こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

沖縄は、まだまだ暑いですが、台風が近づいてくると、一気に涼しくなります。

私は自分の体調の変化で、季節を感じることが多いのです。

根菜類やキノコ類が食べたくなったりして、あぁ、体が秋仕様になっているのだなと感じます。

 

今日は、先日、日本最古(約2万年前)の石器時代の遺跡を訪れるツアーに参加しました。

そこから、発想力やものづくりのヒントについて考えました。

今日はそれを皆さんと共有したいと思います。

 

まず、訪れたのはこちらの群馬県の岩宿遺跡です。

https://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1000000000589/

 

こちらは、相澤忠洋さんという方が最初に発見をされています。

とても考古学に興味があった方で、本当に小さい3つの石片から、

そこに石器時代の遺跡があるのではないか?と疑問を持ったそうです。

本当に小さな石のかけらで、その辺に転がっている石ころなのですが、

相沢さんはそれを見たときに、人の手が加わっていると分かったそうです。

これもすごいなぁと思うのですが、こちらの遺跡は、実際に回ってみて、

博物館で説明を聞いてみると、さらに興味深い内容がありました。

それは、「石器時代の人間が、どうやって餌を捕獲していたのか?」です。

日本に、世界でも類を見ない旧石器時代の人々が住むことができたのは、

黒曜石があったからだと言われています。黒曜石は、割ると刃物になり、

これで獲物を仕留める矢後(やじり)にしたり、肉を切ったりしていたそうです。

当時の獲物は、マンモスに似た象や比較的大型のヘラジカなどでした。

獲物を仕留めるには、落とし穴を掘り、そこに獲物を追い込んで、

獲物が動けなくなったところを、上から槍でついて仕留めていたといいます。

学芸員さんも指摘していましたが、ではこの落とし穴になるものを、

どうやって掘ったのか?という疑問が残ります。

当時の道具は、石器しかなかったと思われるので、スコップなどはなかったでしょう。

マンモスや鹿が、少なくとも落ちて動けなくなる程度の深さの穴を

掘ることが果たしてできたのか?ここは疑問です。

博物館で見せてもらった当時の人間の生活を描いたアニメーションでは、

石器時代の人間が槍を持ち、ヘラジカを追いかけているシーンがありました。

おそらくそれは現実味がないように思います。

陸上部などを経験した方には、リアリティーがあるかもしれません。

動物を走って追うという気持ちになりますか?

かなり昔のテレビでイモトアヤコさんが、「チーターと競争する」

という企画がありましたが、もちろん話になりません。

走っておいつけるようなレベルではないのです。

自分たちの生活の糧が、大型動物であるという事は、かなりの戦略を練らないと、

仕留めることが難しいのではないかと思います。

 

 私が考える仮説は下記です。 

 1) 縄のようなものを使って、罠を作った。

 2) 黒曜石は刃物だけではなく、光を反射させる鏡のようにも使っていた。

     光の反射で動物を追い込む、弱らせるなどしていた。

 3) 石器時代の人間は夜行性だった。

 

この遺跡を訪ねてから、ずっとこんなことを考えていました。

もちろん、専門家の方から見たら、荒唐無稽な考えかもしれません。

けれども、このような仮説のもとに、空想(イマジネーション)が膨らんでいきます。

そして、このようなイマジネーションは、現代を生きる私たちにも、

役立つのではないかと思います。

 

 1 果たして本当にそうなのか?と疑問を持つ

 2 そうでないなら、真実は何なのか?と考えてみる

 3  仮説に従って、具体的に空想(イマジネーション)してみる

 4 別の角度で、これまでの仮説を考えてみる

 

いきなり話が飛ぶようですが、このようにしてみると、

私たちの目の前にある問題への画期的な打開策、

いわゆるブレイクスルー(画期的な進歩発展・改革) も見えてくるのかもしれません。

今日は、石器時代の遺跡から考えた、発想の転換のためのヒント、これらを考えてみました。

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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