起業したのはいいけれど、何だか、
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今日は、値段の決め方について考えてみたいと思います。
私の尊敬する、
―値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点である―
値決めは、製品の価値を正確に判断した上で、製品一個当たりの利幅と、販売数量の積が極大値になる一点を求めることで行います。またその一点は、お客様が喜んで買ってくださる最高の値段にしなければなりません。
こうして熟慮を重ねて決めた価格の中で、最大の利益を生み出す経営努力が必要となります。その際には、材料費や人件費などの諸経費がいくらかかるといった、固定概念や常識は一切捨て去るべきです。仕様や品質など、与えられた要件をすべて満たす範囲で、製品を最も低いコストで製造する努力を、徹底して行うことが不可欠です。
値決めは、経営者の仕事であり、経営者の人格がそのまま現れるのです。
今もう一度読み返してみると、値決めについての重要なポイントが書かれています。
1)製品の価値を正確に判断すること、
2)製品一個当たりの利幅を求めること
3) 上記1の価格での販売数量を的確に予測すること
4)利幅と販売数量の積が極大値になるように価格をシミュレーションで決定していくこと
5) さらにその価格は、顧客が喜んで買ってくれる最大限の価格でなければならないこと
このようなことが、値決めのポイントとして指摘されています。
自分が今、このような観点で値決めを行っていたのかどうか、これを考えています。
1) 今年は、この報酬では時間がかかりすぎて割に合わないなという仕事がありました。けれどもこれは、お客様に私たちの仕事の価値をわかっていただくためには、ある程度必要な支出であったのかと思います。お客様が我々のサービスに満足していただき、契約を長く続けていただければ、それなりに採算があってくるのかとも思います。また、弊社が、不動産投資プロジェクトに共同事業者として投資させていただくという選択肢もあります。ここで一定の利益を確保する、という視点で取り組めば、短期的に見た報酬の安さは相殺されるのではないかと思います。
2) とすると、自分たちの利幅を確保するために、いかに人件費や経費の部分を削減することができるか、これがやはり鍵になってくるのだと思います。人間一人の力には限りがありますので、いかにアウトソースなど適切な措置を講じて、経費の管理を行っていくのか、これもとても重要になると思います。
3) 販売数量、ビジネスを拡大していくにはこの販売数量をあげなければいけません。コンサルタント業の場合、この潜在的な顧客を把握し、きちんとここにアクセスしていく、この流れを作ることが大切なのかなと思いました。
4) 利幅と販売量の積が最大になるように価格を決めていく、という事ですが、サービス業の場合は、提供する製品も個別性がありますので、どのようにこの原則を適用するのか、考えていきたいと思います。
5) お客様が喜んでくれる最大限の値決めをする、という事ですが、これはお客様の思いや判断基準、ここをしっかり理解する必要があると思っています。これをしっかり行えば、自然とこの価格ならば妥当だと思ってくれる、この確信が持てるのではないかと思います。
一生懸命学んで実践していこうと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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