こんなに一生懸命英語をやっているのに、なかなかできるようにならない、どうしてだろう?このような思いがある方、まずクリアな目標から設定していきましょう。あなたのためのステップバイステップ・インストラクター、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、英語の勉強の仕方についてお話をします。

勉強の仕方というか、これがないといくら英語の勉強に時間とエネルギーを費やしてもあまり意味がないよ、と言う内容です。それは何かと言うとクリアなイメージを描く、英語の実力は自分が心に思い描いた通りになるということです。

京セラの名誉会長、稲盛氏は京セラフィロソフィーの中でこのようにおっしゃっています。

心に描いた通りになる

人生は心に描いた通りになります、心に描いた通りのものが現象として現れるのです。このような事は、仏教でも、またその他の宗教でも同様に言われてることですがインテリタイプの人間はそれをあまり信じようとしません。このことは理屈ではなく、宇宙の道理、宇宙の法則だと理解していただきたいのです。これを否定すれば、私が一生懸命に説明しています人生の方程式も成り立ちませんし、「まさに心に描いた通りになっている」ということを否定することにもなります。

 

→これはとても大切です。英語を話すこと、この例でお話しをします。

たくさんの方が、英語が話せるようになりたい、英語がペラペラになりたい、このような思いで英語を勉強されていると思います。では実際に、英語が話せるとは、どのような場面で誰と、どんなことを話していると思いますか?

と尋ねるとほとんどの方が特にありませんとお答えになるのです。お分かりでしょうか、英語を話せるようになりたいと思ってはいるのですが、ホントのところは別にどうでもいいと思っているわけです。こういう画面でこういう人たちとこういう内容を話して、このようなコミニケーションを取りたい、というクリアなビジョンがないわけです。ですから英語をやっていても話せるようになるわけがありません。

私が32才位の時でしょうか?ニューヨークのマンハッタンに行きました。留学をしたいと思っていたので、留学先の大学院を下見するためです。ニューヨーク大学の不動産学部の学部長に合わせていただきました。当時のお友達がスケジュール調整をしてくれたのです。私は思うように話せませんでした。たどたどしい英語しかなく、ほかに何か質問はありませんかと言われても「何もないです」としか答えられませんでした。自分が情けなく思いました。そこで、

「このニューヨークで、不動産業界の人とビジネスの話ができるようになってやる!!!」負けん気が人一倍強かった私は、そう固く心に決めました。

そこから3年もしないと思います。私は同じようにマンハッタンにいました。アヴェニーダアメリカと42丁目のあたり、金融の超高層ビルが立ち並ぶビルの一角で私は面接を受けました。1時間以上、ドイツ人の銀行員の方と話をしたときに、相手の方が私にこう言ってくれました。「Your English is good!」そして面接の次の段階に進むことができました。実は、この時はこの会社で最終的に働くことにはならなかったのですが、2年ほど経ってもう一度この会社で働き、この面接をしてくれた方とも仕事をすることになるのです。

これはやはり、将来必ずここで英語で話をすると心に決めて強く心に思い描いたからだと思います。

私はこの面接のために英語の先生を雇って、あらゆる想定問答集を作り、繰り返しました。そして必ずしも完璧に話せていたわけではないのですが、このように言ってもらえました。

絶対にここマンハッタンで、リベンジしてやる、という強い思いがあったからだと思います。

心に思い描いたことは必ずその通りになる、ということを身をもって実感しました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。