こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「一生懸命に働くということは、

勤勉であるということであり、

仕事に対する態度が常に誠実であるということです。

私たちが本当に心から味わえる喜びというのは、

仕事の中にこそあるものです。仕事を疎かにして、

遊びや趣味の世界で喜びを見出そうとしても、

一時的には楽しいかもしれませんが、

決して真の喜びを得ることはできません。

人の一生の中で最も大きなウエイトを占める

仕事において充実感が得られなければ、

結局は物足りなさを感じることになるはずです。

真面目に一生懸命仕事に打ち込み、

何かを成し遂げた時にこそ、

他には代え難い喜びが得られるのです。」

 

なぜ真面目に仕事に打ち込まないといけないのか、

その理由を稲盛氏は簡潔に説明しています。

 

1 人生を豊かにする

2 人格をつくる

3 心を美しくする

 

一つずつ説明します。

 

1 人生を豊かにする 

「つまり、名人、達人とは仕事ができるだけではなく、

その人の心、精神状態が非常に崇高なところにまで

高まっている人たちなのです。

良いものが作れるというだけでは、

持っている技能が高いということはできても、

名人とまでは言えません。

技能ももちろん優れているが、

その人が持つ心の状態がその作品にも反映し、

人を感動させ感銘を与えるような素晴らしいものを作る。

それが名人、達人です。それはまさに真面目に

一生懸命仕事に打ち込んでいなければ作れないものなのです。

『仕事だけが人生ではない、趣味や娯楽も必要だ』

という人もいます。しかし私に言わせると、

それは本業である仕事に打ち込むことのできない人が、

その代替として、趣味などに自分の喜びを

見出そうとしているだけなのです。」

→ 極めること、ある域に達すると、

人に感動を与えることができるのではないか、と思います。

その域にいけるかどうかはわかりませんが、

創意工夫を重ね、考え、実行して、少しづつ改良を重ね、

このような域を目指していこうと思います。

山の頂上からしか、下の景色は見れません。

下にいたら、頂上の景色は一生わかりません。

自分の人生、素晴らしい景色を見ようと思うのかどうか、

そのために階段をすこしづつ上っていこうと思います。

 

2 人格をつくる

「例えば努力家で謙虚であった人が一度権力の座につくと

人が変わったように傲慢になってしまい、

晩節を汚すケースがよくあります。

一方、前半生に世を拗ねて渡り、

反社会的な生き方をしてきた人が、

あることをきっかけに心を入れ替え、

苦労を重ね辛酸をなめながら、

晩年には素晴らしい人格者になった例もあります。。。。

私は人格とは多くの知識を詰め込むことではなく、

日々の労働を通じて向上させることができると考えています。

つまり私たちは一生懸命に働くことにより、

生活の糧を得るだけではなく、

人格を高めることもできると考えているのです。」

→ 世界には、真面目に一生懸命働くことは、

労働者階級の仕事であり、

知的階級は労働にあけくれるべきではない、

余暇をたのしまなければならない、という考え方があります。

けれども、人間や生き物の本質を考えてみると、

群や仲間のために、自分の特性をいかして働き、

集団や他の個体を生かす、このような役割が埋め込まれていて、

こうした役割を発揮することで、真の幸福を感じるように、

人間はできているのだと思います。

自分の働き方、仕事への取り組み方を、

もう一度考えてみたいと思います。

人々は自己啓発の方法論を求めますが、

一生懸命働くことが、一番の自己啓発方法であると思います。

 

3 心を美しくする

「禅宗ではお寺の雲水は食事の用意から庭掃除、

お堂の掃除に至るまで、あらゆる作業をします。

それらの作業はそれぞれが修行であるとして

禅宗では重きを置いているのです。

それは一心不乱に仕事をする、

真面目に一生懸命に仕事に打ち込むことが、

禅定つまり座禅を組んで精神統一を図り、

精神を高揚させていくことと同じだという考えに

基づいているからです。真面目に一生懸命に、

というのは、あることに打ち込んで

必死に努力するということであり、

そのような努力が人間というものを大変立派に

するのだということで、お釈迦様は修行の一番目に

「精進」を挙げておられるのです。」

どんなことでも、心を込めて一生懸命にやる、

これはとても大切なことだと思います。

弊社は不動産業を営んでいますが、

大きなお金が動く業界ですから、

いろいろな方が市場に参画します。

よからぬことをたくらむ人たちもいます。

でも、その中でも、いつも「誠心誠意・一生懸命」

モットーに頑張りたいと思います。

こうすることで、心や魂を磨いていきたいと思います。

 

さて、まとめますと、

真面目に一生懸命に仕事に打ち込むことは大切です。

それは、自分の人生を豊かにし、人間としての人格を高め、

最終的には心を美しくする修行にもなるからです。

これを絶えず自分の心に落とし込んで、

胆識としたいと思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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