こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

今日は、「だから言ったじゃない・・・」 

という日本語を英語で表現するときの

表現方法について、お伝えします。

 

英語では、

「Think about the consequence

 (結果を考えなさい)」

と言います。

この言葉は、相手に

「やる前にちゃんと考えてよ!」

というニュアンスを伝えたいときに使います。

 

日本語の

「だから言ったじゃない」

「あれほど言ったのに…」

という空気感を、少し冷静に、

しかし確実に伝えられる表現です。

 

1. 「だから言ったじゃないか…」

 を英語で伝えるには?

相手の行動に対してこちらが、

あきれたり、怒っているとき、感情的に

「I told you so! ― いったよね!!―」

という表現もあります。

映画やドラマをみていると、

この表現はよくでてきます。

 

ですが、もっと落ち着いて、

相手に考えさせたいときにはこう言います:

“Think about the consequence.”

(その結果について考えてごらん)

 

この言い方は、

感情的ではなく理性的に、相手に反省を促す、

相手の将来の行動を変える働きかけをする、

という効果があります。

特に上司や親、あるいは先生が

「先に言ったよね?」

という気持ちを込めて使うことが多いです。

 

2. 「consequence」の意味と例文

consequence

「結果・影響」という意味の名詞ですが、

多くの場合

「悪い結果」や「望ましくない結果」

というニュアンスを含みます。

・ He made a mistake and had to face the consequences.

(彼はミスをして、

 その結果に向き合わなければならなかった)

 

・ If you break the rules, you must accept the consequences.

(ルールを破れば、それに伴う結果を

 受け入れなければなりません)

 

・ She acted without thinking about the consequences.

(彼女は結果を考えずに行動してしまった)

 

 

3. 「result」と

 「consequence」の違い

結果という日本語から、

浮かぶ英語は「result」という単語があります。

両方とも「結果」と訳されますが、

ニュアンスに違いがあります。

 

Result は結果、成果という意味ですが、

中立的で、結果が良くても悪くても使えます。

ですが

Consequence は同じように、

結果、影響という意味ですが、

否定的、悪い影響を表現することが多いです

 

比較例:

・ The result of the exam was good.

(試験の結果は良かった)

 ←中立・ポジティブ

 

・ The consequence of skipping class was detention.

(授業をサボった結果、居残りになった)

 ←ネガティブ

 

 

4. 「I told you.」との違い

「I told you.」「I told you so.」は、

「ほらね!言ったでしょ?」

と相手に直接的に責める言い方です。

 

一方、「Think about the consequence.」は、

過去ではなく未来への注意喚起

として使われることもあります。

感情を抑えて

「自分の行動には責任があるよね」

と促すニュアンスです。

例:

・ I told you not to touch it! Look what happened!

(触るなって言ったじゃん!

 見てごらん、どうなったか!)

 

・ Next time, think about the consequence before you act.

(次は、行動する前に結果を考えなさい)

 

 

5. 私が言われた

「think about the consequence」

私は、以前、外資系の銀行で

リスク管理の仕事をしていました。

リスク管理ですので、

営業がもってきた案件に対して、

わずかでもリスクがあれば、

それをすべて伝えるのが私の仕事でした。

ある案件について、箇条書きにして、

リスクをすべてこと細かに記載し、

それをメールで営業に送りました。

そのメールには、

私のリスク管理部の上司もCCしました。

そうすると、営業の担当者はブチ切れて、

お前、この会社をつぶす気か?

こんなことをしていたら、

一切、仕事がとれなくなるぞ!

と言われました。

 

その時に上司から言われたのがこの言葉です。

“ think about the consequence ”

あなたは、役割や責任を果たしている、

それはわかる。

けれども、結果の妥当性を考えなさい。

会社のため、お客さんのためにならなければ、

我々の仕事自体が意味がなくなるから。

確かにその通りだな、と深く反省しました。

リスクを挙げるのはいいけれども、

事前に営業と口頭で打合せするとか、

リスクの程度について、

上司と事前に話し合うとか、

メールを送る前に

こうした行動をすればよかったな、

と反省したわけです。

 

「正しいことをした」と自分は思っていても、

結果が良くなければ、それは自分だけの

独りよがりで終わってしまいます。

だからこそ、上司はあえて

“ consequence ” という、

ネガティブな結果を示す言葉を

使ったのだと思います。

 

6. まとめ

英語には、感情をぶつける表現も、

冷静に伝える表現もあります。

 

子供を叱るなど、怒りを伝えたいときは

「I told you so!」

冷静に注意したいときは

「Think about the consequence」

 

英語でも、

「怒り」より「気づき」を届けたいときには、

理性的な言葉が効きます。

感情ではなく、

“責任”“先を読む力” を育てる言葉として、

“ Think about the consequence. ” を、

ぜひあなたの語彙に加えてみてくださいね。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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