こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「まさにギリギリまで研究をしてきて、

あとひと押し、二押しのところで

(注意力が散漫な研究員を)総入替えですから、

たいへんな無謀です。

私が研究員を全部入れ替えたことで失敗すれば、

過去3年間の研究がすべて無駄になりますから、

たいへんなことなります。

しかしそれよりは、

新しい鋭い目を持った研究員を入れて、

まったく毒されていないクリーンな目で

見させようと考えて、

失敗するか成功するか、勝負をしたのです。

見事にその勝負が成功して(実験が成功して)、

今、ウチのエコシスプリンタが存在しています。

それほど難しいものですから、

ゼロックスさん、リコーさん、キャノンさん、

世界中のどの会社も、

そのドラムを作ることができない。

そして私どもから買っておられるのです。」

 

今回は、

製品の声に耳を傾けるというテーマについて、

稲盛氏が、注意力・洞察力がいかに大切か

ということをお話しています。

弊社は不動産の分析、価値判断を

生業(なりわい)としています。

不動産の価値を深く分析するには、

ここで稲盛氏がおっしゃるように、

次の三つの視点が不可欠です。

 

1. 不動産が存する地域の分析(マクロ的)

2. 不動産(物件)自体を観察する(ミクロ的)

3. 人の話に耳を傾ける(マインド的)

 

 

一つずつ、さらに深く説明します。

 

1. 不動産が存する地域の分析

  (マクロ的)

稲盛氏の言葉

「そこであるとき、どのようにして

(セラミックの製品が)スルメみたいに反るのか、

その反っていく様を見たいと思い、

炉の裏に穴を空けて、

そこからのぞき見ることができるようにしました。

そして、どの温度になったときに

どのように反っていくのか、

それはどういうふうに変化していくのか、

ずっと観察することにしたのです。

やはり、温度の上昇カーブに合わせて

反り始めていきました。何回実験しても

生き物みたいに反っていくのです。

もう堪えられなくなって、穴から手を入れて、

「コラ!」と反らないように

上から押さえたい衝動に駆られるのです。

笑い事ではなく、

本当に手を突っ込もうかと思うくらい。

毎日毎日、来る日も来る日も実験をしても

それが直らないものですから、反らないように

手で押さえてしまいたくなるのです。」

→ 当方のコメント

これは、どのようにして

その個別の製品ができるのか、

環境を分析することの大切さを

稲盛氏がおっしゃっているのだと思います。

不動産は、一つ一つの物件が、

宙に浮いて存在している訳ではありません。

ある国、県、町、地区と

環境の中に存在しているのです。

その周囲の環境も、

どのような自然環境なのか、

その環境はどのようにして作られるのか?

その環境からどんな歴史が生まれたのか?

その歴史から、どうやって町や集落ができたのか?

そして、究極的には、

その環境で生まれ育った人は、

どのような性質・性格を持つようになるのか?

このようなことを分析することが必要です。

 

私は不動産の鑑定を始めてから、

今年で37年になります。

私は、以前はこうした環境の分析を、

深く実践しませんでした。

けれども、環境の分析が、

不動産の価値をとらえるのに、

とても重要だということがわかってきました。

ですので、これまで以上に

時間とエネルギーを割いて、

環境の分析をしなければいけないと思います。

 

2. 不動産(物件)自体を観察する

  (ミクロ的)

稲盛氏の言葉

「その歩留まりをよくするためには、

必死になって製品を見る、観察をする。

すると、その製品はどこが痛いと言っているのか、

どこでケガをしたのか、観察する観察者に対して、

客体が語りかけてくれる。

そしてその原因がわかるという。

今、『語りかける』という擬人法を

使いましたけれども、事実、

そのような心境になるぐらいの真剣さで

自分の製品を見ることが、

たいへん大事だと思います。」

→ 当方のコメント

私は昨年、地震の被害にあった能登に、

復興作業のお手伝いに行きました。

壊れた家を一軒一軒みてまわり、

その家のなかに入り、

柱の一本、一本、ふすまや障子の一枚、一枚を

じっくりとみていきました。

 

