こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

先日、何か月ぶりかで、久しぶりに内地に行ったのですが、

秋が深まって、本当に寒くてびっくりしました。

内地に行く前の日まで、私は沖縄でノースリーブで

車を運転していたので、気温の変化が

沖縄に慣れた「わが身」にこたえます。

私は昔、世界中、いろいろ旅しました。

ハードなスケジュールで旅をしていても、

あまり疲れた・・という感じをしなかったのです。

けれども、ここに来て、気温の変化が激しかったり、

移動距離が長かったりすると、

一気に疲れを感じるようになりました。

「自分の生活の仕方、

体のいたわり方を考えたほうがいいよ」

というからだからのメッセージ

ではないかなと思っています。

 

 

さて、11月の最初に訪れた台湾紀行ですが

前回お話をした台湾文化の二番目、

「日本統治の影響」についてお話をしたいと思います。

今回、私は高雄と台南に行きましたが、

日本統治時代の影響は

主に次のようなところに見ることができました。

1 都市インフラの整備

2 教育システムの整備

3 台湾の歴史へのリスペクト( 尊重 )

 

 

少しずつ付け足してコメントします。

 

1 都市インフラの整備

特に高雄に滞在した際に思ったのは、

主要な幹線道路が碁盤の目のように、

きれいに整備されているということです。

日本でも、戦争や地震等の自然災害で消失した後の街は、

碁盤の目のようにきちっと道路が整備されていきます。

縦・横( 東西南北 )きっちりと道路を整備する、

これは京都などの日本の古都を見てもわかる、

日本の都市計画の技術です。

日本は、統治した国( 台湾 )に対して、

まずこうした都市インフラをしっかりやる

ということを心がけました。

台湾全体に、南から北へ向けて鉄道を引きました。

後に、この鉄道と並行して、新幹線が開通しました。

これで人や物の移動、物流いう観点から台湾は

飛躍的に便利になり、経済が発展していったのです。

こうした都市基盤を整備して、

地元の経済を発展させたこと、

これは日本人が台湾に対して行った

大きな功績の一つではないかと思います。

 

アジアの他の都市を見てみても、

鉄道や高速道路などの都市インフラが未整備で、

街の中心部は、いつも車で大渋滞している、

このような街がたくさんあります。

日本は都市インフラの重要性をしっかり考えて、

まず道路や鉄道網を整えていきました。

繰り返しになりますが、

これは日本が行った偉業の一つだと思います。

 

2 教育システムの整備

今回は、高雄の歴史博物館に行きました。

そこでは、日本統治時代に地元の学校で使われた

教科書などが展示してありました。

その教科書のページに ( 私の間違いかもしれませんが。)

「我是台湾人( 我々は台湾人である )」

という例文が中国語で書かれていました。

ある国が他の人種や地域を支配する時、

その国のもともと使われていた言葉を禁じます。

例えば、日本から南米に渡った日本人たちは、

スペイン語やポルトガル語など積極的に話し、

日本語を話すのは、家の中のごく限られた場面だけだったと聞きます。

現地の生活になじむために、そしてその社会での

自分達の地位をあげていくために、母国語をすて、

別の言語を話すようになるのです。

日本統治の時代には、日本人は台湾の人々に、

もちろん日本語を教えるということはしたのでしょう。

ですが、同時に台湾の人々に対して、

その台湾人としてのアイデンティティーを尊重する

という姿勢があったのだと思いました。

 

3 台湾歴史へのリスペクト

台南には、都市の北西部に安平 ( アンピン ) という場所があります。

ここには古く、17世紀のオランダ統治時代の

司令塔や重要な政府の施設があったところです。

こちらの要塞跡が、オランダ統治後の戦争で破壊されました。

この施設は、今はしっかり修復されているのですが、

この修復をしたのは、日本統治時代、

日本人によってなされたと聞きました。

やはり台湾を統治していた日本が、

相手の国の歴史や民族、考え方などとても尊敬し、

遺跡の保存を大切に考えたからだと思います。

 

 

今回の旅で、とてもお世話になった台湾人の方に、

「日本という国や日本人をどう思いますか?」

と聞いてみました。

「祐子さんはよく知ってるでしょう。。。

多分これまでたくさん聞いたことがあると思います。

台湾人はみんな、日本人が大好き。

様々な仕組みも、素晴らしい都市の施設も、

全部、日本人が作ってくれた。

日本人がいろいろなことをやってくれた。

新幹線も。。。だから、

台湾の人はみんな日本人が大好きです。」

とこの方は私に話してくれました。

 

今から25年ほど前、私が海外に留学する前に、

世界の中で、とっても親日的な国が2つあると聞きました。

1つは台湾で、もう一つはトルコです。

これらの地域の人々は、日本人を

とても快く受け入れてくれると聞きました。

今回も、街を歩いてみて、私が日本人だとわかると、

地元の台湾人の方が、日本語で話しかけてくれたり、

親日的な雰囲気を強く感じました。

かつては「ジャパンバッシング」と言われ、

日本人が叩かれたりしました。

さらに、この先、日本が国際社会で、

よく思われない場面も出てくるかもしれません。

けれども、そのような時だからこそ、

こうした親日的な国の人々やそうした国との

結びつき・つながりをとても大切にしたいな

と思いました。

 

次回は、今回初めて気づいた

儒教文化について触れたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

よろしければ、これまでのメルマガ内容、時事問題など、

オフレコのセミナーなどを開催させていただきます。

これまでのメルマガでお話できなかった内容なども

対面でお話させていただきます。

ご希望がありましたら、ぜひEメールでご連絡ください。

ytomizuka@abrilsjp.com

 

 

 こちらのブログの内容は、メルマガで配信しています。
 メルマガをご希望の方は、下記リンク より お申し込みください。

 

 

 

不動産についてのお役立ち情報を、動画で配信しています。

不動産の初心者の方にわかりやすく、基本的な内容を説明しています。

皆様からのご質問も受け付けています。

友だち追加

tomizukayuko07

@462ctofn

 

 

ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介は こちら

不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みは こちら

経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みは こちら

女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みは こちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら