道徳、宗教、これに過剰反応する方、グローバルな視点をいれて、あなたのレベルをアップさせませんか?
ポジティブシンキング、ジェネレーター、ユキーナ ・サントスです。
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今日は考え方、これをお話します。ビジネスにいかに大切か、ということですね。
何度もお伝えしていますが、京セラの稲盛氏の言葉です。
従業員を一つにまとめるには経営者自身の「考え方」を磨き続けなければならない。
「私自身が立派な考え方や人生観というものを持っていなければ、決して人を惹きつけることはできないだろう。だから、立派な経営をしていくためには、私自身の考え方・人生観・哲学というものを磨いていかなければいけないのではないかと思ったわけです。」
考え方こそが人生を大きく左右する 「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
「つまり考え方がネガティブだと、結果は必ずマイナスになるのです。一方、あの人は学校も出ていないし、たいした教養もない、だけど仕事熱心で、人柄もいい」という人が立派な会社を経営しているというケースはいくらでもあります。それはなぜか、多くの人が大したことはないと思っていても、考え方というものが大きな影響を及ぼしているに違いないと私は思いました。本来「考え方」とは大変大事なことだと私は思っています。その立派な考え方で人生を歩こうではありませんか。
京セラフィロソフィにはこのようなことが書いてあります。
よくない考え方、ネガティブでマイナスの考え方ではなく、プラスの考え方を持つようにしましょう、と話をしました。ところが生徒さんからは、「これは宗教じゃないか」、「宗教を押し付けようとしている」という反対の声が上がりました。
合気道の山口先生もおっしゃっていますが、宗教というのは、「宗の教え」と書きます。人がどういうことをポリシーとして、信条として生きていくのか、生き方の根本のことを言っているのです。
ですので、何を自分の判断基準としているのか、 人生を歩んでいく上でとても大切なことなのです。この判断基準がないと、人の意見に惑わされたり、自分の軸がぶれたりします。
私は日本に限らず、海外の様々な人と働く経験がこれまでありました。そこから考えてみると、日本人が一番、宗教に疎いのです。
私は20代の時に、新約聖書・旧約聖書を読みました。そしてその後もコーランや般若心経を読みました。こうした根本的な考え方を学ぶことが、外国の人と仕事をする際に、相手がなぜこういう発言をするのか、相手が一番気にするところ、嫌なところはどこなのか、なぜそこにこだわるのか、このように根本的な理解をすることにつながります。
百聞は一見にしかずで、イタリアにいる時には、ラテンやカトリックの考え方に深く触れました、アメリカにいる時には、アメリカを動かしている価値観、これは何なのかということをずっと考えました。WASP(白人、アングロサクソン系、プロテスタント)ということも考えました。それよりもその時アメリカ人が根本にしている価値観、これを肌で感じるようにしていました。そこからの比較で、日本の哲学や価値観を理解していなかった自分に気づき、合気道や華道といった日本の文化を学びはじめ、般若心経を読むようになりました。
それでも、海外の人や国内の日本人であっても、相手の考えが手に取るようにわかり、相手の行動が読めるようになったかというと、私にはまだまだだと思います。
最近、私のビジネスパートナーの青年と話をしました。彼は今の仕事をして、「考え方」がとても大切だということに気づいたそうです。考え方がマイナスの人、彼の周りにいるそういう人を見つけて、自分も昔はこうだったのではないかと、考えるそうです。そして、プラスの考え方をするようになって、自分ではそう意図したつもりはないけれども、なんだか人が自分の周りに集まってきているような気がする、とおっしゃっていました。
今の仕事も今の環境も、彼にはとても必要なことなのだと思います。この気づきをされるために、彼はそこにいるのかもしれません。
私も、「考え方」に思いを至らせることによって、毎日毎日たくさんの気づきがあります。この考え方の重要性を、私のビジネスにおいても、弊社の活動についても、コア(中心)として育てていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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