ここまで頑張ってきたのに、あとは新しく人を入れるからいい?あの社長、人間じゃない!!こんな怒りがふつふつとしてきたら、あなたの怒りの緩衝材、ユキーナ ・サントスです。

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今日は経営のお話です。新規分野に優秀な人(リーダー・管理職)を雇うかどうか?これです。経営者の方なら、今まで一度は考えるテーマではないでしょうか?

ずばり、このように思います。能力よりも心、考え方、考え方があっている方なら、どのポジションでも採用して可、能力だけのリーダーは長続きしない

 

これは私の言葉ではありません。

偉大なビジネスリーダー、京セラの名誉会長、稲盛氏の言葉です。

ある経営者が、能力がある人を採用したい、でも既存の幹部が反対している、というお悩みを打ち明けました。その時の稲盛氏のコメントです。

「今度のこれをするためには、優秀な頭脳の人物がいる。それは採用しようと思うがどうだろう?

「採用した人を、どうされるのですか?

「私の側近にする。私がしたい事は、皆さんでも越えられない壁だ 。」

これでは、社員は良い気持ちがしません。
「皆さんが嫌ならばやめる。皆さんが心の狭い集団ならば、仕方がない。うちは中小企業のまま終わろう」
「その人を連れてきてください。われわれはその人の下で働いても構いません。みんなで会社を世界一にしようと、いつも言っているのではないですか?」
「皆さんがそう言うのなら雇おう。」
これは説得のための技法ではなく、心から愛情が溢れているから言うのです。

優秀な人を採用しましたが、結局、現在1人も残っていません。

不思議なもので、残っているのは、それを許してくれた、一緒に苦労してきた連中ばかりです。

その石垣がしっかりしているから、京セラは今でも盤石なのです。」


はっとさせられました。

実は私も、今の外注先の方の働きに満足していなかったのです。そして、パソコンなどのスキルがある方をしっかり雇おうか?このように考えていたのです。

自分がリーダーとして、やることを全然やっていないで、人に文句を言っていた、その自分を恥ずかしいと思いました。

本当に1番最初の辛い時から一緒に頑張ってきてくれた外注先の方に、申し訳がないような気がしました。

今回のお話にも出てきていますが、能力ではなく、考え方が会社の目指す方向と合っている方ならば、自分のビジネスの中に入ってもらうのが自然だと思いました。

そして、「このようなスタッフの方と一緒に、きちんとゴールを目指すのが私の役目」だと今、改めて気づきました。

最初から、自分と一緒に頑張ってくれた人たちを「最高の仲間」として、

一緒に学び成長していくこと、これが経営の意義ではないかと思います。

 

それができずして、能力だけに着目して、その後は、

結果が出ないのは、仲間のせいだとしている自分の愚かさを思いました。

能力のあるものが補って、全体をうまく回していく、これがマネジメントだと、

合気道の山口先生もおっしゃっています。

人材について、改めて考えさせられました。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。