働き方、仕事で成功する７つの秘訣その２

こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ・サントスこと富塚祐子です。

前回に引き続き、働き方のお話です。

稲盛和夫氏の「働き方」には「成功の王道は、日々のたゆまぬ精進と創意工夫である」、と書かれ、どのように働けば良いのかが書かれています。

その秘訣は下記です。

１覚悟を決めること
２仕事を好きになる
３創意工夫を積み重ねる
４継続すること
５哲学があること
６株主ではなく従業員の方を向くこと
(雇用を守ること)

今日は５－６を説明します。

５哲学があること

京セラの立ち上げの頃、経営資源はほとんどなくて、軟式野球のボールを2つ買ってグラブやミットを手作りし、昼休みにみんなで野球をした話がありました。

「世間が見たら、「あんなボロ会社で何が楽しいのか」と思ったかもしれません。しかし、みんながプレイに熱中し、しばし厳しい現実を忘れました。それによって、仲間がファミリーとしてまとまった気がします。私が仕事できつい指摘をしても聞いてくれました。

集団が機能し、成果を上げていくためには、目指すべき方向を明確にする必要があります。1つの目標に向かって、全員のベクトルを合わせるということです。方向を示すのが、経営理念、そのベースには、根幹となる考え方、つまり哲学が存在しなければなりません。
私はそれを、京セラフィロソフィーと名づけました。」

６　株主ではなく従業員の方を向くこと

「一部の大企業では、人員削減も取りざたされています。これはトップマネジメントの意思決定に属する問題です。いよいよとなれば会社を守るためには致し方ないのかもしれません。しかしそれは最後の最後の手段です。その前に、全員で少しずつ報酬、給料を減らしてでも、雇用を守るべきです。」

→ 最近の世界を見てみますと、皆さんが、株価の上昇にばかり気を取られているような気がします。それは日本に限らず世界的な傾向だと思います。株価を上昇させることがただ一つのミッションになってしまいます。
この態度の根本にあるのは、会社は株主の持ち物という考え方です。会社は何のために存在するのか?ここに軸を持ってくれば、そこで働く、全従業員の幸せのため、ここに考えが思い至ると思います。
そうであれば、株主を満足させるよりも先に、従業員の不安を取り除き、生きがいを与える、これが大切だと気づくと思います。

最後に稲盛氏が不況の中での働き方についておっしゃっています。

「日々のたゆまぬ精進と創意工夫です。それが行き詰まった現状を打開し、成功に至る確実な道なのであると皆さんに申し上げたいです。成功に近道などありません。自分の仕事に対して情熱を持ち続け、真面目にコツコツと地道な努力を継続する。この一見するといかにも愚直な働き方こそ、実は成功をもたらす王道なのです。」

さて、まとめると働き方で大切なこと、仕事で成功する秘訣は次の７つです。

このうちとても大切なのは、覚悟を決めることでしょうか?