こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

先週末、大阪に住んでいる方と

zoomでお話をしました。

大阪は、もうだいぶ肌寒くなっているようで、

夏服ではいられないとおっしゃっていました。

何年も前の話ですが、私はちょうど今ぐらい、

9月末か10月の最初に、

沖縄から東京に飛行機で行ったことがありました。

沖縄は、いつものように

30度を超える気温だったので、

私は半袖のTシャツを着ていました。

ですが、東京の気温が20度もなくて、

雨もしとしと降っていて、

震えながらユニクロに走って、

長袖のトレーナーを買ったのを覚えています。

沖縄にいると、衣替えをするのも11月ごろです。

けれども、出張等のたびに、

こうした天気の移り変わりが激しくなってくるので、

着るものや体調管理には、

充分注意しないといけないなぁと思っています。

 

 

さて、今日は、

私の夫 ( アフリカ系ブラジル人 ) のお話です。

夫は、日本に来て、約18年になります。

日本にいると、当たり前ですが、

外国人なわけです。

けれども、夫の行動や、

「夫が周囲の日本人とどのように接しているか」

を見ていると、

「なるほど、このような接し方をしていると、

周囲の人の助けが、簡単に得られるのだなぁ」

と思うことがよくあります。

 

周囲の人の助けを得る、言い換えると、

周囲の人を動かす

そのポイントは、次の3つです。

 

 1 自分の特徴 (逆境) を生かす

 2 相手の望みを理解する

 3 相手の望む行動を取る

 

具体的に説明しますね。

 

先日、私は夫に付き添って、

夫と一緒に病院に行きました。

夫が、小さな体の不調を訴えていたからです。

家の近くの病院から紹介状をもらい、

比較的大きな総合病院に行くことになりました。

紹介先の総合病院は、患者さんも多くて、

かなり混雑していました。

ひととおり診察が終わった後、看護婦さんが、

ソファーに座っている私たちのところに来て、

膝まずいて話しかけようとしました。

おそらく、彼女は、耳が遠い高齢者に

話しかけることもあったのでしょう。

あるいは、コロナ後、

みんながマスクをしているので、

「看護婦さんの話が聞き取りにくい」という

患者さんからのクレームもあったのかもしれません。

看護婦さんは、私たちのところに来て、膝まずいて、

私たちに顔を近づけて話しかけようとしました。

その時に、夫がこの看護婦さんに、

次のように言いました。

 

(夫も同じように、

ソファから降りて、ひざまずいて)

「僕はね、外国人なんですよ。

日本人は、こういう

( 膝まずいている自分を指差す ) 文化があります。

これは、わかるよ。

しかし、僕は、そんなに、「偉い」の人ではない。

あなたが、偉いです。

あなたは、いつも、みなさんのこと、

「お助ける」やっていますでしょう?

だから、あなたが、えらいです。」

 

私は、この夫の行動を端で見ながら、

「この人は、人を動かすのがうまいなぁ」

と思いました。

夫が言うように、この看護婦さんは、

1日中、患者さんのために、このように

心を尽くして対応されているのだと思います。

お客様の中には、クレーマーの人も、

厄介な患者さんもたくさんいるでしょう。

けれども、そこに極力、

自分を合わせようとしてるわけです。

もちろん、このような対応は、

仕事と言えば仕事でしょう。

ですが、「自分の苦労をねぎらって欲しい」

このような思い(希望)は、

サービス業をされている方なら、

誰でも持っているのではないでしょうか。

 

上記で掲げた条件の中の、

2番、「相手の望み」を、

夫は適切に理解したわけです。

そして、完璧な日本語ではありませんが、

日本語で、「あなたが偉い」

と伝えたわけです。

こうした言葉がけが、上記の3番でいう、

この看護師さんが「本当に求めていること」

ではなかったでしょうか。

さらに、夫は、明らかに黒人ですから、

外国人だとわかるわけです。

夫は、黒人だというだけで、

そして外国人だというだけで、

これまで、

「嫌な思い」、「悲しい思い」

をたくさん経験してきました。

けれども、ここではその外国人であるということを、

「強み」として生かしているわけです。

看護婦さんからしてみたら、

黒人が、自分の前に膝まずいて、

「あなたが偉い」と言っているわけです。

この看護婦さんは、たとえ、

1日100人の患者さんと接していたとしても、

夫のことは覚えているでしょう。

夫の言うことや態度が、

この看護婦さんにとって、

強く印象に残っている、

これは間違いないと思います。

 

上記でいう1番の条件、

自分の特徴(逆境)を生かしているわけです。

そうすると、仮に次に、

夫が、またこの病院に来たとします。

その場合でも、おそらくこの看護婦さんは、

夫のことをすぐに思い出すと思います。

そして、夫が話しかけたら、

気持ちよく答えてくれるでしょう。

夫が何かお願いをしたとしても、

「何とか、この外国人の希望を叶えてあげよう」

という思いを持ってくれると思います。

なるほど、

人を動かすとはこういうことなのだなぁ、

と思いました。

 

経営者や、人を雇う立場だと、

指示や命令で、人を動かすことに

意識がいってしまうでしょう。

けれども、相手が、

「何とかこれをやってあげたい」

と思うように流れを作る。

相手が、

「この人のために、自分が動いてあげよう」

と思うように持っていく、

このようなやり方もあります。

そして、このようなやり方が、

「人を動かす」ためには、

最強なんじゃないかなと思います。

 

外国人の夫から、学ばせてもらいました。

経営や人との関係性に困っている方に、

ご参考になれば幸いです。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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