こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「そのような時代背景の中で、

京セラフィロソフィーというストイックで、

また真面目くさった厳しい生き方を要求していくと、

若い従業員たちの間からは、

『何でそんなことを押し付けられなければいけないのか。

京セラという会社は思想統制をするのか。

どのような考え方を持とうとそれは個人の自由ではないか』

という声が出てきたのです。

本来、自由であるべき思想・考え方を

『我々はこういう考え方をしよう』

というものですから、

従業員から大変な反発を受けました。

特に大学を卒業したインテリであればあるほど

強く反発してきたのです。」

 

令和の現代では、パワハラや個人の主義主張に

関与することのタブーがより注目され、

議論されています。

上記のような反発を受けた場合、

どのように考え、スタッフに説明したらよいのか、

稲盛氏は次のような理由をあげています。

 

1. 修身や道徳(人間としてのありかた)を基本としていること

2. どんな人生を目指すかで考え方がちがうこと

3. 実績に裏付けられていること

 

 

ひとつづつ説明します。

 

1. 修身や道徳(人間としてのありかた)を基本としていること

「戦前の教育では修身や道徳といった授業があり、

考え方として何が正しいのかということを教えていました。

ところが、そういう教育は戦後に入って

すべて否定されてしまいました。それは、

戦前の日本政府がこの修身とか道徳を利用して、

軍国主知の思想教育をしていったからです。

しかし、本来「考え方」とは、

たいへん大事なことだと私は思っています。」

→ ここ10年の世界の動きをみてみると、

「修身や道徳をどう考えるのか」が中心になってきた、

この一言に尽きると思います。

自然界では、人は一人きりで生きていくようには

作られていません。

集団を作り、家族を作るようになっています。

フィロソフィはこうした人間としての在り方を

説いている、これをスタッフさんに

説明することが大切だと思います。

 

2. どんな人生を目指すかで考え方がちがう

「『君と稲盛君とでは比べようがないのだよ。

君のそういう考え方で、京セラと同じくらいの

規模の会社経営をやっているのなら、

それは議論になるかもしれない。だが、

君は二代目として親から引き継いだ商売をし、

また、経営規模や収益性についても

京セラにはるかに及ばない。

だから、稲盛君の考え方と君の考え方では

比べようがないじゃないか』

(ワコールの)塚本さんはこのようなことを

言いたかったのではなかったのか

と後で私は気づいたのです。」

→ 稲盛氏は、世界一を目指すのであれば、

そして本当に幸福な人生を目指すのであれば、

それなりの考え方、哲学が必要であると

何度もおっしゃっています。

弊社は、世界で最も信頼される、

不動産アドバイザーを目指しています。

どういうことが「世界で最も信頼される」

ということになるのか、日々考えています。

難しい仕事、人が断る仕事も積極的に引き受けます。

そして、断られても何度でも頭をさげ、どうすれば、

困難なハードルがさがっていくかを真剣に考えます。

このようなことを習い性にすれば、

自然と、次回も必ずあなたの会社に頼みたい、

と言ってもらえるのではないかと思います。

そのためにも、稲盛氏がおっしゃっている

「登る山を決める」ことがとても大切だと思いました。

 

3. 実績に裏付けられている 

「京セラを創業して二十年くらいたったころから、

一流大学を出てきた人たちも、

あまり反発をしなくなってきました。それは

『こういう考え方で一丸となって会社経営を

行ってきた結果、このような立派な会社になった』

という実績があるものですから、

反論できなくなってしまったからだと思います。」

→ 実績に裏付けられている、これが一番強いです。

それでも、ひねくれた方たちは、京セラは

たまたま時流にのっただけだというのだと思います。

しかし、会社の中でフィロソフィを実践する人たちが主流になり、

チームを引っ張り仕事を進めていきます。

フィロソフィでまとまっているチームが

業績をあげていけば、それを側で見ていた人たちも

事実を認めざるをえなくなります。

このような実績を示すことが大切、

と稲盛氏はおっしゃっているのだと思います。

 

 

さて、まとめますと、

フィロソフィを強要することは一見、

思想統制のように見えますが、

人間としての在り方をとい、

人生の目標を高くし、

実績を示していけば、

社員に

「会社にフィロソフィを浸透させることの真意」

を理解してもらえるのではないかと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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