こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「私はよく、袁了凡 ( えんりょうぼん ) の

『陰隲録 ( いんしつろく ) 』を引用して、

人生をいかに生きるかということを、

皆さんにお話ししてきました。

人には、それぞれ皆

運命というものが定まっています。

その定められた運命に導かれて、

人生を歩いていきますが、その中で、

いろいろなことに遭遇します。

人生とはまさに波乱万丈、

健康かと思えば病に侵されたり、

仕事が順調かと思えば、

思わぬトラブルに巻き込まれたりします。

そのときに、

善いことを思い、善いことを実行すれば、

運命というのはいい方向に変わっていきますし、

悪いことを思い、悪いことをすれば、

運命というのは悪い方向に変わっていきます。

ならば、生まれたときから持っている

運命のままに生きる必要はないのであります。

「因果応報の法則」に従い、

なるべく善いことを思い、

善いことを実行するように、

日々努めていくことが、

人生を幸せに生きていくための

絶対条件であるということを、

私はことあるごとに皆さんにお話ししてまいりました。」

(稲盛デジタルライブラリーから引用しました。)

 

人にはもって生まれた才能や運があります。

けれども、どれほど素晴らしい才能をもっていても

結局は不幸な人生を送る人もいます。

稲盛氏は素晴らしい経営の才能と

運に恵まれていました。

その才能を発揮し、運( 他力 )を引き寄せる鍵

について考えてみたいと思います。

 

 

1. とことん勉強、研究する(誰にも負けない努力)

2. 素直な心(反省のある毎日)

3. 心を清く美しくするたゆまない努力

 

 

一つづつ説明します。

 

1. とことん勉強、研究する(誰にも負けない努力)

「評論家やジャーナリストの中に

次のような的外れなことをいう人もいました。

京セラがこれだけ発展し立派になったのは、

たまたまち時流に乗っただけだ。

ファインセラミックス時代の到来に合わせて、

たまたま私がそれを扱っただけのことだ、

つまり時代の流れに乗ったから京セラは成功したのだ

というのが評論家たちの意見だったわけです。。。。

しかし私はファインセラミックスの

時代を作ったのは自分だと思っています。

アメリカを中心に世界中のセラミック関連

あるいは材料科学関連の分野で、

私は幾つも賞をいただいています。

論文を出しているわけでもありませんし、

国際的な学会に頻繁に顔を出している

わけでもない私が学会で最高の賞をもらう。

それは20世紀後半に

稲盛和夫という男がこの世に現れたことで、

ファインセラミックスという分野が

脚光を浴びるようになった。

そして若い研究者達もこぞって研究するようになって、

ファインセラミックスの可能性が広がり、

新材料として熱い注目を集めるようになった。

このような理由で評価されているのだと思います。

例えば自動車のエンジンにセラミック部品を使うなど、

初めは誰にも考えが及ばなかったことです。

それを私が開発してみようと言い出し、

事実、成功させた、その結果、

さまざまなところから最高の賞を

いただくようになったわけです。」 

→ 稲盛氏はこのようにもおっしゃっています。

「ぼろ会社に一人残ってしまった。

このまま境遇を嘆いてもしょうがない。

それならば、セラミックスの研究に没頭してみよう。」

こうして研究室で寝泊まりしながら

実験に明け暮れたとおっしゃっています。

そして、その後、盛和塾の塾生たちに

「セラミックスのことなら

誰にも負けないくらい学び、理解した」

とおっしゃったそうです。

また、神様がみていて、

「助けてやろうか」

と思うほどひたむきに愚直に努力をする。

ともおっしゃっています。

私は、ひたむきな努力、

学びを綿々と続けていきたいと思います。

算命学でみると、稲盛氏の命式は

大成功を収めることができる宿命にありました。

しかし、稲盛氏もおっしゃっているように、

宿命がそうだからと言って、

そのような人生を歩むとはかぎりません。

与えられた宿命を生かす条件があります。

その条件の一つが、

この一つのことを、

他の追随を許さないほど究める、

学ぶということです。

知識と経験をつみ、

競合他社からはるかに抜きんでること、

努力を究めること、この条件を満たしたので、

素晴らしい成功があったのだと思います。

 

2. 素直な心(反省のある毎日)

「素直な心とは、自分の至らなさを認め、

そこから努力する謙虚な姿勢であり、

それこそが成功の鍵なのです。」

→ 稲盛氏は、毎日に毎日、鏡に向かい、

自分自身の邪な心を叱っていたといいます。

「お前は、またそんなことを考えているのか!!」

と自分で自分に喝を入れていたそうです。

人は易きにながれ、油断ができ、魔が差します。

こうした自分の至らなさを認め、

心を柔らかくして学びを受け入れる、

このようなことが本当に大切なのだと思います。

稲盛氏の真似をして、

自分も毎日反省をしたいと思います。

 

3. 心を清く美しくするたゆまない努力

「第二電電の創業に当たっても、

私はこの京セラフィロソフィーを

唯一の武器として携え

敢然と立ち向かって行きました。

その時、京セラの幹部達に

こういったことを覚えています。

『私には電気通信の知識も技術も何もない

そんな男が電気通信事業で采配を振って

成功するなら、京セラフィロソフィーが

正しかったことの証明になるだろう。

だからやってみたいのだ。』

本当にこの京セラフィロソフィーだけで、

そんな大きなことを成し遂げられるのか、

第二電電はまさに心がどれほど大切なものかを

証明するための私の人生の後半をかけた

チャレンジだったのです。」

→ これが、稲盛氏が大成功を収めた二番目の理由です。

稲盛氏の命式には、

心が濁りやすい要素がたくさんありました。

そして、命式のあらゆる要素が、とことん綺麗に

清く保っていないと良さを発揮できない、

という性質のものでした。ですから、

細心の注意を払って、全身全霊をかけて、

心を高めること、綺麗で美しい心を保つことを

継続されていたのだと思います。

稲盛氏はご自身の経営者人生を振り返って、

「理念を高め続ける日々だった」

とおっしゃったと聞きました。

それは、この心の浄化を

凡人が考えつかない方法で

究めていらっしゃったからだと思います。

 

 

さて、まとめますと、

無限の可能性を信じ

自分の宿命を最大限に生かすには、

その条件があります。

誰にも負けない努力をし、

素直に謙虚に人の意見に耳を傾け、

日々反省し、心の浄化に全力を注ぐこと、

このような姿勢が

自分の無限の可能性を生かす具体的な方法

だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 こちらのブログの内容は、メルマガで配信しています。
 メルマガをご希望の方は、下記リンク より お申し込みください。

 

 

 

不動産についてのお役立ち情報を、動画で配信しています。

不動産の初心者の方にわかりやすく、基本的な内容を説明しています。

皆様からのご質問も受け付けています。

友だち追加

tomizukayuko07

@462ctofn

 

 

ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介は こちら

不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みは こちら

経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みは こちら

女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みは こちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら