人はやっぱり冷たいよね、自分の利益だけだよね、この表現にそうだそうだと大きくうなずいたあなた、あなたのストレス、どんどん発散していきましょう。あなたのための泣けるロードショーアレンジャー、ユキーナ ・サントスです。
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今日は、待つことと今を生きること、この2つについて考えてみたいと思います。
人生には待つ時間はない、今をしっかり生きていたら、タイミングが自然にやってくる、こんな教訓でしょうか?
最近、録画しておいてなかなか見れなかった映画を見るようにしています。
昨日やっと、「ターミナル」をみました。
この映画のメッセージがいくつかあると思います。そのうちの1つが、「待つこと」ではないでしょうか?
「待つこと」は自分への言い訳でもあります。本当はこれがしたいけれど、さすがに今それはできない、状況が整うのを待っている。けれども待っている間にどんどん年をとっていきます。そしてチャンスを逃してしまうかもしれません。
人はいつも、今を一生懸命生きていたら、待っているという事は無いのかもしれません。
主人公のトム・ハンクスふんするビクターも、いつ空港から外に出られるか分からないという状況でした。いつ来るかわからない知らせを待つわけですから、苦しく悶々としてしまうでしょう。
けれども大切な事は、今を生きる、ラテン語ではカルペディエムといいます、これだと思います。
2ヶ月ほど前に私の上司と話をしたときに、この上司は私にこう言いました。今を生きることだけを考えろ、今日できることを精一杯やっていけ!こんな意味ですね。そのときのブログはこちら
このビクターも空港の中で自分ができることを1つずつ探していきます。イミグレーションの女性と食事のケイタリング係との恋を取り持ったり、内装工事の仕事を見つけて仕事をしていったりするわけです。
そして人の話を聞き、人のためになることを考えて行動していきます。数日前におみくじの話を書いたかもしれません。おみくじには大吉から凶までいろいろありますが、どこかに「世間のため人のためになることを考えて行動していれば必ず開運する」と書いてあるようです。
ビクターがこんなふうに、人のことを考えて頑張っているので、周りの態度が変わっていきます。最初は辛く当たっていた空港で働く仲間たちも、次第にビクターを認めていってくれるわけです。
今日できることを一生懸命やること、与えられた仕事を精一杯頑張ること、そして、常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて、素直な心で働いていれば、夢が叶うと言うことを、この映画が教えてくれているようです。
ハリウッドのよくできてる映画だなと思いました。インド人グプタのドラマも、空港管理施設の局長の進退のドラマも、よくできていました。役者もうまいと思いました。
1番好きなシーンは、飛行機がキャンセルになり、ビクターがニューヨークに出て行くことができるようになります。空港管理施設の局長は全力で彼を阻止しようとします。その時に警備のリーダーがビクターを囲み、彼に後を向けといいます。
この先はニューヨークの街だと。彼の腕に手錠をはめるのではなくて、彼の肩にジャケットをふわっとかけます。外は雪が降っていて寒いから、これを着て行きなさいというシーンです。
アメリカのように規則がきっちり決まっているところでも、人の間には人情も、思いやりの心も、頑張る人を応援する心もしっかりあるのだと思うのです。
これは私が海外のいろいろな国にいて思うことです。日本人だからこう、〇〇人だからこう、と言う事では無いのです。
どこの国でも、どんな状況にあっても、人情に出会うことがあります。本当にありがたく、そこに来て良かったなと思うわけです。
ターミナルからたくさんのことを学びました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。