この人とは年齢が違いすぎてわかりあえない、、、職場や家庭でこんな思いをした事はありませんか?この悲しい思いを、わかりあえる喜びに変えませんか? あなたの心の処方箋、ユキーナ ・サントスです。

世代が違いすぎる相手にイライラしたら、相談してみませんか?

カウンセリングやってます!

今日は、あまりにも世代が違う同僚や先輩後輩と、いかにうまくやるのか、そのヒントをお伝えします。

先日、西原先生のお話をしました。国際ビジネスは難しい。でも外国人と信頼関係を築くには、あるコツがある。どうすれば、中国人の信頼を得られるのか?

それには相手の頭と胸の両方を射る必要があるというお話でした。

そして、どうやって中国人の学者の方の心に衝撃を与えたのか、この話をしました。

この話をブログでご紹介したところ、早稲田で勉強した方から、反響がありました。

その方が早稲田にいたときの総長が西原先生だそうです。

その時のエピソードがこのようなものです。

「野球の早明戦。
勝ち越したほうが優勝という最高の舞台。
土日で一勝一敗。
翌月曜日に優勝決定戦が行われました。
その日は普通の日で当然大学は通常授業。
しかし、学生は大挙して神宮球場に集まり応援しました。

その応援スタンドに、西原学長が現れ、拡声器でこう言われました。

「君たち!!
今日、大学では普通に授業がされているのは知っていてココに来ているのか!」

一瞬静まりかけるスタンド。

その後、総長はこう続けました。

「私は、みなさんがココに集まってくれて本当に嬉しい!!
これでこそ早稲田の学生だ!
みんなで力の限り応援して、必ず優勝し、祝杯を上げようではないか!!」

スタンドは「ハルオ!ハルオ!」の大合唱で大盛り上がり。
シーソーゲームを勝ちきり、優勝して祝杯を上げました。」

とってもとっても粋な先生です。

ここにも、「いかに相手の胸を射るのか?」のヒントがあります。
ルールから行けば、授業があるのですから授業に出なければいけないでしょう。

けれども、そこに集まっている学生は、一生懸命勉強して、やっと早稲田に合格したのです。愛校心を持って、母校を応援したいのです。この生徒の気持ちを頭から否定するのではなく、この気持ちに深く寄り添っているのです。

相手を理解する、その姿勢が学生から指示される理由ではないでしょうか?

相手を理解する、その姿勢が学生から指示される理由ではないでしょうか?

先週お会いしたときに、先生はすでに92歳でした。こんなにお元気な92歳を見たことがない、そう思えるほどしっかりされていました。肌つやも良く、赤ん坊のような肌をされていました。

いつも学生とあって、若いエネルギーに触れて、学生と同じ気持ちを持っているからだと思います。

とても素晴らしい先生だと思いました。

世代の違いから、この人とわかりあえないと思うこともあります。
けれども、西原元総長のように、若いパッションを持っていれば、分かり合えるような気がします。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。