このまま歳をとっていくことに不安がある。それって毎日の自分のことじゃない、と思ったら、素敵な歳の重ね方、考えませんか?あなたのためのエイジングコーディネーター、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、老後の暮らし方グローバル編として、イタリア人の考える「オヤジの花道」をご紹介したいと思います。

イタリアの大きな文化の一つとして、「オヤジの花道」というライフスタイルがあります。
40代、50代、60代になって自分の娘ほどのパートナーを見つけて楽しく暮らしているおじさまが多いなと思うのです。経済的に豊かだというのもあります。

20代30代は上司や親などから色々と言われ、我慢して仕事をして地位を上げて、お金を貯めていく年代だと思うのです。その後は、自分の豊富な経済力を生かし、これまでの人生経験を生かして、若い女性と楽しく過ごす、これも人生なのではないかと思うのです。

私の知り合いのイタリア人は、物流の仕事をしています。一時期物流の仕事が増えたのでしょう、ブラジルにオフィスを構えました。そこで働く事務員の女の子から友達を紹介してもらいました。当時このおじさまは50歳前半ではないでしょうか?ブラジル人の女性は23歳位だと思います。
このイタリア人のおじさまはブラジル人の彼女を連れてイタリアに帰ってきました。そして今も、入籍はしないのですがパートナーとして仲良く暮らしています。
このおじさまにはすでに成人した子供も孫もいるので、ブラジル人の彼女との間には子供は要らないといっています。
ブラジル人の彼女はイタリアで英語の学校に行きました。そして一時期ブラジルに戻り、観光関連の大学に行きました。こうした補助をすべてこのおじさまがされたわけです。
イタリア人のおじさまは、イタリア人がリゾートで訪れるプーリア州に小規模なホテルを買いました。ブラジル人のパートナー女性、今は30代ですが、一か月の半分はこのホテルに行き、ホテルの経営をみています。この前このおじさまとミラノで会ったとき、ポルトガルで同じようなことをしたいといっていました。プーリアのホテルが軌道に乗れば、ブラジル人の彼女とポルトガルに移って、いくつかのホテル経営をしてもいいということだと思います。確かにポルトガルは、国の経済は良くないのですが、ヨーロッパでも有数のリゾート地であり、ホテルのADRも稼働率も良いのです。悪くない投資だと思いますし、良い環境で、おいしい食事をとりながら、ストレスもなく長生きできそうな気がします。

いかがでしょうか?歳をとっても、人生をより一層、ますますエンジョイしているような気がするのです。

以前ミラノで、彼らの家に泊まった時、このブラジル人の彼女がこんな風に言っていました。「彼(このおじさま)は私の人生で、初めてのまっとうな男性だ。。。」

なるほどなぁと思いました。
今から20年前といえばブラジルの経済はとても悪かった時です。大学卒でも仕事がない、国の経済はあてにならないので、日本などに出稼ぎに来るブラジル人が多かった時代です。貧しい地域で生まれ、そこで育ったのであれば、周りにいる男性のタイプや経済力、人生の考え方はおのずと限られてきます。「観光が好きならば、観光を仕事にしなさい、語学力を生かして、観光の勉強をし、将来やっていける仕事をしなさい」このおじさまはこのようなビジョンを彼女に見せて、口を出すだけではなくて、お金も出してあげた訳です。「自分の人生について、真剣に考えてくれるまともな男性」と彼女が見るのはもっともだと思いました。
確かに、この2人を見ていると、このおじさまは自分の娘に接するようにブラジル人の彼女を可愛がっています。若い女性だと、色々とわがままも言うし、疲れることもあるでしょうが、そこは年の功とこれまでの経験を生かして、相手をなだめているわけです。

こういうところが偉いなと思うのです。日本の中年のおじさまですと、歳を重ねる中で、女性の扱いを学ぼうという姿勢が少ないのかなと思います。

おそらくこの辺は、人生をどう生きるか、ラテン系と日本人の違いだと思います。ラテン系の男性は人生に女性や恋愛は欠かせないと思っていて、人生の各ステージで、女性との関わりや恋愛を考えているのだと思います。中年になったら経済力があるのだから、自分の理想とする関係を持って当たり前だ、いう意識があるのかもしれません。
このおじさまに限らず、歳の離れた女性と、「オヤジの花道」だなと思う生活をしている人が何人かいます。かつてのドイツの銀行の取締役も、奥さんと別れて20歳以上年下のブラジル人女性と結婚したと聞きました。日本人でも、日本の大手上場企業を早期退職した後、とても歳の離れたブルガリア人の奥さんと結婚し、アメリカに住んでいる方もいます。
こうしてみると、言語や文化生活習慣が終活を決める場所になるのかなと思いました

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。