こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「論語のなかにもうひとつ、
『君子は義に喩り(さとり)、
小人は利に喩る(さとる)』
という言葉が出ています。
君子は義に基づいて行いをするけれども、
商人は利に基づいて生きていくという意味です。
君子は利を追いかけているようにみえて、
実は義を追いかけている。一般の人からは
『あの人は利益を追求している』
とみえるかもしれないが、立派な人というものは
利益を追求しているのではなく、
義を追求している。
義を追求すれば利がついてくる。
人間としての正しい道を貫けば、
自然に利益はもたらされるのだ。
『あの人は利益を追求している』
といわれるかもしれないが、そうではない。
偉い人、立派な人は義を、
人間の正しい道を追求している。
その結果として、利益がついてきているのだ。
本当の人間は常に義を追っている。
利を追っているようにみえて、
実は義を追っているのだ。
利のことしかわからないような小人とは違う。」
(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)

ここでは、稲盛氏は、利と義について、
中国の古典を例にとって、お話をされています。
「義にさとる」とはどのようなことか、
それは、次のことを実践していくことだと思います。
1 相手の利益を考える
2 思いやりの心をベースにする
3 素直・誠実・謙虚に考える
一つずつ、さらに深く説明します。
1 相手の利益を考える
稲盛氏の言葉
「そんなバカな、とお考えかもしれませんが、
先ほど『利によりて行えば恨み多し』
という論語の言葉を紹介しましたね。
自分の利益をベースに物事を考えれば
多くの恨みを買ってしまう。ですから、
自分の利益ではなく相手の利益を考えて結論を出す
ということを、
私は京セラの経営のなかでやってきました。」
(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)
→ 当方のコメント
これは、最終的に相手に動いてもらう、
ということの極意だと思います。
力をもって無理やり相手を動かすこともできます。
ですが、相手が気持ちよく行動したいと思う、
そのような方向付けをしていく、
この重要性を、
稲盛氏はここで強調しているように思います。
力ではなく、道理や相手の心理に働きかけて、
相手の行動を自然に促すような流れをつくっていく、
そのためには、
相手の立場にたって考えること、
言い換えると相手を読むことが
必要になるのだと思います。

2 思いやりの心をベースにする
稲盛氏の言葉
「物事を判断する側の心の根底には、
「思いやりの心」「慈しみの心」
がなければなりません。
仏教でいう慈悲の心、愛の心が必要なのです。
そして、そういう心で最終判断をすることが、
何にも変えられない、
よい結論を出していくことになっていくのだと、
私は思っています。」
(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)
→ 当方のコメント
長所は短所になり、
また同時に短所は長所になる、
ということかもしれません。
相手を思いやれば、
相手が本当に、潜在意識の深いところで、
何に恐怖を感じているのか、
何を一番恐れているのか、
弱点が何なのか、
これが見えてくるように思います。
相手の弱点が見える、
そこに慈しみの心がでてくる、
そのようなことを、
稲盛氏はおっしゃっているように思います。
今一度、稲盛氏が下した判断や方向性について、
よく見てみたい、そこから学びたい、
と思いました。

3 素直・誠実・謙虚に考える
稲盛氏の言葉
「お客さんと交渉する、
従業員を説得することがありますが、
そういうときに最も大事なことは、
誠実さであり、謙虚さであり、素直さです。
同時に、思いやり、慈しみの心です。
そういうものがキーポイントになるわけですが、
物事を決めていくときには、
やさしい思いやりの心を持つことが
非常に大事だと思います。」
(「稲盛デジタルライブラリー」から引用しました。)
→ 当方のコメント
誠実、謙虚、素直、これらの態度は、
まず自分自身に対して向けられているのか、
これを最初に考えてみたいと思います。
自分の「本心」と本当に、ガチで対話したのか?
自分の欲望、虚栄心、恐怖、不安、
寂しさ、悲しさ、焦り、羞恥心、
このような感情と向き合ったのか?
これらを否定せずに、
自分で自分を受け入れたのか?
自分とは、このように弱きもの、
欲望に押しつぶされるものである、
これを客観的にみて、受け入れてあげたのか、
このような心のケアが大切だと思います。
そのうえで、
自分が自分のカウンセラーのようになって、
自分の感情に寄り添う、
このようにすることで、
自分自身の心や態度が
変わってくるのではないかと思います。

自分を受け入れることは、
誠実、謙虚、素直な行動を促すことに、
つながっていくように思います。
すべての因(いん、結果を生むもの)
は自分にある、と考えて、
自分自身を振り返ってみたいと思います。
さて、まとめますと、
利益ではなく、人の道を考えて決断を下す、
その場合に必要なのは、
謙虚、素直、誠実という要素、
相手に対する思いやり、
さらに相手の利益を考える
という相手を読む力
ではないかと思います。
私は特に、謙虚・素直・誠実が
できていないように思いますので、
注意して取り組みたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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