こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「目的を持って真剣に意識を集中させることを

有意注意といいます。私たちはどんな時でも、

どんな環境でも、どんな些細なことであっても

気を込めて取り組まなければなりません。

最初は非常に難しい事のように見えますが、

日頃、意識的にこれを続けていると、

この有意注意が習慣になってきます。

そうなれば、あらゆる状況下で気を込めて現象を見つめる

という基本ができていますから、何か問題が起きても、

すぐにその核心をつかみ、解決ができるようになります。

物事をただ漫然とやるのではなく、私たちは、

日常どんな些細なことでも真剣に注意を向ける

習慣を身につけなければなりません。

この『有意注意』とは、『意をもって意を注ぐ』

あるいは『意識して注意を向ける』ということです。

これに対応するのは『無為注意』であり、

例えばどこかで音がしたので反射的にふっと振り返る

というような意識の使いかたを言います。

そのような氣のそそぎ方ではなく、

自分から能動的に一生懸命意識を集中させる、

これが『有意注意』という言葉の意味するところです。」

 

この「どんなことにも一生懸命意識を集中させる」

ということは、次の三つの理由から、

リーダーが身につけなければいけない素養とされています。

 

1. 判断を誤らないため

2. 瞬時に判断するため

3. 問題に真正面から向き合うため

 

一つずつ説明します。

 

1. 判断を誤らないため

「世間には二人・三人というわずかな従業員で

経営している会社もあれば、何万人という規模の

会社まで、さまざまな規模の企業があります。

大会社にとっては些細な出来事でも中小企業にしてみれば

会社の命運を変えてしまいかねないほどの

インパクトがある場合もあるわけです。。。。

また、どうすればそのような(有意注意の)

判断ができるのだろうとも思っていました。

『生まれつき鋭い感覚やすぐれた能力を

持っていなければ、そのようなことは

できないのだろうか。そうであるなら、

私みたいに、それほど優れていると

思えない人間は、どんなに努力をしても

正しい判断はできないかもしれない』

そう悩みながらも私は自分にできることは何かと考え、

『どんなに簡単に思えることでも真剣に考え、

正しい判断ができるよう努力しよう』と決め、

それ以来、どんなに些細なことでも

真剣に考えるように心がけてきました。

今でもその姿勢は変わっていません。」

→ 小さなことの判断が、積もり積もって、

大きな結果に結びつきます。

人の採用、仕事内容のチェック、

スタッフさんのお客様に対する応対、

業務日報の書き方、小さなところに、

改善のヒントがたくさん隠れています。

自分自身、まだまだできていないところがあった、

軽く流していたところがあった、と反省しています。

 

2. 瞬時に判断するため 

「一方、どんなに些細なことでも、ど真剣に

考えるような人は感覚がとぎすまされていますから、

いつでも迅速に的確な判断が下されるようになっています。

ですから問題を聞いた瞬間に

『あ、これはこうすればいい』と分かるのです。

それは、過去に同じような経験をしたから

特に考えなくてもわかるということではなく、

ものすごい速さで思考が周り、最良の策を

考えつくことができるからなのです。

それは頭の良し悪しに関係なく、

どんなに些細なことでも真剣に考える習慣

によって可能となることです。」

→ 中小企業の社長は、判断、決断の連続です。

本当はゆっくり考えたいけれども、

そんな時間の猶予はない、という場面がほとんどです。

そして千載一遇のチャンスは明日来るかもしれないし、

10年後に訪れるかもしれません。

ですが、その10年後を目指して判断力を磨いている

暇はないのです。常に目の前のことに、ど真剣に集中し、

判断力を磨かなければいけない、と改めて思いました。

 

3. 問題に真正面から向き合うため 

「ところが一般の経営者は、

大して重要ではない問題に対しては、

『こんなものでいいだろう』と簡単に済ませてしまったり、

極端な場合は『君に任せる』と言って、

部下に判断を委ねたりしています。

日ごろからこんな調子では、いざ鎌倉と、

会社の浮沈にかかわるような大問題が発生した時に、

的確な判断が下されるわけがありません。

その時になって『さぁ真剣に考えよう』と思っても、

そのような習慣が身についていないものですから、

どうしても浅く薄っぺらな考えしか出てこないのです。」

→ 人は、自分にとって耳の痛い指摘、

潜在意識で感じている問題は、

無意識のうちに避けようとします。

それを受け入れたら、自分が変わらなければいけないからです。

最初から経営者として完成している人は少ないと思います。

皆さん、わからないながら、実践している方が

ほとんどだと思います。自分自身への戒めもふくめて、

素直な心をもち、問題と向き合って、

変わっていこうとする姿勢を持ちたいと思います。

 

 

まとめますと、リーダーは、

常に集中して、どんな小さな問題でも

真剣に考えなければいけません。

これによって、正しい判断を的確に行い、

常に人格を高めつづける

リーダーを目指したいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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