こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

内地(ないち)も、梅雨とはいえ、

とても暑い日が続いているようですね。

沖縄は、本当に「ザ・沖縄の夏!!」

という真夏日が続いています。

台風が来ると、ちょっと暑さも落ち着くのですが、

今年はあまり台風の気配は見えないようですね。

昨日は、とってもきれいな、真っ青な海が見えました。

日本にいて、こんなきれいな青い海が見えるのですから、

日本という国は、全国、北から南まで

本当に美しい国だなぁと思います。

 

 

さて、今日は、最近、私がつらつらと考えている

AIと人手不足の問題点について、皆様と共有したいと思います。

 

私が、中学生か高校生位の時だと思います。

ですので、今から30から40年位前でしょうか?

「いしいひさいち」さんという漫画家の漫画がとても流行りました。

その中の作品の1つ、「おじゃまんが」だったと思いますが、

こんな4コマ漫画があります。

 

あるビルの一室に黒いスーツ、黒い帽子をかぶって、

真っ黒なサングラスをかけた、いかにも怪しげな男性が入ってきます。

そして、その部屋の窓際の椅子に腰をかけた、

いかにも「ボス」という風貌の人に向かって、

「お前を殺してやる!」と言って、ピストルを打ちます。

ですが、その銃弾は天井や壁などに当たるばかりで、

一向にボスに当たりません。

その背景に、「目の不自由な殺し屋」という言葉が、

この漫画のコマに入ります。

ピストルの玉が、背景で飛び交っていても、

このマフィア?のボスはビクともしません。

そのコマに「耳の不自由なボス」という言葉が入っています。

そして、ボスが微動だにせず座っていて、その後ろに、

黒ずくめの殺し屋が、やたらめったらピストルを打っている、

その背景に、えらくガタイの良い男性が座っています。

このガタイのいい男性は、このボス、それを狙う殺し屋、

この風景をぼーっと眺めているのです。

ここがこの4コマ漫画のオチなのですが、

「頭の不自由なボディーガード」

という言葉が入っています。

強烈な風刺で、この漫画を初めて読んだ時から、

何十年もたっているのですが・・・

今から考えても、この4コマ漫画は素晴らしい出来だなと思うのです。

 

さて、ここからが本題ですが、今、話題の生成AI自体が、

この「頭の不自由なボディーガード」なのだと思います。

ボディーガードは、

「ボスの命を救うこと、命を守ることが、お前の仕事だ!!」

と言われているでしょう。

けれども、具体的にどのようなことが、ボスの命を救うことなのか、

どのような状況の時に、ボスの命が危険にさらされているのか、

その判断ができないわけです。

 

 ボスが、「助けてくれ!!」と言った時

 ボスの脈拍が非常に速くなったとき、

 ボスの半径**メートル以内に、

 武器と思われる金属が探知できたとき

 何者かが、ボスの体に、拳銃の照準を当てたとき

 このような時が、ボスの命の危機なんだよ、

 と教えていかなければいけません。

 

そうすると、たとえば、このボスの秘書が、

ナイフとりんごを持ってボスの近くに来たとします。

このようなときにも、このボディーガードは、

「命の危機!」と反応することになります。

ナイフを持っているというだけで、

危険人物として秘書を殺してしまうかもしれません。

 

このような学習を、一つ一つAIにさせて、

原則と例外を一つ一つ覚え込ませていかないといけないわけです。

ボディーガードとして、素晴らしい体力を身に付けていたとしても、

頭が不自由なために、いざという時に活躍することができないわけです。

 

今のAIブームを思うと、

まだまだこの「頭の不自由なボディーガード」

段階ではないのかなと思ってしまいます。

さらに、この「頭の不自由なボディーガード」は、

AIに限りません。

普通に働いている場でも、

言われたことを、その言葉通りに受け取り、

意味を考えない方がたくさんいると思います。

これは日本に限らず、世界的に見てそうです。

その仕事が何のためにあるのか、なぜその仕事が重要か、

その仕事をしないとどのようなことが起こるのか

これを考えない方がたくさんいると思います。

 

今の令和の世の中ですと、世の中の仕事の中で、

自動化できるところは、ほとんど自動化され、

機械やコンピューターが行っていると思います。

逆に、人間の手が必要なところは、

このボディーガードのような役割です。

どのような状況になったら、

ボスの命が危険にさらされているのか、

これを瞬時に判断して、

臨機応変に行動することが求められます。

 

ですが、答えを求める教育を受けた方々ですと、

物事の本質を理解する、

臨機応変に対応するということができません。

このような方々は、

「考えて行動すること」「臨機応変な対応」

を求められると、ストレスに感じて、

仕事を辞めていきます。

これが、現代の人手不足の理由の一つではないかな、

と私は思っています。

「頭の不自由なボディーガード」にあたる人は、

おそらく相当数いると思います。

けれども、「頭が不自由」な人では、

やっていくことができない仕事が、

世の中にはたくさんあるのです。

ここのミスマッチが、埋められない。

そしてAIであっても、頭の不自由なボディーガード状態なので、

使い物にならないのではないかと思います。

 

そうするとこの解決策は何かというと、

秘書でも、運転手でも誰でも良いのですが、

この状況が「危ない!!」と判断できる生身の人間が、

ボスを安全な場所に避難させ、殺し屋対策を行い、

その傍で、ボディーガードとAIの両方を教育していく

ということになります。

これはとてもハードな仕事ですし、

体がいくつあっても足りません。

今の世の中の、人手不足の真実は、

このようなところなのかなと考えます。

 

自分が、「頭の不自由なボディーガード」にはなりたくない!

と思ったら、失敗を恐れず、考えて行動するようになりましょう。

考えて行動して、それが失敗だったら、

その理由をとことん考え、失敗しない対策を

1つずつ打っていけば良いのです。

今日は、人手不足と、AIの活用について、

そして、この先の仕事の仕方について考えてみました。

自分自身への反省も込めて、

仕事の取り組みを考えていきたいと思います。

 

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今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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