こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

先日、週に1回の海辺のウォーキングをしていたら、

とってもきれいな虹が出ていました。

海の上にきれいにアーチを描いていて、レインボーの7色の色は、

自然界に存在するんだなぁということを実感できました。

皆様とも共有したいと思って、その場ですぐにFacebookにあげました。

毎日暑い中、皆様、お忙しいと思いますが、

ほんの一瞬でもほっこりしていただけたら、ありがたいです。

 

https://www.facebook.com/yuko.tomizuka/posts/pfbid02r6WKdNiXmmWfJFpGKo8Q2E1eXNzzLFVykRKYubMFtBQywVbk9axdyXV3wgtmY3EUl

 

 

さて、パリ・オリンピックも始まって、

私もいろんな競技を楽しみに拝見しています。

その中で、毎回毎回、いつも思うことがあります。

それは、日本の武道の本質です。

たくさんの日本の柔道選手が、

SNSやメディアなどを通じて配信していますが、

競技種目「柔道」は、もはや「柔道」ではありません。

ローマ字で「Judo」という1つのスポーツになっています。

 

もともと、「道」には、

哲学やフィロソフィーという意味があります。

宗教と同じように、人間がどう生きるべきか、

人生の中で起こってくる、様々な困難、苦難、

特に人間関係の悩み、これをどう対処していくのか、

これを考えていくのが「道」の究極のテーマだと思っています。

 

人との関わり方を改めて考える

こうすることで、自分が生きやすくなります。

そして、自分の周囲のたくさんの存在や、自然、

こういうものがあって、自分が生かされている、

これを実感することができます。

 

自分は、自分の力で生きてきたつもり、

でも実は、自分の周りのたくさんの人が、

自分に意識を向けてくれていた、

自分は実は生かされていた、

これに気づくと、人は謙虚になります。

(これは私自身の体験からもいえることです。)

 

そして、そうなったときに、

自分の生きる意味を考えます。

自分が、世の中にできる事はなんだろう、

自分はどうやって恩返しができるのだろう。

こうして、謙虚に反省して、

自分の行動を見直していきます。

謙虚さから出た行動は、必ず人から感謝されます。

自分は、感謝されようと思っていないのに、

思いがけないところから、

「ありがとう」がたくさん返ってきます。

こうした周囲から自分に向けられた

「ありがとう」を受け取ると、心が温かくなって、

生きていてよかった、この世に生まれてよかった、

と思えるようになります。

そして、より一層、周りのために気を配ることが

できるようになるのではないかと思います。

 

武道のお稽古で身に付けるのは、こうした精神性です。

そして、さらに、この精神性の中心は、

「受け身」の稽古によって磨かれます。

相手にかけられた技を、自然に「受ける」

これが本当の受け身です。

相手の力が向いている方向を感じ、

相手の体制がどうなっているのか、

自分の体制がどうなっているのか、

崩れるとはどういうことなのか、

これを身体(からだ)全体で感じます。

そして、

相手の力を受け流し (自分が受ける衝撃を弱くし) 、

自分の体 (特に頭) を守り、

瞬時に次の動作に移れるようにする、

これが「受け身」です。

 

このような「受け身」を、お稽古で繰り返し学び、

自分の体に叩き込み、潜在意識に落とし込むようになった時、

先に書いた、反省と謙虚な心が出てくるように思います。

「受け身」は自分の体を守る、最大の防御です。

そして、きちんと受け身を取ることで、

相手の技を理解することができます。

 

ですが、スポーツとなった「Judo」では、

選手は受け身を学びません。

背中をついたら負け、というルールがあるからです。

そうするとどうなるか、選手が、自ら壊れていくのです。

 

阿部一二三選手とタジキスタンの選手の試合では、

技をかけられたタジキスタンの選手が、

背中をつかないようにしようと、

自分の腕を背中の方に差し込みます。

そこで、実際に技が決まっても、

自分で自分の腕を痛めてしまったのです。

程度がひどければ、もう柔道はできないでしょう。

あるいは、腕を失うことにもなったかもしれません。

 

「Judo」は、日本と海外の考え方の違いが、

よく現れた例だと思います。

海外の国々を中心に、広く信じられている事は、

「力が強いものが勝者」という価値観です。

だから、背中をついたら絶対に負けなのです。

勝者が弱者を支配するのは、

「力が絶対」の世界では当たり前なのです。

過去にほかの国や民族からの侵略を受けた国、

植民地となった国、そこの選手には

ぜひ、このような勝者絶対ではなく

日本の価値観を学んでいただきたいと思います。

 

日本の価値観は、

相手の力を受け流し、そこからさらに、

体制を整え、相手と対峙する、

共に生きる、共存共栄の精神です。

 

だから受け身は絶対に必要なのです。

背中をついて受け身をとればいいのに、

「負け」にならないように、選手たちは無理に体をつかい、

体を痛め、壊しています。

これはもはや武道ではありません。

背中つかないゴッコのスポーツ「Judo」です。

海外の方に、この精神を訴えても、

もともと持ち合わせがないので、

なかなか理解されないと思います。

 

Judoという競技が存在するのは、

やむを得ないことかもしれませんが、

日本人としては、武道の真髄は受け身なんだよ

ということを、特に海外に向けて、

発信していきたいなと思います。

 

東京オリンピックの金メダリスト、

大野将平選手は、パリ・オリンピックに参加していません。

海外の選手に柔道を指導することに専念されているようです。

大野選手のように、これが「ザ・日本の柔道」という

「柔らの道」を見せてくれていた方には、

「Judo」は耐えられなかったのかもしれません。

海外の方に、本当の意味で、

日本の武道の精神を教えていただきたいと思います。

 

私自身、合気道を13年やっているので、

Judoについては思うところがあり、熱く語ってしまいました。。。。

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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