こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、合氣道大家で、

山蔭神道宮司でいらっしゃった

佐々木将人先生*の著書、

「日本人よ母心に帰れ」から、

標記テーマをとりあげたいと思います。

佐々木氏のお言葉は

「」で引用させていただいています。

 

「幼き頃の山や川、道までも、

何十年ぶりで帰ると、

小さく見えるのと同じように、

幼き頃の父、母を夫婦に探しても、無理である。

父は尊敬

母は愛

夫婦は他人にして、和は相対の結びにある。

されば互いに和顔愛語と尊敬を怠るなかれ

夫婦は、他人であり、

相反する男と女だから結ばれるのである。

和は家庭の命である。

和は別離あるゆえに、和を尊ぶ。

ものは壊れるから大事に扱うのと同じように、

夫婦は最も近い他人であることを忘れず、

常に愛語と尊敬で、

壊れやすい家庭を守るべきであろう。」

 

経営も、まず家庭の和を保つことから

始まると思います。

このように佐々木先生がおっしゃる

「和」を保つには、

次のような過程が大切だと思います。

 

1 自分の中の男性女性のイメージを認識する

2 男女の違いを認識する

3 女性から改革する

 

 

一つずつ、さらに深く説明します。

 

1 自分の中の男性女性の

  イメージを認識する

佐々木先生の言葉

「 男が、若い時に年上の女を恋するのは、

お母さんを感じるからである。

女は、若い時は年下の男を可愛がる。

それは母性本能である。

三十歳過ぎると、年上の男に惹かれる。

それは幼き頃の偉大なる父、

何でも知っていた強く、

たくましい父を感じるからである。」

 

当方のコメント

→ 私は、心理学やブロック解消について学び、

これまで何人かの方の

カウンセリングをさせていただきました。

これらの学びから考えると、人の結婚には、

それぞれその人が持っている

男性感や女性感が現れています。

女性とはこうあるべき、男性とはこうするべき、

夫はこうして当たり前、妻はこうするのが当然、

このような先入観をもって、相手と生活をします。

親が離婚している子供は、

その子が結婚したときも、

やがては離婚するようになるといいます。

そうすると、

幸せな結婚や幸せな人生を送ろうと考えるならば、

まずは、ご自身が持っている

自分の男性感や女性感について、

見つめ直すことも有効ではないかと思います。

過去の嫌な思い出は、

誰しもみんな、触れられたくありません。

ですが、そこに自分の未消化な感情があります。

自分が置き去りにして、蓋をした感情があります。

その感情を丁寧に取り上げることで、

自分が自分自身を癒すことができます。

 

2 男女の違いを認識する

佐々木先生の言葉

「現代は離婚が激増しているという。

それは、男女平等が原因ではないだろうか。

古来、男女七歳にして席を同じくすべらずという。

男と女は離せば離すほど、

互いに引き合って努力し、

男は男らしく、女は女らしくなる。

この自然の流れで、

男女七歳にして、席を同じくすべからず、

との自然に立脚した日本の教育が、

男女平等から、共学となった結果、

早熟な女性は、男を軽く見て、

男性は劣等感を持ち、女性恐怖症で、

青菜に塩(元気がなくひどくしょげている様子)、

鼻紙に小便(どのような非難や

恥ずかしい思いをしても、全く平気で、

反省や反応を示さないこと)

という男が多くなったのである。」

 

→ 当方のコメント

自分の話をするのは恐縮ですが、

私自身、男性の心理や考え方、

本能などを改めて学んでみることで、

夫婦関係改善につながったような気がします。

男性は、家族を養い、

家庭を守るために、仕事をします。

仕事は、必ずしも自分の好きなことではないため、

男性にとって仕事での

エネルギーの消耗は激しいです。

男性は、この消耗したエネルギーを

補う行動を無意識のうちにとるようになります。

どのようなことで消耗したエネルギーが

満たされるかというと、女性から、

「尊敬され、頼られ、信用される」ことです。

ここでエネルギーがチャージできないと、

ゲームやギャンブル、お酒などで、

枯渇しているエネルギーを補おうとします。

こうした男女の違いを認識していくことが、

家庭の和を保つための重要なことではないか、

と思います。

 

3 女性から改革する

佐々木先生の言葉

「お母さんのいない子供も、夫も哀れである。

丈夫で長生きする事はもちろんだが、

子供を忘れて、一時的な夫婦の感情で別れて、

子供に寂しい思いをさせてはならない。

人は全て母のへそとつながり、

へその緒は先祖、そして宇宙と結ばれている。

この世は母が中心である。

草ですら、めしべが中心にある。

大地は動植物を産み育てるが故に、母であり、

すべてのものが母を中心に結ばれている。」

 

→ 当方のコメント

ここで佐々木先生が

おっしゃっていることを考えると、やはり、

家庭や会社、組織などを変えていくのは、

女性からではないかと思います。

上記の一番、二番に女性が気づき、

女性が自分の行動を変えていくことで、

家庭が変わっていきます。

家庭が変わると、

子供や夫が変わっていきます。

そうすると、

そこから会社(学校、企業や組織)も

変わっていき、

社会も変わっていくのではないかと思いました。

 

 

さて、今回のお話をまとめますと、

男性女性それぞれが、

自分が異性に持っているイメージを明らかにし、

感情の解放を行う、

男女の違いを理解し、

女性が積極的に自分の行動を変えるようにする。

特に感情を解放することで

潜在意識が書き変わると、

自分の行動は変えていきやすいと思います。

私自身も、まだまだできていないので、

積極的に変えていこうと思います。

 

 *佐々木将人先生 
 
 昭和4年山形県長井市に生まれる。
 苦学の末、中央大学経済学部・同法学部専攻科卒業。
 防衛庁事務官を退職後、
 合気道開祖・植芝盛平翁と出会う。
 武道と人間の修行に打ち込み、合気道師範となる。
 その間、人生の道を求めて滝行、
 坐禅、「一九会」、「稜威会」と修行に励み、
 ついに人生の師・中村天風先生と巡り会い、
 師事する。
 縁あって、山蔭基央先生と結ばれ、
 山蔭神道の神官となり、上福岡西宮宮司を勤める。
 昭和52年フランス政府文化庁に招かれ、
 パリの「人間性回復道場の神道教授として渡仏。
 同60年再渡仏。合気道指導の傍ら、
 武道、茶道、華道など日本民族の
 誇りうる伝統文化と人の道を説く
 「佐々木説法」で全国を奔走。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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