こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、合氣道大家で、
山蔭神道宮司でいらっしゃった
佐々木将人先生*の著書、
「日本人よ母心に帰れ」から、
標記テーマをとりあげたいと思います。
佐々木氏のお言葉は「」で
引用させていただいています。
「鳩飛んで故郷に嚮かい(むかい)、
狐死んで首丘(しゅきゅう)という言葉がある。
鳩は何千キロ離れても、
必ず故郷に帰ることから、伝書鳩に使う。
首丘とは『礼記』に『狐死首丘』とある。
狐が死ぬときは、自分の故郷の丘に首を嚮ける。
すなわち本(もと)を忘れぬ例えである。
そこから故郷に向かう字を「嚮かう」と書き、
故郷を忘れぬ人、本を大切にする偉大な人を、
首丘の人という。
例えば首丘の人、西郷隆盛というように使う。
人間としての生き方の「本」は、
故郷を中心とした考え方である。
故郷とは次の三つである。
1、お母さん
2、故郷
3、祖国
この三つは、命の故郷であり、
自分の意志ではなく、超自然の『命』によって、
生まれさせられる故に『命』というのか。
この三つは、好むと好まざるとにかかわらず、
いかんともしがたい自然的事実である。」

今回は、このとても深いテーマである
私たちの故郷について考えてみたいと思います。
この考えが、自分の家族を治め、
経営者にとっては会社を治め、
さらに生まれ育った地域を、
そして国を治めるという
発想につながると思います。
次の三つの故郷について、
なぜこれを考えることが重要か、
その理由をみていきたいと思います。
1 お母さん
2 故郷
3 祖国
1つずつ説明します。
1 お母さん
佐々木氏のお言葉
「その父賢にして不肖の子あり。
その母賢にして不肖の子なし。
三つ子の魂百まで、というように、
母は腹を撫でながら、
また誕生したときの母のぬくもりは、
生涯、体で覚えているという。
子供と共にいる母、賢なれば不祥の子なし、
父賢なれど子供といる時少なし。
ゆえに母は子供に人間として、
日本人としての大切な基本を
潜在意識に教え込まなければならない。」
(当方のコメント)
→ 私はここ10年ほど、自分自身も、
またクライアント様にもメンタルブロックの解消を
させていただいていますが、
その大本、根源となるのは、
その方のお母さんとの関係性で作られる
メンタルブロックです。
このメンタルブロックは、
その方が人生を生きていく上で必要なものであり、
その意味で、
人は母親を選んで生まれてくると思います。
こう考えてみると、自分の母親を客観的に見つめ、
そこからどんなメンタルブロックを
自分が持って生まれ、
その母親のもとで育つことで、
どんなメンタルブロックを自分は作っていくのか、
これを理解することも、
自分を理解し受け入れることで大切だと思います。

母親は自分の意識の源になりますから、
母親の人となりなどを、
自分の腹に落とすことで、
自分自身の存在意義を
再確認できるのではないかと思います。
2 故郷
佐々木氏のお言葉
「故郷も遠くにありて思うものか。
善きにつけ、悪しきにつけて、
我を鼓舞し、力づけ、そして助けてくれたのは、
雄大な山と清流最上川であり、
苦労した母を喜ばせたいと思う一念であった。」
(当方のコメント)
→ 私の周囲の不動産の専門家の方たちも、
ご自身の故郷に帰って、その地域の活性化を
手伝っている方が何人もいらっしゃいます。
たくさんの方が、東京などの大都会に住み、
自分の故郷を忘れがちですが、
故郷は自分の大切なアイデンティティー
(自己識別) の一つです。
私自身も反省していますが、
自分の生まれ故郷に関心を持って、
故郷の発展を祈り、
貢献できるようにしたいと思います。

3 祖国
佐々木氏のお言葉
「教育とは
『徳性を涵養し、良い習慣を身に付け、
知識、技術を授ける』ことである。
その徳性とは、
小さくは体の故郷である母に対する親孝行、
そして生まれ育った故郷、
そして母国日本のために働くことである。
この母のぬくもりのある
三つの故郷に向かう徳性を本にしないと、
世の中が乱れる。
この三つの故郷を本にして、
その人の人格が形成される。
家庭には親孝行を、
生まれ故郷にはまちづくりを、
国には国づくりをする故郷思考こそ、
人の道である。」
(当方のコメント)
→ ここで佐々木先生がおっしゃっている事は、
科学的にも根拠があります。
故郷を考える事は、自分の出生の源、
自分のアイデンティティーの根拠ですから、
自己承認欲求や、自己肯定感と
大きく関連してきます。
最近、弊社のお客様や周囲の方々を拝見しても、
自己肯定感が極端に低い方が多いなと思います。
自己肯定感が低いと、
「自分が批判される、攻撃される」
という思い(防衛本能)から、
ご自身が攻撃的になり、
本来ならば必要のない争いや
不和を引き起こしてしまいます。
また、この自信のなさが陰極まって反転し、
人の意見を一切聞かない、
我執を手放すことができない、
独裁的・独善的な人間になります。
(自分自身も反省していますが)

承認や肯定は、
本来、外部や他人に求めるものではなく、
自分が自分に行うものです。
私自身の例をお話しして恐縮ですが、
海外での留学経験や、外資系で働くこと、
そして国際結婚によって、私は日本の文化を
深く学びたいと思うようになりました。
そして、合気道を学び、華道を学び、
稲盛氏等のビジネスフィロソフィーを学んでいます。
こうした事は、
日本人である自分のアイデンティティーの
確立にとても役立っていると思います。
アイデンティティーの確立は
自分で自分を認めることにつながり、
私自身の中で、他人に認めてもらいたい、
という思いが少なくなりました。
和国(倭国)に生まれた和人(倭人)である
自分に誇りを持っています。
ここで佐々木先生がおっしゃっている事は、
私の経験の中だけのお話ですが、
本当にすんなりと腑に落ちました。

さて、まとめますと、
今回のテーマ「故郷」は、
自分の出生の本である母を考えること、
ふるさとを考えること、
そして母国日本を考えること
につながります。これらはひいては
自分は誰なのかという
アイデンティティを確立することにつながり、
真の自己承認、自己肯定につながります。
今回はとても深い内容が含まれていると思いますが、
私自身、母とのつながり、子孫とのつながり、
そして、故郷、故国とのつながりを、
もう一度深く考えてみたいと思います。
ありがとうございます。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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