こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「私が京セラを始めた当時は、
お金も何もありませんでしたから、
『倹約を旨とする』という考え方を
従業員に説いていたのは、当然だったと思います。
では、創業から40年が経ち、
連結決算で7000億から8000億という
売り上げ規模になり、800億円近い利益が
でるようになってからでも、なぜ、
『倹約を旨とすべし』と言うのか、
そして、なぜにまだそれが実行されているのか。
人間の考え方とはどんどん変化していくものです。
成功して環境が変わっていくに従って、
その人の考え方も変わり、次第に堕落していく。
そして、せっかく成功させた事業を失敗させ、
会社をつぶしてしまった。
そのようなこともあり得るわけです。
つまり、経営者が持つ考え方は変化するものであり、
それに従って経営状態も変わっていくのです。
『倹約を旨とする』という考え方も非常に地味で、
今の京セラにとってはけち臭い感じがします。
けれども、この考え方は、売上げが
何千億円という世界規模の企業になっても
変えてはいけないものなのです。
企業の根幹となる考え方とは、
環境によって変わっていくものではない、
私はそのように思います。」
今回の話は、弊社の新規事業である、
算命学を使った
ビジネス・アドバイザリーサービスと
深く関わってきます。
算命学とは、我々の生年月日から
宿命、運勢、運命を読み解いていくもので、
稲盛氏も度々、昔の中国の、
袁了本という人物の逸話などで説明されています。
この逸話でつたえているのは、
宿命が良くなくても、自分の考え方と努力、
行動によって運命は変えられる、
というものです。
算命学はまさに、
この自分の考え方と行動が、
人生を作っていく、
ということを、科学的な理論で説明しています。
そして、この算命学の中には、
天中殺という考え方があります。
この天中殺があると、
「物事が、自分の思い通りにならない」
という事象が起こります。
そして、物事が自分の思い通りにならない、
このような困難に直面して、我々は、
謙虚になる、受け身で過ごす、平常心を保つ、
このような姿勢を学び、身に付けていくわけです。
今回の「倹約を旨とする」
というモットーと関連して、
我々が身に付け、実践していく内容は、
次の3つです。
1. 財やサービスの適切な価格を考えること
2. 必要なものを必要な量だけ持つこと(断捨離)
3. 平常心を保つこと
一つずつ説明します。
1. 財やサービスの適切な価格を考えること
「つまり、採算意識とは、
まずビス一個、ナット一個は、
一体、何円なのかを知ることから始まるのです。
一個無駄にすれば、一体いくらのロスになるのか、
そういうことを把握していなければ、
採算を向上させることはできません。」
→ ある財やサービスを購入する場合、
① それが自分たちに
どのくらいの収益をもたらすのか、
あるいは、
② その財やサービスを購入することで、自分達が
どのくらいのコスト削減を実現できるのか、
そして、
③ 自分がその財やサービスから効用(メリット)
を得ることができる場合、
その効用をお金で表現すると、
どのくらいになるのか、
これらを常に考えてなければいけません。
弊社は不動産鑑定をなりわいとしていますが、
上記の三つのことは、
不動産の鑑定評価(不動産の経済価値を考えること)
を行う上で、とても重要な
基本的な姿勢だと思います。
自分たちが得ることができる満足(効用)に対して、
その値段は適切かどうか、
これをいつも考えなければいけないと思います。
2. 必要なものを必要な量だけ持つこと(断捨離)
「毎晩5,000円から10,000円程度の
食事を10年続けたって、私にとっては
何でもないはずなのに、
それは死んでもできないというくらい、
怖いことなのです。
お金がないから怖いのではなくて、
毎晩そんな高価な食事を
平気で取れる神経が信じられないからです。」
→ 人間の味覚というのは、
はなはだ、あてにならないものです。
例えば、人間は、時々、
とてもまずいものを食べないと「おいしい」
という感覚が麻痺してしまう、
ということが科学的な実験でもわかっています。
けれども人間は、おいしい食べ物を
たべているにもかかわらず、
次から次へと目新しい食事や、
希少価値のある食材などを求めていきます。
このような行動をとっていると、
家の中には、使い切っていない食材が
たくさん溢れてしまいます。
そして、食べもしないのに、
買ってしまった食材であふれ、
最終的にはこれらを捨てることになります。
これは食材に限らず、
あらゆる持ち物についていえることです。
新しいもの、便利なものを求めて、
次から次へと買う、
最終的には使い切ることができないのに、
使わないものを買っている。
自分がこのような行動をしていないか、
自分がもっているものを見直してみる
必要があると思います。
使わないものは処分するなどとして、
本当に必要なものを持つ習慣を
身に付けたいと思います。
3. 平常心を保つこと
「その人も会社を作った当初は、
おそらく倹約を旨として経営をしていたはずです。
贅沢が身に付いてしまった人間というものは、
そうやって、だんだん考え方が
変わっていってしまうのです。」
→ 算命学には天中殺という考えがあります。
大運天中殺という特定の20年間については、
次のように考えられています。
この20年間のうち、最初の5年間で、
何かいいこと、幸運なことが続くと、
その後の15年間も思いがけない運気の上昇や、
考えられないような成功が訪れます。
このような時に人は皆、自分を見失って、
贅沢三昧をしてしまいます。
例えば作曲家の小室哲哉さんなどは、
ご本人の大運天中殺で、思いがけない幸運をつかみ、
100億円近い財産を得ました。
ファーストクラスを貸し切ったり、
会社を作って海外の証券市場に上場したりと、
常軌を逸した贅沢をしていました。
そこからあっという間に坂を転げ落ち、
最後には、何十億もの借金を
背負ってしまったのです。
この対局として思い出すのは、
野球のイチロー選手です。
同じように、ご本人の大運天中殺の期間中に、
アメリカの大リーグに行き、
世界に通用する野球選手になりました。
この間、国民栄誉賞を授与するという話も、
何回かあったそうですが、
「自分は一介の野球選手であるから」
と辞退されました。
ご存知のようにイチロー選手は引退後も、
後継者の育成の分野で活躍し、
幸せな人生を送っています。
イチロー選手は、あくまでも
ずっと平常心を保っていたのだと思います。
このような行動は、
なかなかできるものではありません。
この二人の例をみてもわかるように、
大運天中殺というのは、次のことを、
天から試されている時期です。
このように、自分の人間性を試される、
試験期間だと思います。
算命学は、本当に、
人間の心のあり方を教えてくれます。
今回の「倹約を旨とする」も、まさにこのように
「私たちにツキが回ってきたときに、
どんな心持ちで過ごすのか?」
それを教えてくれるのです。
さて、まとめますと、
どんなに成功し、
金回りが良くなったとしても、
物の値段の適正性を考え、
無駄をとことん排除し、
成功しても失敗しても、
平常心を保つ、
このようなことが必要だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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