こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

ストレス解消には、非日常を経験すると良いらしいです。

私の場合の非日常は、熱帯魚がたくさんいる

サンゴ礁の海でシュノーケリングをすることです。

(これ以外にもストレス解消方法はありますが。。。)

内地に住んでいる方が、魚と一緒に泳ぎたいと思えば、

計画を立ててお休みをとって、

沖縄に来るように手配することが必要です。

そうでもしないと、なかなかこういう体験は

できないと思います。

ですが、私の場合は沖縄に住んでいますので、

思い立ったらすぐにでもシュノーケルすることができます。

先々週も、波がとても穏やかで、とても晴れて雲一つなく、

ちょうどいい具合に引き潮というタイミングがあったので、

すぐに恩納村のいつものプライベートビーチで

シュノーケリングをしました。

行って帰って来て、シャワーや洗濯をして、

またパソコンの前に座るまで、だいたい3時間です。

短時間にこれだけリフレッシュできるんだなぁと、

沖縄生活の効用を改めて考えました。

 

 

さて、今回は、この夏、話題になっていた

ドラマから考えたことをお話しします。

それは、「良いリーダーになるには?」

ということです。

 

ここから先は、「笑うマトリョーシカ」の

ネタバレになりますので、

これから一気にこのドラマを見よう!

と思う方はご注意ください。

 

この「笑うマトリョーシカ」は、ある政治家の話です。

ジャニーズのタレントさんは、スキャンダル事件以降、

特に頑張ってる方が多いなぁと私は思っています。

個人的には、役者としての奥が深い方は

私の「推し」として、楽しく視聴しながら応援しています。

 

主人公は櫻井翔さん演じる「清家一郎」で、

このドラマは、色々と暗い過去があるこの政治家が、

内閣総理大臣になり、憲法改正を実現させるまでの

サクセスストーリーです。

一郎は、自分の主体性がなく、

背後で一郎を操っている人物がいる、

その影の黒幕は誰なのか?

これを、毎回ハラハラドキドキで

視聴者が追っていくわけです。

けれども、最終回になって、

でてきた種明かしは、一郎は、

誰かに操られているわけではなかったということです。

 

清廉潔白、品行方正な政治家の人物像を作り上げ、

それを淡々と自分自身が演じていた、

というのが、このドラマのオチなのです。

一郎には「自分」はありません。

自分の考えや、政策、道徳観念、

倫理観などは一切ないのです。

常に周囲にブレインという側近を置いて、

その側近が言うことを、淡々と実行していく、

それが一郎の真の姿だったというのがドラマのラストです。

 

えー!!これはドラマだから、

面白おかしく作っているのでしょう??

こんな政治家がいるわけもない、と、

皆さんお考えになっているのではないでしょうか?

ですが、実際、このような政治家は意外に実在します。

このラストを見た途端に、私が思い出したのは、

レーガン元アメリカ大統領です。

もうお亡くなりになっていて、

日本の首相が中曽根康弘さんだった頃に、

ロン・ヤスと呼び合って、

日米の政治、経済について話し合った、

伝説のアメリカ大統領です。

皆さん忘れてらっしゃるかもしれませんが、

レーガン元大統領は、大統領になる前は俳優でした。

 

私が算命学を勉強してから、

このレーガン大統領の命式を見てみたのですが、

俳優として大成する運勢をお持ちでした。

レーガン大統領の中には、これぞアメリカの大統領、

というロールモデル(お手本)があったのでしょう。

あるいは、歴代の大統領の言動や映像などを繰り返しみて、

イケてないところは書き換えるというシミュレーションを

繰り返しやっていたのではないかと思います。

 

「おいおい、お前はアメリカの大統領なんだろう、

だったらそんな事は言わないで、

『〇〇』と言えばいいじゃないか!!」

レーガン大統領は、おそらく、このように考えて、

自分が理想とする「ザ・アメリカの大統領」という

人物像を作っていったのでしょう。

そして、それを、見事に演じきったわけです。

確か、宇宙開発か国防に関する質問を、

ニュースキャスターがレーガン大統領にしたことがありました。

キャスターとしては、

レーガン大統領の無知・無策を追求したい、

そんな意図があったのかもしれません。

ですが、レーガン大統領はこう答えました。

「そんなことは、技術者が答えることで、

大統領が答えるべき質問ではない!!」

多くの視聴者はこの答えに深く納得し、

質問をしたキャスターがバカにみえた、と言います。

このように、見事に大統領を演じていたわけです。

レーガン氏が言った内容、実行した政策のほとんどは、

自分自身の考えや意見ではなかったかもしれません。

前職が俳優ですから、アメリカという国自体を分析して、

政治・経済・国防を考える、という素養を

もともと持っていなかったかもしれません。

だからこそ、おそらく、たくさんのブレーンの

意見を聞いたのだと思います。

そして、それらの政策を、

いかに大統領らしく説明し、実行していくかに、

自分のすべてのエネルギーと俳優生命を

注いでいたのではないかと思います。

私の知っている限りでは、レーガン大統領の後、

レーガン氏がやったようにアメリカの政治を

指導している大統領はいないように思います。

皆さん、多かれ少なかれ、自分の利益というのがあって、

最終的には自分が一番潤うように、

政策を考え、振る舞っているように思います。

 

そう考えると、マトリョーシカの一郎さんも、

レーガン大統領と同様、非難される存在でも

ないのかなと思います。

自分の中身は、まるで何もなくても、

理想のリーダー像に従って、

それをきっちり演じてくれれば、

国民にとっては、最も良い結果が

もたらされるのだなと思います。

 

注意するのは、このドラマのラストのシーンです。

一郎さんは、憲法改正を成し遂げ、

首相の権力をより強めていくわけですが、

これまでどこを探しても見当たらなかった、

一郎さんの自我・自分の意見が

「見くびるな・俺の存在を思い知れ!」

ということであるならば、憲法改正をいいことに、

一郎さんは独裁者になっていくでしょう。

人間の脳は、このような欠陥を持っているそうです。

清廉潔白、人々のためという

大義名分を掲げている政治家が、

ある時ガラッと変わっていくのは、

このようなミスマッチがあるからかもしれません。

 

余談ですが、この政治家になる話は、まんざら、

ドラマだけのことでもないかもしれません。

桜井翔さんの命式に、レーガン大統領と同じように、

立派な政治家を演じる素養がたくさんあります。

あと10年後には政治家の秘書、

そこから政治家としての道を歩んでいくかもしれません。

この清家一郎は、あるいは、

俳優である翔さんの本当の姿

なのかもしれないな、と思いました。

 

ドラマ自体は、そこそこ面白くて、

毎回の展開も楽しんで見れます。

そこから、国民にとって、

本当に良い政治家はどのような人なのか

これを考えるきっかけになると思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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