げました。
さらに社会の公器としての責務を果たすために、
『人類・社会の進歩発展に貢献すること』
という一項も加え、京セラの経営理念としました。」
(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)
→ 稲盛氏が最初に従業員の反乱にあって、
会社の存在意義について学んだというエピソードです。
リーダーの在り方が問われている時代だと思います。
昭和の時代は、個人が知識、情報、経営資源(資本)
を十分に持つことはほぼ不可能でした。
皆を幸せにするためには、このような
事業の目的と意義が必要であったのだと思います。
今の時代は知識、情報、経営資源は
だれでも取りに行くことができます。
このような資源が与えられていることに気づかず、
人から奪うことで、自分の欠点を
埋めようとする人間が多くなってきています。
才能を私物化しない、
ということを稲盛氏は言っていますが、
自分の才能を利己的な人たちのために浪費しない、
これも大切なことだと思います。
自分の持てるものを、何に使えばいいのか、
これを本当に考える時代になったと思います。
さて、まとめますと、
自分の状況を客観的に分析し、
潜在意識に落とし込むほど深く学び、
教訓をえる。
そのために、
経験から学ぶということは、
本当に大切なのだと思いました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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