常識外れのあの人、チームからいなくなってくれないかな…こんなモヤモヤを抱えているあなた、あなたのモヤモヤ、瞬時に解決します。あなたのためのマインドリセッター、ユキーナ ・サントスです。

常識外れな人、これにとてもイライラしたら、相談してみませんか? カウンセリングやってます!

今日は、常識外れな人、どう対応していったらいいか、個々の話をしたいと思います。このお話の肝は、常識外れの人が気にならなくなる、それにはどうすればいいのかということです。

それはつまり、自分も常識のタガを外してみること。これに尽きます。 自分の常識が変わってくると、受け入れられない、イライラすることがなくなり、自分の行動も制限がなくなっていきます。こういうことをしてもいい、これをやっても大丈夫、自分にOKが出せるようになるという事ですね。

ここメキシコで、会議に参加しています。

去年は、環太平洋不動産鑑定士カウンセラーの会議がメキシコのティファナという都市でありました。

去年そこで発表した論文が最優秀賞をいただきました。ありがたいことに、今年は講師として来てくれということでメキシコ鑑定協会の年次大会に呼んでいただいておりです。

さて、ここで気づいた事は、どうやって自分の思い込みをなくすか、これでしょう。日本の社会で生きていると、いろんなことが思い込みで制約されます。これをしてはいけない、こんな事は絶対にやってはダメ、そんなダメダメリストがたくさんあると思います。けれどもグローバルベースでみると、それは全くダメではなく、やったとしてもどうって事は無い、むしろ当たり前のことのように思います。

ですので、視野を広くしてみると、いろんなことが可能になってくると思います。

例えば、私が講師として呼ばれたセミナーの中の出来事です。その日は朝9時から夜の7時までという長丁場のセミナーでした。

その最後の講座が終わったとき、今回の事務局の方が、挨拶をされました。この方はロベルトさんとおっしゃって過去の鑑定士協会の会長を務められた方です。今回は私を空港に迎えに来ていただい、夕飯に呼んでいただいたり、とてもよくしていただきました。

ロベルトさんが閉会の辞を述べているときに、ピロピロピロと携帯電話が鳴りました。スマホを取り出して、ロベルトさんがこう言いました。

「私の妻からの電話です。ちょっととらせてください。ここで電話に出ないと、後で色々と面倒なことになるから…」
会場から笑いが漏れます。
ロベルトさんは電話をとって、こう言いました。
「はいはい、僕です。。。。今は、閉会の挨拶をしてるところだよ。もうちょっとたってからかけてくれるかな」
そして電話を切って、おもむろに閉会の挨拶を続けました。

日本だったら考えられないじゃないですか? 仕事中に家族からの電話を取るなんてありえない、しかも大切なイベントの閉会式にそんなことをしてるなんてありえない、こんなふうに皆さん思われると思います。

でもロベルトさんがこれをしたところで、誰も文句は言いません。むしろ、普通のことだとして誰も気にも留めていないのです。

これがラテンのカルチャー(文化)でしょう。これをやったらだめだ、そう思っているのは自分だけで、やってみたら意外にいけるかもしれないのです。

ここでもし、電話を取らなかったことを考えてみましょう。
「なんであなたは電話を取らなかったの?どこで、何をやっていたの?私からの電話をすぐに切るなんて、何かおかしいことをしていたんじゃないの?」
こんなふうに奥さんから責められるかもしれません。ロベルトさんはこれを1番懸念したのかもしれないのです。
痛くもない腹を探られる、そして妻が不機嫌になる、そして自分ももやもやとした心配が出てくる。そんなのは嫌だな、とロベルトさんは思ったのです。そしてその嫌を避けるような行動をすぐに取ったのです。

宇宙の法則で言えば、これはマイナスのエネルギーなのです。怒りや、心配事があって、相手の反応を考えて、自分の本意ではないことをやってしまおうとする、これをするとマイナスのエネルギーが回ります。

こんなマイナスの思いで悶々とするよりは、一言、観客に「すみません、この電話を取らしてください」と言って電話を取り、妻に状況を説明して電話を切り上げた方が良いわけです。

こうすればロベルトさんはこの後も安心して、挨拶とイベントの采配に集中することができます。

すべては、自分の思い込みだと思います。こうしなければいけない、これをやったら人から白い目で見られる。仲間外れにされる、人から白い目で見られたら生きていけない、こんな思いがあるので、周りの目や人の目を気にしてしまうのではないでしょうか??

これからの時代は、自分の人生を生きる時代だといわれています。自分の人生を生きていないと、いろいろと不都合なことが自分に起こってきます。自分が自分の人生の役割を果たすために、いろいろな出来事が自分の身に起こって、自分の役割に気づかせてくれるのです。

こうして、ありえない、ダメだ、と思うことをやってみると、こういうことをやってもいいのか、と言う学びを得ることができます。そして自分の考えが変わっていくと、様々なことが可能になるように思われます。

明日も、このメキシコの会議で、「ありえなくね?」のお話をさせていただきます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。