私は30年以上、

この不動産の鑑定評価という仕事をしていますが、

あらためて、個別の物件の見方、

観察の仕方を教わったように思います。

どうすれば被災者にとって、

少しでも苦しみを和らげられるような

「被害状況査定」になるのか、

いつも考えながら作業をさせていただきました。

どのような人が、どのような思いで

この家を作ったのか、

復興支援活動の最後の方になると、

そのような想像がわいてくるようになりました。

こうした細かい観察は、

物事を完成させていくために、

とても大切だと思いました。

 

3. 人の話に耳を傾ける

  (マインド的)

稲盛氏の言葉

「『机はスクエアになっているのに、

その一辺に平行にモノを置かなければ、

あんた、気分が悪いでしょう。

バランスがとれていないのだから、

気分が悪いでしょ。四角のところには、

四角であるように置きなさいよ』

そういうことを言って、

例えば鉛筆箱が斜めを向いていたら、

それを机と平行になるように置き直すわけですが、

もうそれが有名になってしまって、

私が現場に行くと、みんな、

すぐに机の上にある紙を真っ直ぐに置き直すのです。

これは『調和』なのです。

私はよく『愛と誠と調和』と

色紙に書いたりしていますけど、

四角の机の上で、

モノがあっちを向いたり、

こっちを向いたりしている。

それに違和感を覚えない感覚では、

いい製品を見ることもできなければ、

作ることもできないのです。

机の上に置いてあるものが

バランスを失っているから、

自分はそれが非常にイヤに感じ、

落ち着きがなくなる。

きれいにバランスがとれていたときに

初めて自分も落ち着くけれども、

バランスを失っている場合には落ち着かない。

そういう調和のとれた感覚をしているから、

現場において製品を見ても何を見ても

『おかしい』とわかるわけです。

調和がとれていないものでも、

おかしいと思わないような感覚で

品物を見たのでは、

不良や異常が見付かるわけがない。

ですから、自分の感覚を正常にバランスさせる、

調和をとらせるために、整理整頓ということを

口やかましく言っていたわけです。」

→ 当方のコメント

不動産の価値を判断するには、

その不動産を使っている人、

あるいはその地域に住んでいる人、

その地域を、よくよく知っている方の

意見を集めます。

人のお話を聴く場合は、

その方の主観的な意見と、

客観的な事実をクリアにして(区別して)、

丁寧に話をきいていきます。

 

このように区別しながら、時には共感し、

時には地元の方の感覚を分析する。

こうすることで、

ここで稲盛氏がおっしゃっているように、

我々の中に調和の感覚が芽生えます。

そうした調和の感覚をもって、不動産をみると、

表には現れていないけれども、

価値に反映させた方がいい、

という不動産の価格を構成する要素が

わかってきます。

ある物件は、

駐車場に車を停めるのが大変である。

ある物件は、

進学校と名高い公立校の学区なので、

そこに住所を持ちたい親がたくさんいる。

地盤が柔らかくて、

地震の際には液状化した家が付近にはある。

地域や物件に住む方に、

細かくヒアリングをすることで、

このような内容を収集していきます。

そして、こうした取材結果は、可能な限り、

レポートに表現するようにしています。

こうすることで、精度が高い、

不動産の分析が可能になるのではないか、

と思います。

 

 

さて、まとめますと、

弊社のようなサービス業であっても、

商い(あきない)の対象となるものを

深く分析することで、

サービスの質を上げることができます。

それは広域(マクロ的)かつ微細(ミクロ的)

な視点のみならず、

マインド的に、「人の感性」に訴える情報を

価値に反映させるということです。

このようなアプローチで、

我々のサービスの品質向上に

努めていきたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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