こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

沖縄は梅雨に入って、

いつもより湿気が強くなっています。

同じ梅雨でも、東京の梅雨より

さらに湿度が高いような気がしています。

沖縄の夏を満喫するなら、

7月初旬などが一番良いのですが、

この梅雨時の沖縄も、

独特の空気が味わえて良いのかもしれません。

今年はテーマパーク

「ジャングリラ」オープンするので、

トップシーズンの飛行機などは、

すでにいっぱいだそうです。

夏休みで混雑する時期よりも、

今の時期に「弾丸でふらっと週末に沖縄!」

いいかもしれませんね。

 

 

さて今日は、最近私が聞いた話で、

「いかにも沖縄だな!」

「沖縄ならではだな!」

と思うエピソードがありましたので、

皆さんと共有したいと思います。

 

沖縄のある大学の先生から聞いた話です。

ある男子生徒が、突然学校に来なくなりました。

ごく普通の、沖縄にありがちな口数の少ない、

シャイな男の子で、学校に来なくなる前は、

「最近彼女ができた!」と

友達に話していたそうです。

一週間以上学校に来なくなったので、

先生がその男子生徒の家を訪ねて行きました。

すると親御さんが出てきて、

「別れた彼女の“生き霊”が出てきて、

苦しめられている。

具合が悪くて外に出ることができない。

これからすぐに家族でユタさんのところに行って、

お祓いをしてもらうので、

学校に行っている場合ではない」

と言われたそうです。

 

まさに、沖縄らしいなあと思いました。

このエピソードから読み取れる沖縄の県民性は、

次のような点です:

 1. 精神世界を大切にする

 2. 適当(てーげー)文化

 3. コミュニケーションが苦手

 

少しずつコメントしますね。

 

1. 精神世界を大切にする

良く言えば、精神性の高い文化を持っている

ということになります。

沖縄文化の中心には、

スピリチュアル=精神世界が

深く根づいています。

ここで出てくるユタさんとは、

霊感の強い人のことです。

このような方たちには、

いろいろなことが「見える」ようです。

沖縄では、一族の中に最低1人はこうした

霊的な能力を持った人が生まれると言われています。

こうした方は、一般の学校教育にあまりなじめず

「ユタ専門の学校」に行くとも聞きました。

修行の場があるということは、精神性がそれだけ、

社会的に受け入れられているわけです。

トラブルが起きたときの最初の対処法が、

精神的な解決(お祓いやユタ)になるのは、

沖縄の「当たり前」なのかもしれません。

 

 

2. 適当(てーげー)文化

沖縄の人々には、

白黒をはっきりつけない、

ある一つのことを極めない、

という県民性があります。

たとえば:

「多少具合が悪くても、

学校には行った方がいいんじゃないか?」

「体調不良になったら、

まずは病院で検査した方がいいんじゃないか?」

これは、本土の「結果重視」

価値観に慣れている人の考え方です。

沖縄では、

「まあ、今は無理しない方がいいよね」

「原因を追求しなくても、今を大切にしよう」

という感覚の方が大切にされるようです。

 

島という閉じた環境で暮らしているため、

あまりキチキチやると、角が立って、

対立を生みます。

だからこそ「ゆるく生きる」知恵が、

自然に育まれてきたのでしょう。

もちろん、

「学校くらいはちゃんと行った方がいいのでは?」

と思う方もいるかもしれませんが、

それすらも「てーげーでいいさ」というのが、

沖縄の包容力のように思います。

 

3. コミュニケーションが苦手

これは、私が沖縄で長く仕事をしていて、

特に強く感じる点です。

 ・人と話すのが苦手

 ・相手の言っていることを深く理解しようとしない

 ・自分の「思い」や「気持ち」をうまく伝えない

 

私の偏見もあるかもしれませんが、

おそらく9割近くの沖縄の方に、

このような傾向があります。

けれども、意見や気持ちは、

言葉で伝えなければ伝わりません。

その言葉が出ない、

でも心の中には強い感情がある。

だからこそ、今回のように「生き霊」という形で、

「思い」だけを飛ばしてしまうのかもしれません。

 

私も仕事で裁判等の争いを見ていて、

「ちゃんと言葉で説明すればいいのにな」、

「言葉があるのだから、伝えればいいのにな

と思う場面がたくさんあります。

 

「生き霊に取り憑かれたので、学校に行けません」

——これは、まさに沖縄ならではの欠席理由ですね。

でもそれを「ああ、そうね、大変ね……」と、

受け入れてしまうのが沖縄の社会でもあります。

 

長所と短所は、いつも表裏一体です。

「信じられないような話」も、

そこにあるのは純粋さ、おおらかさ、

精神性の高さかもしれません。

 

文化を味わうというのは、

こういう「酸いも甘いも」

すべてを受け入れていくことです。

私は、

「ないちゃー(沖縄県民ではない、内地の人)」

立ち位置で、引き続き、

沖縄を味わいたいなと思っています。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

よろしければ、これまでのメルマガ内容、時事問題など、

オフレコのセミナーなどを開催させていただきます。

これまでのメルマガでお話できなかった内容なども

対面でお話させていただきます。

ご希望がありましたら、ぜひEメールでご連絡ください。

ytomizuka@abrilsjp.com

 

 

 こちらのブログの内容は、メルマガで配信しています。
 メルマガをご希望の方は、下記リンク より お申し込みください。

 

 

 

不動産についてのお役立ち情報を、動画で配信しています。

不動産の初心者の方にわかりやすく、基本的な内容を説明しています。

皆様からのご質問も受け付けています。

友だち追加

tomizukayuko07

@462ctofn

 

 

ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介は こちら

不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みは こちら

経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みは こちら

女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みは こちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら